今村駿介
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2016年 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
基本情報 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
生年月日 | 1998年2月14日(26歳) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
国籍 | 日本 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
出身地 | 福岡県うきは市 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
身長 | 175.8cm | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
体重 | 75.5kg | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
選手情報 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
所属 | チーム ブリヂストン サイクリング | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
分野 |
トラックレース ロードレース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
特徴 | パンチャー、ルーラー | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
アマチュア経歴 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2013-2016 | 祐誠高等学校 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2016-2020 | 中央大学 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
プロ経歴 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2018- | チーム ブリヂストン サイクリング | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
主要レース勝利 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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最終更新日 2024年6月3日 |
今村 駿介(いまむら しゅんすけ、1998年2月14日[1] - )は、福岡県うきは市出身[2]の男子自転車競技選手。TEAM BRIDGESTONE Cycling所属。
経歴
[編集]競輪選手の父今村保徳の元に生まれ[3]、小学生高学年の頃には父親のような自転車選手に憧れを抱いていたが、社会人を経て競輪選手となった父のスタンスもあり、英才教育のようなものは受けなかった[4]。中学時代は高校から自転車競技を始めることを見越して、陸上部に入部、中距離走に取り組んだ[4]。祐誠高等学校に入学後、自転車競技を開始するが、すでに自転車競技を始めていた同級生との差を知ることとなる[4]。高校1年にはインターハイにもエントリーできなかったが、高校2年終わりくらいから少しずつ結果を残せるようになり、高校3年の2015年、ジュニア世界選手権自転車競技大会で首位獲得し、日本人初の快挙を達成した[4]。
大学は中央大学法学部法律学科[5]にスポーツ推薦で入学[6]。2016年1月、アジア自転車競技選手権大会トラック ジュニア・ポイントレースで優勝[7]。6月、全日本自転車競技選手権大会トラック ポイントレースで優勝[4]。大学では両親との約束で教員免許取得にも取り組んだ[4]。
2018年、TEAM BRIDGESTONE Cyclingに加入[4]。8月、アジア競技大会マディソン3位(ペア橋本英也)[8]、チームパシュート3位(チーム一丸尚伍、近谷涼、橋本英也)[9]の成績を残す。
2019年6月、全日本自転車競技選手権大会ロードレースでは個人ロードタイムトライアル (U23) で優勝[10]、個人ロード (U23) で3位[11]、9月同大会トラックレースではチームパシュート優勝(日本新記録、決勝チーム窪木一茂、橋本英也、近谷涼)[12]、ポイントレース2位、マディソン2位(ペア近谷涼)[13]の成績を収める。
2020年中央大学を卒業[14]。2月、世界選手権自転車競技大会トラックレースでチームパシュートに出場(チーム窪木一茂、近谷涼、沢田桂太郎)、予選9位で敗退となるものの、日本新記録を樹立[15]。11月、アワーレコードに公式記録として日本初挑戦し、52.468kmを記録[16]。
2021年12月、全日本自転車競技選手権大会トラックレースでは個人パシュートなど6種目で優勝、オムニアム2位の成績を収めた[17]。
2022年ブリヂストン・アスリート・アンバサダーに就任[4]。4月、ネイションズカップトラック第1戦でマディソン2位(ペア窪木一茂)[18]。10月、世界選手権自転車競技大会トラックレースに出場し男子オムニアムで6位入賞[19]。6月、アジア自転車競技選手権大会で男子オムニアム・男子マディソン・男子チームパシュートの3種目で金メダルを獲得[14]。9月、ツール・ド・北海道に出場、第1ステージ[20]・第3ステージで優勝し、ポイント賞を獲得した[21]。
2023年8月、世界選手権自転車競技大会トラックレース男子オムニアムで3位入賞し、日本男子初となるメダルを獲得[3]。9月、アジア競技大会男子マディソンで児島直樹と共に金メダルを獲得し、マディソンで日本勢初優勝を決めた[22]。
2024年パリオリンピックでの金メダルを目標とし、その後は自転車競技の追求のために興味のある生体工学などの研究を考えているとインタビューで語っている[1]。
2024年5月22日、パリオリンピック・自転車トラック種目代表に選出されたことが発表された[23]。
