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九州産交バス山鹿営業所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

九州産交バス山鹿営業所(きゅうしゅうさんこうバスやまがえいぎょうしょ)は九州産交バスの営業所の一つ。

所在地

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熊本県山鹿市中央通 山鹿バスセンター

※車両・乗務員待機所はバスセンター開設前の旧営業所車庫

当営業所の他に山鹿市石1252-4に鍋田車庫、鹿本郡植木町(現・熊本市北区植木町)後古閑に鹿南車庫、北区役所(旧植木町役場)裏側に植木駐車場があり、各車庫に10台程が駐在されている。 鹿南車庫は九州産業交通時代には熊本都市圏(京町・四方寄経由)から鹿南中学校行きとして大型車も駐在していたが後に上記の植木駐車場が開設されると大型車は全て植木駐車場へ移動になり、産交バス㈱(産交観光バス)熊本・玉名両営業所の駐在車庫として中型車が数台駐在するのみが続いたが、2019年(令和元年)10月のダイヤ改正時に熊本都市圏内幹線からの鹿南中学校行きが復活し、また大型車による鹿南車庫駐在も十数年ぶりに復活したため、現在は九州産交バス直轄・産交バス㈱の共用車庫となっている。以前は山鹿市への直通路線が多かったため山鹿営業所車庫配置車が大半を占めていたが、2019年10月のダイヤ改正によって多くの便が植木地区(植木駐車場、鹿南中学前、田原坂ニュータウン・木留、小野泉水公園)発着に短縮された関係で鹿南・植木両駐在車庫に配置する車両が多数となったのと、山鹿バスセンター開設に伴い旧営業所のスペースの関係上、近隣に鍋田車庫を設けている為、山鹿営業所車庫内の配置車の方が少ない。

担当路線

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主に熊本市中心部と市北部(京町・池田・徳王・大窪・四方寄・鹿子木・植木町)および熊本市北側の熊本都市圏を担当する。このほか、産交バス路線の山鹿産交から鹿北地区菊池市とを結ぶ路線や、JR九州バスから引き継いだ山鹿線南関上町-山鹿間ならびに山鹿・菊池-大津間)、山鹿 -玉名市間を結ぶ路線(大半は玉名営業所による運行)も運行している。

かつては山鹿 - 熊本市間には植木温泉を経由する便や、来民中町経由ならびに山鹿大橋・新道経由といった系統も多く運行されていたが、2019年10月のダイヤ改正に伴う系統・便数大幅見直しによってこれらの系統は全て廃止され、日中における運行本数も過去には1時間あたり5~8便ほど運行されていたが、ダイヤ改正以降は1時間に1便ないし2便に激減された。

また、過去には2013年10月1日より阿蘇くまもと空港山鹿温泉平山温泉とを結ぶ快速バス「山鹿・平山温泉号」の運行を開始したが、2014年3月31日をもって運行を終了した。

山鹿バスの駅・桜町BT発着路線

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※熊本桜町バスターミナル=桜町BT  以下は「桜町BT」と省略する。また、池田2丁目は旧NTT研修センター前停留所。
  • A5-1 山鹿 - 熊本<桜町BT・熊本駅田崎橋>線(来民バイパス・池田2丁目・京町本丁経由)
  • A5-2 山鹿 - 熊本<桜町BT・熊本駅・田崎橋>線(日置・池田2丁目・京町本丁経由)

上記以外の担当路線

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  • A1-1  富尾団地-西部車庫(池田2丁目・京町本丁・桜町BT・熊本駅・田崎市場前経由)※一部に桜町BT折り返し便あり。熊本営業所との共管。
  • A1-1  富尾団地-若葉校(池田2丁目・京町本丁・県庁前・神水町・湖東町・動植物園前経由)※平日夕1便のみ運行。
  • A2-1  木留-桜町BT・熊本駅・田崎橋(田原坂ニュータウン・植木宮の前・池田2丁目・京町本丁経由)
  • A3-1  鹿南中学前-桜町BT・熊本駅・田崎橋(植木・池田2丁目・京町本丁経由)
  • A4-1  植木駐車場-桜町BT(北区役所・植木・植木宮の前・池田2丁目・京町本丁経由)
  • A4-2  小野泉水公園-桜町BT(北区役所・植木・植木宮の前・池田2丁目・京町本丁経由)
  • 系統番号なし  田原坂ニュータウン ➝ 山鹿線(来民バイパス経由)※平日朝2便のみ運行 ※田原坂ニュータウン発のみ
  • K6-0  小野泉水公園-県会議事堂(北区役所・植木・植木宮の前・池田2丁目・通町筋水道町味噌天神水前寺公園県庁前経由)※平日朝夕のみ運行。復路はA4-2

