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南が丘駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
二重池信号場から転送)
南が丘駅
東口(2022年5月)
みなみがおか
Minamigaoka
E40 津新町 (2.7 km)
(2.5 km) 久居 E42
地図
所在地 三重県津市垂水字東焼尾2612-59
北緯34度41分32.87秒 東経136度29分49.01秒 / 北緯34.6924639度 東経136.4969472度 / 34.6924639; 136.4969472座標: 北緯34度41分32.87秒 東経136度29分49.01秒 / 北緯34.6924639度 東経136.4969472度 / 34.6924639; 136.4969472
駅番号  E41 
所属事業者 近畿日本鉄道(近鉄)
所属路線 E 名古屋線
キロ程 7.3 km(伊勢中川起点)
電報略号 ミオカ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
1,931人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1989年平成元年)4月28日
テンプレートを表示
西口

南が丘駅(みなみがおかえき)は、三重県津市垂水字東焼尾にある、近畿日本鉄道(近鉄)名古屋線である。駅番号はE41

名古屋線内では最も新しい駅である。

歴史

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かつては津新町 - 久居の中間の不便な場所で、火葬場が付近にある静かな土地であった。しかし周辺の丘陵地で近鉄による大規模住宅地「津 南が丘住宅地」の開発が進んだため、そのアクセスのために1989年に開設された[1]。命名に当たっては当時の地名だった「青谷」ではなく明るい丘陵のイメージで駅名を決定した。

かつて当地を通っていた中勢鉄道にも、付近に停留所が存在した。また、名古屋線には1946年から1953年の間、単線区間(津新町駅寄り)と複線区間(久居駅寄り)の境目として、当地付近に二重池信号場が設置されていた。

年表

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駅構造

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相対式ホーム2面2線を持つ地上駅橋上駅舎を有する。ホーム有効長は6両。改札口は1か所のみで、ホームと駅舎は階段で結ばれている。出入口は東西双方に1か所ずつある。また、駐輪場からスロープでホームに繋がっており、車椅子利用者にも利用しやすい構造となっている。名古屋線では数少ない山間に位置している駅であり、付近は15 - 33のやや急な勾配が連続している。

津駅管理の有人駅で、自動改札機PiTaPaICOCA対応の改札機が導入されている。トイレは改札内にあり、男女別の水洗式で、車椅子対応トイレも整備されている。

のりば

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のりば 路線 方向 行先
1 E 名古屋線 下り 賢島方面[4]
2 上り 近鉄名古屋方面[4]

停車列車

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  • 特急以外の全一般列車が停車する[5]
  • 当駅に停車する列車の多くは急行(江戸橋駅 - 伊勢中川駅間各駅停車)であり、普通列車はラッシュ時のみの停車となっている[5]
  • 日中は急行が毎時3本、朝と夕方以降は普通列車が加わって毎時4本 - 最大8本の停車本数が確保されている[5]

当駅乗降人員

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近年における当駅の1日乗降人員の調査結果は以下の通り[6]

  • 2023年11月7日:3,082人
  • 2022年11月8日:2,997人
  • 2021年11月9日:3,022人
  • 2018年11月13日:3,265人
  • 2015年11月10日:2,948人
  • 2012年11月13日:2,617人
  • 2010年11月9日:2,447人
  • 2008年11月18日:2,634人
  • 2005年11月8日:2,688人

利用状況

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「三重県統計書」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである[7]

年度 一日平均
乗車人員
1997年 1,151
1998年 1,150
1999年 1,155
2000年 1,241
2001年 1,302
2002年 1,351
2003年 1,393
2004年 1,444
2005年 1,453
2006年 1,441
2007年 1,434
2008年 1,463
2009年 1,447
2010年 1,482
2011年 1,481
2012年 1,538
2013年 1,611
2014年 1,619
2015年 1,674
2016年 1,682
2017年 1,704
2018年 1,867
2019年 1,931
2020年 1,584

南が丘駅の利用状況の変遷を下表に示す。輸送実績(乗車人員)の単位は人であり、年度での総計値を示す。年度間の比較に適したデータである。乗降人員調査結果は任意の1日における値(単位:人)である。調査日の天候・行事等の要因によって変動が大きいので年度間の比較には注意を要する。表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。

年度別利用状況(南が丘駅)
年 度 当駅分輸送実績(乗車人員):人/年度 乗降人員調査結果
人/日
特 記 事 項
通勤定期 通学定期 定期外 合 計 調査日 調査結果
1989年(平成元年)   ←←←←     11月14日 685 駅新設開業
1990年(平成2年) 114,270 ←←←← 67,072 181,342 11月6日 1,011  
1991年(平成3年) 133,740 ←←←← 76,727 210,467      
1992年(平成4年) 162,990 ←←←← 91,735 254,725 11月10日 1,352  
1993年(平成5年) 190,350 ←←←← 102,986 293,336      
1994年(平成6年) 214,530 ←←←← 108,202 322,732      
1995年(平成7年) 254,040 ←←←← 166,916 420,956 12月5日 2,265  
1996年(平成8年) 250,320 ←←←← 177,918 428,238      
1997年(平成9年) 243,480 ←←←← 176,635 420,115      
1998年(平成10年) 245,490 ←←←← 174,137 419,627      
1999年(平成11年) 239,880 ←←←← 182,697 422,577      
2000年(平成12年) 262,350 ←←←← 190,600 452,950      
2001年(平成13年) 280,710 ←←←← 194,496 475,206      
2002年(平成14年) 296,400 ←←←← 196,845 493,245      
2003年(平成15年) 314,280 ←←←← 195,499 509,749      
2004年(平成16年) 335,070 ←←←← 191,911 526,981      
2005年(平成17年) 336,900 ←←←← 193,344 530,244 11月8日 2,688  
2006年(平成18年) 328,260 ←←←← 197,797 526,057      
2007年(平成19年) 333,390 ←←←← 191,634 525,024      
2008年(平成20年)   ←←←←     11月18日 2,634  
2009年(平成21年)   ←←←←          
2010年(平成22年)   ←←←←          
2011年(平成23年)   ←←←←          
2012年(平成24年)   ←←←←          

駅周辺

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駅東側には、一般車用のロータリーがある。

駅の前を通る県道776号には三重交通の路線バス(榊原線(15・16系統))が走っているが、当駅の前にはバス停は設置されていない。当駅に最寄りのバス停は、青谷または中青谷である。

隣の駅

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近畿日本鉄道
E 名古屋線
急行・普通
津新町駅 (E40) - 南が丘駅 (E41) - 久居駅 (E42)
  • 括弧内は駅番号を示す。

脚注

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  1. ^ a b 近畿日本鉄道株式会社『近畿日本鉄道 100年のあゆみ』近畿日本鉄道、2010年12月、439頁。全国書誌番号:21906373 
  2. ^ 平成19年4月1日から、近鉄主要路線でICカードの利用が可能になります』(pdf)(プレスリリース)近畿日本鉄道、2007年1月30日http://www.kintetsu.jp/news/files/iccard20070130.pdf2016年3月17日閲覧 
  3. ^ 2018年のダイヤ変更について (PDF)
  4. ^ a b 駅の情報|南が丘”. 近畿日本鉄道. 2022年1月25日閲覧。
  5. ^ a b c 近鉄時刻表2018年3月17日ダイヤ変更号、p.150 - p.157・p.162 - p.184・p.308 - p.315・p.320 - p.342
  6. ^ 駅別乗降人員 名古屋線 - 近畿日本鉄道
  7. ^ 三重県統計書 - 三重県

関連項目

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外部リンク

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