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中野 常男(なかの つねお、1951年 - )は、日本の会計学者。専攻は、会計史・簿記・財務会計。学位は、博士(経営学)(神戸大学)。元神戸大学大学院経営学研究科教授・元国士舘大学経営学部教授。元日本会計史学会会長・元日本簿記学会会長。大阪府守口市生まれ。
- 1992年 - 『会計理論生成史』中央経済社(単著)
- 1993年 - 『アメリカ現代会計成立史論』神戸大学経済経営研究所(山地秀俊・高須教夫との共著)。
- 1998年 - 『会計とイメージ』神戸大学経済経営研究所(山地秀俊・高須教夫との共著)。
- 1998年 - 『複式簿記会計原理』中央経済社(単著)。
- 2002年 - 「株式会社と企業統治:その歴史的考察―オランダ・イギリス両東インド会社にみる会社機関の態様と機能―」『経営研究』(神戸大学大学院経営学研究科:電子出版物), No.49, 1-49頁(単著)。
- 2005年 - 『20世紀におけるわが国会計学研究の軌跡』白桃書房(戸田博之・興津裕康との共編著)。
- 2007年 - 『複式簿記の構造と機能―過去・現在・未来―』同文舘出版(編著)。
- 2012年 - 『体系現代会計学第8巻 会計と会計学の歴史』中央経済社(千葉準一との共編著)。
- 2014年 - 「18世紀イギリスの金融不祥事と会計監査―「南海の泡沫」(1720)における「会計士」の役割―」『経営研究』(神戸大学大学院経営学研究科:電子出版物), No.59, 1-35頁(単著)。
- 2014年 - 『近代会計史入門』同文舘出版(清水泰洋との共編著)。
- 2016年 - 「わが国における会計史研究の先駆者たち―曾田愛三郎・海野力太郎・東奭五郎の簿記史研究について」『経営研究』(神戸大学大学院経営学研究科:電子出版物), No.64, 1-154頁(単著)。
- 2019年 - 『近代会計史入門 第2版』同文舘出版(清水泰洋との共編著)。
- 1992年 - 日本会計研究学会・太田賞受賞(『会計理論生成史』(単著)中央経済社, 1992年)。
- 1992年 - 日経・経済図書文化賞受賞(『会計理論生成史』(単著)中央経済社, 1992年)。
- 2000年 - 公認会計士第二次試験委員(-2003年)。
- 2007年 - 日本簿記学会・学会賞受賞(『複式簿記の構造と機能―過去・現在・未来―』(編著)同文舘出版, 2007年)。
- 2007年 - 日本会計史学会会長(-2009年)。
- 2009年 - 税理士試験委員(-2012年)。
- 2014年 - 日本簿記学会会長(-2017年)[3]。
- 2015年 - 兵庫県功労者賞(教育)受賞
- ^ 国立国会図書館. “博士論文『資本主理論の史的展開過程に関する研究』”. 2023年6月15日閲覧。
- ^ 「旧役員一覧」日本会計史学会
- ^ 歴代役員日本簿記学会