2024年パリオリンピックの自転車競技では、男子4000メートル団体追い抜き予選に中野慎詞、窪木一茂、橋本英也とともに出場したが、3分53秒489のタイムで10位となり予選敗退となった[24]。また男子マディソンに窪木一茂と組んで出場し15チーム中6位だった[25][26]。
人物
[編集]3、4歳の頃、習い事として始めたピアノは18歳まで続き[4]、一時期は真剣にプロを目指した腕前を持つという[27]。
主な戦績
[編集]2015年
- アジア自転車競技選手権大会
- 全国高等学校選抜自転車競技大会
- ポイントレース 優勝
- 個人ロードレース 5位
- 学校対抗 優勝 ( 祐誠高等学校)
- 全国高等学校総合体育大会自転車競技大会
- 4km速度競争 優勝
- 4km団体追い抜き 優勝 (大会新記録)
- 学校対抗総合 優勝( 祐誠高等学校)
- ジュニア世界選手権自転車競技大会
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出典
[編集]- ^ a b “自転車 x 負けず嫌い = 今村 駿介 【2020BGT選手紹介】 - ブログ”. ブリヂストンサイクル (2020年6月16日). 2023年10月1日閲覧。
- ^ “「五輪レベルの力付ける」福岡・うきはの星、今村駿介が帰国 自転車オムニアムで銅”. 西日本新聞 (2023年8月12日). 2023年10月1日閲覧。
- ^ a b “自転車世界選手権男子オムニアム銅メダリスト・今村駿介インタビュー”. スポーツ報知 (2023年8月23日). 2023年10月1日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i “今村駿介 インタビュー(自転車競技/トラック&ロード)|CHASE YOUR DREAM”. ブリヂストン. 2023年10月1日閲覧。
- ^ “中央大学法学部-学生の声-今村 駿介”. 中央大学 (2018年8月1日). 2024年4月27日閲覧。
- ^ “今村 駿介”. 中央大学 (2017年8月1日). 2023年10月1日閲覧。
- ^ “今村駿介がアジア選手権でもチャンピオンに 1kmで沢田桂太郎が1分03秒561のジュニア日本記録 - アジア自転車競技選手権大会2016 トラック3日目”. シクロワイアード (2016年1月29日). 2023年10月1日閲覧。
- ^ “アジア競技大会2018 自転車トラック競技・男子ケイリンで新田祐大が銀メダル獲得! サイクルスポーツのニュース”. サイクルスポーツ.jp (2018年8月31日). 2023年10月1日閲覧。
- ^ “期待のアジア大会トラック競技開幕 団体種目で3つの銅メダル獲得 - アジア大会2018 トラック競技1・2日目”. シクロワイアード (2018年8月29日). 2023年10月1日閲覧。
- ^ “自転車競技部 今村駿介さん(法4) 第5回全日本学生選手権個人タイムトライアル自転車競技大会で優勝”. 中央大学 (2019年6月6日). 2023年10月1日閲覧。
- ^ “【2019全日本選手権ロード】ロードレースU23:沢田2位、今村3位、優勝を逃す - ブログ”. ブリヂストンサイクル (2019年6月29日). 2023年10月1日閲覧。
- ^ “【トラック全日本選手権2019】チームパシュートにてブリヂストン日本新記録樹立 - ブログ”. ブリヂストンサイクル (2019年9月16日). 2023年10月1日閲覧。
- ^ “【トラック全日本選手権2019】ポイントレース窪木、マディソン窪木・橋本 全日本勝利 - ブログ”. ブリヂストンサイクル (2019年9月15日). 2023年10月1日閲覧。
- ^ a b “白門サイクリスト今村駿介さんの快進撃~パリ五輪へ向けた挑戦~”. 中央大学 (2022年8月8日). 2023年10月1日閲覧。
- ^ “男子チームスプリントで日本は東京五輪出場ならず|【自転車】UCIトラック世界選手権ベルリン大会が開幕・結果”. olympics.com (2023年6月28日). 2023年10月1日閲覧。
- ^ “日本初のアワーレコードを走った今村駿介「もう1回やってみようかという気持ちもある」 - 今村駿介アワーレコード 詳報”. シクロワイアード (2020年11月23日). 2023年10月1日閲覧。
- ^ “1kmTTで新田祐大が1分0秒107の大会新記録 今村駿介が六冠達成 - 全日本選手権トラック2021 4日目”. シクロワイアード (2021年12月14日). 2023年10月1日閲覧。
- ^ “窪木、今村がトラックネーションズカップで銀メダル、男子マディソン”. FUNQ (2022年4月24日). 2023年10月1日閲覧。
- ^ “「自転車トラック世界選手権2022」男子オムニアムで今村駿介選手6位入賞!”. 中央大学 (2022年10月24日). 2023年10月1日閲覧。
- ^ “3つの2級山岳を越えてのスプリント勝負を今村駿介が制する - ツール・ド・北海道2022 第1ステージ”. シクロワイアード (2022年9月9日). 2023年10月1日閲覧。
- ^ “僅差のスプリントを制した今村駿介が2勝目 門田祐輔が総合優勝 - ツール・ド・北海道2022 第3ステージ”. シクロワイアード (2022年9月12日). 2023年10月1日閲覧。
- ^ “児島、今村組が金メダル 梶原悠未は2連覇 アジア大会/自転車”. サンスポ (2023年9月30日). 2023年10月1日閲覧。
- ^ “太田、梶原、佐藤ら15人選出 パリ五輪自転車トラック”. 公益財団法人日本オリンピック委員会 (2024年5月22日). 2024年5月28日閲覧。
- ^ “自転車 男子チームパシュート 日本 予選敗退 パリオリンピック”. NHK 2024年8月6日閲覧。
- ^ “パリ2024/今村 駿介”. 公益財団法人日本オリンピック委員会 (2024年8月11日). 2024年10月21日閲覧。
- ^ “【パリ2024オリンピック】帰国したチームブリヂストンサイクリング所属選手たちの成績とコメント/今村駿介”. ブリヂストンサイクル株式会社/Team Blog (2024年8月22日). 2024年10月21日閲覧。
- ^ a b “【選手の枠を越えて多才な人物】今村駿介に聞く30の質問/レースのこと、趣味のこと、これからの想い - ブログ”. ブリヂストンサイクル (2021年6月16日). 2023年10月1日閲覧。