中村真崇
香川オリーブガイナーズ時代 (2011年4月29日) | |
基本情報 | |
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国籍 | 日本 |
出身地 | 福岡県北九州市 |
生年月日 | 1983年11月7日(41歳) |
身長 体重 |
183 cm 91 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 外野手、一塁手 |
プロ入り | NPB / 2011年 育成選手ドラフト2位 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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中村 真崇(なかむら まさたか、1983年11月7日 - )は、福岡県北九州市出身の元プロ野球選手(外野手)。右投右打。NPBでは育成選手であった。
経歴
[編集]プロ入り前
[編集]東筑高時代は、甲子園出場経験は無し。同級生に山本翔(元広島東洋カープ)がいる。
高校卒業後は、関西学生野球連盟に加盟する立命館大学に進学。3年時の春に外野手のレギュラーに定着すると、4番を務めリーグ戦優勝に貢献。自身は、外野手でのベストナインに選出された。第53回全日本大学野球選手権大会に出場したが、初戦敗退に終わった。3年時の秋は、三塁手としてプレー。4年時は、主将としてチームを引っ張った。リーグ通算64試合に出場、204打数59安打、打率.289、2本塁打、23打点。
大学卒業後は、社会人野球のJR東海に入社。1年目の2006年から、第77回都市対抗野球大会に出場するも2回戦で敗退。2年目の2007年は怪我で試合に出られず、また当時の監督だった家接順也[注釈 1]の「プロを目指す場所ではない」という方針の元でのチームプレーばかりを徹底させる練習に疑問を感じ[1]、3年目の2008年途中に退社。
独立リーグ時代
[編集]2008年9月3日、地元球団である四国・九州アイランドリーグの福岡レッドワーブラーズに入団した。
2年目の2009年、4番として打率.361を記録。首位打者のタイトルを獲得し、一塁手でのベストナインに選出された。このときの打率.361は、当時リーグのシーズン記録であった[注釈 2]。同年のシーズン終了後、球団が経営難により翌シーズンからのリーグ戦参加の休止を表明していたため、それに伴う救済ドラフトで香川オリーブガイナーズへ移籍。
2010年は、5月に骨折で戦線離脱したものの、復帰してから首位打者争いを繰り広げる。最終戦で逆転され、2年連続での首位打者獲得はならなかったが、リーグ2位の打率.343の成績を挙げた。グランドチャンピオンシップでは3本塁打を打ち[2]、独立リーグ日本一に貢献した。これは現在も個人のシリーズ最多本塁打記録である[注釈 3]。また、2年連続でベストナインに選出された。
2011年は、キャプテンとしてチームを引っ張り、打率.303、10本塁打を記録。また、外野手としてベストナインに選出された。
広島時代
[編集]2011年10月27日、プロ野球ドラフト会議で広島東洋カープから育成2位指名を受けた。同年11月7日、自身の誕生日に契約した[3]。
支配下登録はならず、入団2年目の2013年シーズン終了後、10月1日付で球団から戦力外通告を受けた[4]。同月31日、自由契約公示された[5]。
現役引退後
[編集]その後は現役を引退し、高知県に在住。福岡レッドワーブラーズ時代の同僚である西村悟が主宰する野球教室「悟塾」に参加し、高知校(月1回開催)の塾長を務めている[6]。
詳細情報
[編集]年度別打撃成績
[編集]- 一軍公式戦出場なし
独立リーグでの打撃成績
[編集]年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
死 球 |
三 振 |
打 率 |
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2008 | 福岡 | 9 | 29 | 2 | 7 | 1 | 1 | 0 | 4 | 1 | 0 | 0 | 4 | 0 | 3 | .241 |
2009 | 80 | 302 | 53 | 109 | 22 | 3 | 11 | 54 | 7 | 0 | 0 | 39 | 3 | 44 | .361 | |
2010 | 香川 | 61 | 201 | 44 | 69 | 14 | 2 | 9 | 46 | 5 | 0 | 5 | 32 | 0 | 27 | .343 |
2011 | 59 | 218 | 43 | 66 | 13 | 2 | 10 | 47 | 7 | 0 | 4 | 30 | 0 | 27 | .303 | |
通算:4年 | 209 | 750 | 142 | 251 | 50 | 8 | 30 | 151 | 20 | 0 | 9 | 105 | 3 | 101 | .335 |
- 各年度の太字はリーグ最高
独立リーグでのタイトル・表彰
[編集]- タイトル
- 首位打者:1回 (2009年)
- 表彰
- ベストナイン:3回 (一塁手部門:2009年、2010年 外野手部門:2011年)
背番号
[編集]- 55 (2008年)
- 3 (2009年)
- 33 (2010年)
- 7 (2011年)
- 127 (2012年 - 2013年)
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 福井県立足羽高等学校→福井工業大学→JR東海。現役時代は投手で、第69回都市対抗野球大会では西濃運輸硬式野球部の補強選手として出場し、大会優秀選手として表彰された。引退後は生え抜きで監督に就任していた。監督退任後は社業に専念し、2019年時点ではグループ企業の名古屋ステーション開発株式会社で営業部・企画開発課長を務めた。
- ^ 2011年に愛媛マンダリンパイレーツの古卿大知が.372で更新。
- ^ 2024年に栃木ゴールデンブレーブスの清水武蔵(登録名:武蔵)がタイ記録を達成。なお清水は1試合で記録を樹立した。
出典
[編集]- ^ “野球西国巡り:第91回 福岡・中村真崇「お手本は横浜・吉村」”. SPORTS COMMUNICATIONS (2009年12月1日). 2011年11月23日閲覧。
- ^ 「香川、連勝で王手! 甲斐がサヨナラ弾 〜独立リーグ・グランドチャンピオンシップ〜」『SPORTS COMMUNICATIONS』2010年10月24日。2023年11月20日閲覧。
- ^ “広島育成2位の中村真 28歳誕生日に契約”. スポニチ Sponichi Annex (2011年11月8日). 2011年11月23日閲覧。
- ^ “来季の選手契約について”. 広島東洋カープ公式サイト (2013年10月1日). 2013年10月3日閲覧。
- ^ 2013年度 自由契約選手(育成選手) 日本野球機構オフィシャルサイト 2013年11月3日閲覧。
- ^ “塾長”. 悟塾|福岡のプロ野球選手養成スクール. 2022年7月9日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)