名古屋南貨物駅
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名古屋南貨物駅 | |
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駅舎(2011年10月) | |
なごやみなみかもつ Nagoyaminamikamotsu | |
◄東港 (6.9 km) (4.4 km) 知多► | |
所在地 | 愛知県東海市元浜町50 |
所属事業者 | 名古屋臨海鉄道 |
所属路線 | 南港線 |
キロ程 | 6.9 km(東港起点) |
駅構造 | 地上駅 |
開業年月日 | 1968年(昭和43年)9月1日 |
備考 | 貨物専用駅 |
名古屋南貨物駅(なごやみなみかもつえき)は、愛知県東海市元浜町にある名古屋臨海鉄道南港線の貨物駅である。
歴史
[編集]- 1968年(昭和43年)
- 1969年(昭和44年)
- 1971年(昭和46年)10月16日:富士製鉄石灰石線(417 m)増設[3]。
- 1972年(昭和47年)5月31日:場内信号機設置[3]。
- 1976年(昭和51年)5月20日:貨物上屋を保管庫に改築[4]。
- 1977年(昭和52年)4月1日
- 1978年(昭和53年)5月18日:保管庫(A)新設、上下本線に出発信号機設置[4]。
- 1979年(昭和54年)3月19日:保管庫(B)増設[4]。
- 1980年(昭和55年)8月30日:通過信号機設置[5]。
- 1983年(昭和58年)
- 1985年(昭和60年)3月19日:コンテナ積卸設備を拡張[6]。10番線(積卸線)を一部撤去して9番線を積卸線とし、11、12番線も撤去して10番線の残部を車扱貨物の積卸線とした[7]。
- 1986年(昭和61年)8月31日:小型船舶保管整備施設を新設[8]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄貨物用電算端末機を増設[8]。
- 1998年(平成10年)
- 2001年(平成13年)3月:産業廃棄物運搬業、特別管理産業廃棄物収集運搬業が許可される[9]。
- 2006年(平成18年)11月:TOYOTA LONGPASS EXPRESS運行開始[9]。
- 2010年(平成22年)7月:液化酸化エチレンISOコンテナ取扱開始[9]。
- 2015年(平成27年)8月1日:名古屋南貨物駅 - 知多駅間営業休止[10](7月6日届出、以後1年毎に更新)。
- 2016年(平成28年)7月:特別管理産業廃棄物収集運搬業(PCB)が許可される[9]。
駅構造
[編集]各2線の線路間にコンテナヤードを有する地上駅[11]。コンテナヤードとなる前は日本石油輸送の専用線が敷かれていた[12]。同社専用線が抱き込み式の配線となっていたのは当初は操車場(ヤード)として確保した用地を専用線としたためである。南港駅として開業した当時はまだヤード建設は時期尚早で、建設見込みも立っていなかったが、そこに日本石油輸送が閑散期のタンク車留置場所として当駅ヤード予定地に目をつけ、タンク車留置専用線として敷設されることになった[13]。
駅北側1 kmほどの地点で、本線から日本製鉄名古屋製鉄所へ続く専用線(成品線・石灰石線)が分岐している。この線路はコンテナや石灰石の受け入れ時に使用されている。石灰石は西濃鉄道乙女坂駅から発送されている。現在、成品の積み込み場所が石灰石線へ移されたため成品線は撤去されている。成品線は2010年代まで現役であった。
← 東港駅 |
→ 知多駅 |
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凡例 出典:[12] 破線は専用線 |
取扱貨物
[編集]所有者 | 延長 | 主な取扱品 | |
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発送 | 到着 | ||
新日本製鐵 | 3,557 m | 鉄鋼、鋳物、銑鉄 | 石灰石 |
日本石油輸送 | 3,809 m | 空タンク車、石油類 | 空タンク車 |
駅周辺
[編集]駅西側を流れる太田川沿いにある貨物駅。東側を西知多産業道路が並行し、それに沿って南(知多方面)へ下ると元浜公園・下水処理場・スポーツ広場に至る。この付近には警察署や市民体育館がある。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c 今尾 2008, p. 62.
- ^ a b c d e 名古屋臨海鉄道 1990, p. 198.
- ^ a b 名古屋臨海鉄道 1990, p. 199.
- ^ a b c d e f 名古屋臨海鉄道 1990, p. 201.
- ^ 名古屋臨海鉄道 1990, p. 202.
- ^ a b c 名古屋臨海鉄道 1990, p. 203.
- ^ 名古屋臨海鉄道 1990, p. 124.
- ^ a b 名古屋臨海鉄道 1990, p. 204.
- ^ a b c d e “会社沿革”. 名古屋臨海鉄道. 2019年7月7日閲覧。
- ^ 国土交通省鉄道局 2016, p. 15.
- ^ 川島 2009, pp. 24–25.
- ^ a b 名古屋臨海鉄道 1981, p. 165.
- ^ 名古屋臨海鉄道 1981, p. 103.
- ^ 名古屋臨海鉄道 1990, p. 38.
- ^ “元浜公園”. 東海市. 2023年6月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月18日閲覧。
- ^ “元浜スポーツ広場”. 東海市. 2023年11月18日閲覧。
参考文献
[編集]- 名古屋臨海鉄道(編)『十五年のあゆみ』名古屋臨海鉄道、1981年。
- 名古屋臨海鉄道(編)『名古屋臨海鉄道二十五年史』名古屋臨海鉄道、1990年。
- 今尾恵介(監)『日本鉄道旅行地図帳』 7号 東海、新潮社、2008年。ISBN 978-4-10-790025-8。
- 川島令三『東海道ライン全線・全駅・全配線』 第4巻 豊橋駅-名古屋エリア、講談社、2009年。ISBN 978-4-06-270014-6。
- 国土交通省鉄道局(監)『鉄道要覧 平成28年度』鉄道図書刊行会、2016年。ISBN 9784885481277。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 全国の貨物駅 名古屋南貨物駅 - ウェイバックマシン(2007年11月3日アーカイブ分) - JR貨物関東支社