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乙女坂駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
乙女坂駅
構内(2007年12月)
おとめざか
Otomezaka
美濃赤坂 (1.3 km)
地図
所在地 岐阜県大垣市南市橋町
北緯35度23分54.0秒 東経136度34分51.2秒 / 北緯35.398333度 東経136.580889度 / 35.398333; 136.580889座標: 北緯35度23分54.0秒 東経136度34分51.2秒 / 北緯35.398333度 東経136.580889度 / 35.398333; 136.580889
所属事業者 西濃鉄道
所属路線 市橋線
キロ程 1.3 km(美濃赤坂起点)
駅構造 地上駅
開業年月日 1928年昭和3年)12月17日
備考 構内末端の実キロは2.0 km[1]
市橋方面

(0.7km) 猿岩


廃止年月日:2022年令和4年)9月1日
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乙女坂駅(おとめざかえき)は、岐阜県大垣市南市橋町にある西濃鉄道市橋線貨物駅である[2]。同線の終着駅

歴史

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駅構造

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駅構内には本線と3本の側線がある。側線の一部はそのまま本線と平行して猿岩駅手前まで延びている。

乙女坂駅・猿岩駅・市橋駅 構内配線の変遷

美濃赤坂駅
乙女坂駅・猿岩駅・市橋駅 構内配線の変遷
凡例
出典:[6][7]


取扱貨物

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当駅に隣接する矢橋工業[8]ホッパーからホッパ車石灰石を積載する。貨物列車は美濃赤坂駅から東海道本線を経由し、笠寺駅から名古屋臨海鉄道東港線南港線に入り、名古屋南貨物駅からの専用線で日本製鉄名古屋製鉄所内の矢橋工業名古屋事業部へ送られる。なお、市橋線の貨物輸送は、2003年平成15年)以降は矢橋工業の石灰石のみである。

駅周辺

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隣の駅

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現存区間

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西濃鉄道
市橋線
美濃赤坂駅 - (貨)乙女坂駅
1945年(昭和20年)までは美濃赤坂駅との間に赤坂本町駅が存在した。

廃止区間

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西濃鉄道
市橋線
(貨)乙女坂駅 - (貨)猿岩駅

脚注

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  1. ^ a b 会社沿革”. 西濃鉄道. 2023年7月17日閲覧。
  2. ^ 『鉄道停車場一覧』 昭和9年12月15日現在 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  3. ^ 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 7 東海、新潮社、2008年、40頁。ISBN 978-4-10-790025-8 
  4. ^ 「地方鉄道運輸開始」『官報』1928年12月24日 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  5. ^ a b 国土交通省鉄道局(監)『鉄道要覧 令和4年度版』電気車研究会、2022年、14頁。ISBN 978-4-88548-135-2 
  6. ^ 清水武『西濃鉄道』、ネコ・パブリッシング、2007年10月、23頁。 ISBN 978-4777052226
  7. ^ 川島令三、『東海道ライン 全線・全駅・全配線 第5巻 名古屋駅 - 米原エリア』、p21, 講談社、2009年7月、ISBN 978-4062700153
  8. ^ 官報決算データベース|矢橋工業株式会社の情報

関連項目

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