中野尊正
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中野 尊正(なかの たかまさ、1920年6月25日 - 2010年6月24日)は、日本の地理学者(地形学・地図学)。(旧)東京都立大学名誉教授。正四位勲三等旭日中綬章。
略歴
[編集]台湾にて生まれる。台北高等学校を卒業後、上京する。1942年東京帝国大学地理学科卒業後、地理調査所技官に任官。
1962年10月、(旧)東京都立大学教授就任。1984年3月定年退職。
第四紀学の諸分野のうち、地形とくに平野の地形学を発展させ、さらに災害・土地保全研究を行った。
著書
[編集]- 『図説世界地理 北ヨーロッパ』偕成社、1956
- 『日本の平野 冲積平野の研究』古今書院 1956
- 『図説日本地理 中国・四国』偕成社、1957
- 『日本の地理の図鑑』講談社 1959
- 『少年少女地理 日本の国土 7 北海道地方』偕成社、1962
- 「日本の0 メートル地帯」(1963年 東大新書)
- 「日本の地形」(1967年 築地書館)
- 「地図との対話」(1978年 講談社現代新書)
共編著
[編集]- 「地形調査法」(吉川虎雄共著、1951年 古今書院)
- 「日本の自然」(小林国夫共著、1952年 岩波新書)
- 『郷土の調査法』編 古今書院 1960
- 『少年少女学習百科全集 6 世界の国々』石田竜次郎共著 講談社 1963
- 「地形の教室」(式正英共著 古今書院、1963年)
- 「地図の教室」(大久保武彦共著、1965年 古今書院)
- 「世界地誌ゼミナール、アングロアメリカ」(編、1971年 大明堂)
- 「巨大地震と大東京圏」(望月利男共編、1990年 日本評論社)
翻訳
[編集]- G.A.スチュワート編『地域の計量と評価』訳編 鹿島研究所出版会 1973
- Gilbert F.White, J.Eugene Haas 編著『自然災害への挑戦 研究の現状と展望』安倍北夫共監訳 ブレーン出版 1980
脚注
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