交響曲第18番 (モーツァルト)
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交響曲第18番 ヘ長調 K. 130 は、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが作曲した交響曲である。
概要
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第1楽章・第2楽章・第3楽章・第4楽章 カール・ベーム指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団による演奏。 | |
第1楽章・第2楽章・第3楽章・第4楽章 ジェームズ・レヴァイン指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団による演奏。 ******** 以上の演奏は何れもYouTubeアートトラック公式収集による。 |
第16番ハ長調 K. 128や第17番ト長調 K. 129と同じく1772年の5月に、新しく就任したヒエロニムス・フォン・コロレド大司教の就任祝賀行事の曲として作曲されたものである。
前2作はイタリアの作風であるのに対し、第18番ではドイツの作風が反映されている。また、楽器編成はオーボエの代わりにフルートを使用し、ホルンが4本に増強されていることがうかがえる。ホルンを増強したのは第3楽章の作曲途中に思いついたものといわれ、楽譜の欄外に2つのホルンの譜が追加されている。
楽器編成
[編集]構成
[編集]全4楽章で、演奏時間は約22分。作品の規模が大きく、入念に書かれている。モーツァルトの持っている技術の集大成のように纏め上げられている。
- 第2楽章 アンダンティーノ・グラツィオーソ
- 第3楽章 メヌエット - トリオ
- 第4楽章 モルト・アレグロ
- ヘ長調、4分の4拍子、ソナタ形式。
外部リンク
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