産交バス(旧:産交観光バス)管轄路線

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山鹿・平山温泉号(廃止)

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山鹿・平山温泉号(やまが・ひらやまおんせんごう)は、過去において産交バス山鹿営業所が運行していた熊本県内の快速バスである。2014年3月31日をもって運行終了した。

停車箇所

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平山温泉前-山鹿バスセンター-山鹿温泉プラザ前-日置-宮原-植木IC-植木三丁目-野々島公民館前-合志市役所前-沖野公民館入口-光の森駅前-廣街道-村の上-菊陽町役場前-阿蘇くまもと空港
  • 空港行きは、山鹿バスセンターは2番のりばから発車する。山鹿行きは、阿蘇くまもと空港は2番のりばから発車する。
  • 1日4往復。所要時間は、空港-山鹿間で1時間40分。
  • このほか、光の森駅-空港間の快速バス「光の森号」もあった。(光の森駅-空港間の途中停車箇所は本路線と同じ。こちらは大津営業所が担当した)

乗車券等

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本路線は「光の森号」と同様、SUNQパス(北部九州版・全九州版)・TO熊カード・産交バス回数券・下通り交通券は使えるが、わくわく1dayパス(熊本県内版を含む)は使用不可であった。

車両

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  • 基本的に国産4メーカーでの導入となっているが、大型車・中型車を含め導入割合としてはいすゞ日産ディーゼル(当時、現「UDトラックス」)車が最も多い。日野車は少数派である(産交唯一の純正車体ブルーリボンシティも配属されていた)。また、中型車に三菱車もごく少数ではあるが存在する他、2014年10月には元神戸市交通局エアロスター(前後扉・ツーステップ)が5台導入され、そのうち3台が当営業所に配属された。その一方で、最近では経年化を迎えた車両においては近年のコスト削減などにより従来からの新車での導入を差し控え、本州大都市において使用されていた県外他事業者(川崎鶴見臨港バス京浜急行バス横浜市交通局西武バス大阪市交通局神戸市交通局など)からの移籍車両へ徐々に置き換えられている。また、ノンステップバスも購入され、その中には1998年において小島営業所(現在の熊本営業所)とともにドイツのネオプラン・セントロライナーN4011といった日本にも数少ない輸入車も1台のみ長年にわたって保有していたが、晩年には熊本営業所へ転属し僚車と共に熊本交通センターから熊本港間のオーシャンアローシャトルバス専用車として用いられるも、2013年2月に運用離脱・廃車されている。2008年には新製時に松橋営業所(砥用線→国町駐在)に配置されていたキュービック(アイ・ケイ・コーチ製)が転属して来たが、2013年に大阪市交通局からの移籍車両に置き換えられたと同時に廃車となった。
  • 大阪市交通局からの移籍導入車両(日野ブルーリボン)10台(山鹿・松橋各5台)の当営業所は全車在籍(松橋は全廃)。
  • 2024年11月現在で九州産交バス籍として最古参の平成8年式、いすずキュービック(KC-LV280N・いすゞバス製造)が新製時より配置されている。同時期に同形式車を西工58MCを4台含め10台導入した中で唯一の現役車両。
  • 産交バス(旧産交観光バス)路線などの熊本都市圏を運行しない路線においては、比較的道幅が狭い場所なども運行するため、いすゞ・ジャーニーKなどを中心とする中型車や、日野・リエッセなどの小型車において用いられている。
  • 乗務員の車両メンテによる車両寿命が長く、他営業所よりも最古参車両の配置が多く見られる。

ギャラリー

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外部リンク

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