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今邑彩

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今邑 彩いまむら あや
ペンネーム 今邑 彩いまむら あや
誕生 今井 恵子いまい けいこ
(1955-03-13) 1955年3月13日
長野県
死没 2013年2月??日(57歳没)
東京都
職業 推理作家
国籍 日本の旗 日本
最終学歴 都留文科大学英文科
活動期間 1989年 - 2013年
ジャンル 推理小説
デビュー作 『卍の殺人』
ウィキポータル 文学
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(いまむら あや、1955年3月13日 - 2013年2月頃)は、日本小説家推理作家。本名は(いまい けいこ)[1]

略歴

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長野県南新田町生まれ[2]静岡県育ち。都留文科大学英文科を卒業し、会社に勤めるが後に作家に転身する。1989年、『卍の殺人』が、東京創元社の全13巻の推理小説シリーズ「鮎川哲也と十三の謎」のうちの1冊を公募する企画「鮎川哲也と十三の謎 十三番目の椅子」(後の鮎川哲也賞)で最優秀作品に選ばれ[3]、デビューした。

2013年3月6日、東京都内の自宅で死去しているのが発見される[1]。2月上旬に病死したものと推測された[1]。57歳没[1]

作品リスト

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シリーズ作品

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警視庁捜査一課・貴島柊志シリーズ

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  • i―鏡に消えた殺人者(1990年11月 光文社カッパ・ノベルス / 1994年2月 光文社文庫 / 2010年12月 中公文庫
  • 「裏窓」殺人事件―tの密室(1991年10月 光文社カッパ・ノベルス / 1995年2月 光文社文庫 / 2011年2月 中公文庫)
  • 「死霊」殺人事件(1994年7月 光文社カッパ・ノベルス / 1998年11月 光文社文庫 / 2011年4月 中公文庫)
  • 繭の密室(1995年12月 光文社カッパ・ノベルス / 2000年5月 光文社文庫 / 2011年6月 中公文庫)

蛇神シリーズ

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  • 蛇神(1999年8月 角川ホラー文庫
  • 翼ある蛇(2000年9月 角川ホラー文庫)
  • 双頭の蛇(2002年1月 角川ホラー文庫)
  • 暗黒祭(2003年1月 角川ホラー文庫)

シリーズ外作品

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長編

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  • 卍の殺人(1989年11月 東京創元社 / 1996年3月 中央公論社C★NOVELS / 1999年1月 創元推理文庫 / 2011年10月 中公文庫)
  • ブラディ・ローズ(1990年5月 東京創元社 / 1999年11月 創元推理文庫 / 2012年3月 中公文庫)
    • 【改題】悪魔がここにいる(1994年12月 中央公論社C★NOVELS)
  • 「通りゃんせ」殺人事件(1992年1月 双葉ノベルス)
    • 【改題・加筆】赤いベベ着せよ…(1995年8月 角川ホラー文庫 / 2012年7月 中公文庫)
  • 金雀枝荘の殺人(1993年3月 講談社ノベルス / 1996年7月 講談社文庫 / 2007年11月 講談社ノベルス / 2013年10月 中公文庫)
  • そして誰もいなくなる(1993年8月 中央公論社C★NOVELS / 1996年11月 中公文庫 / 2010年4月 中公文庫)
  • 七人の中にいる(1994年9月 中央公論社C★NOVELS / 1998年12月 中公文庫 / 2010年9月 中公文庫)
  • 少女Aの殺人(1995年1月 カドカワノベルズ / 2010年7月 中公文庫)
  • ルームメイト(1997年8月 中央公論社C★NOVELS / 2006年4月 中公文庫)
  • 大蛇伝説殺人事件(1998年9月 光文社カッパ・ノベルス / 2001年8月 光文社文庫)
  • いつもの朝に(2006年3月 集英社 / 2009年3月 集英社文庫【上・下】)

短編集

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  • 時鐘館の殺人(1993年12月 中央公論社C★NOVELS / 1998年3月 中公文庫 / 2012年5月 中公文庫【改訂版】)
    • 収録作品:生ける屍の殺人 / 黒白の反転 / 隣の殺人 / あの子はだあれ / 恋人よ / 時鐘館の殺人
  • 盗まれて(1995年3月 中央公論新社 / 1999年5月 中公文庫 / 2012年1月 中公文庫【改訂版】)
    • 収録作品:ひとひらの殺意 / 盗まれて / 情けは人の… / ゴースト・ライター / ポチが鳴く / 白いカーネーション / 茉莉花 / 時効
  • 鋏の記憶(1996年3月 角川書店 / 2001年6月 角川ホラー文庫 / 2012年9月 中公文庫)
    • 収録作品:三時十分の死 / 鋏の記憶 / 弁当箱は知っている / 猫の恩返し
  • つきまとわれて(1996年9月 中央公論社 / 2006年2月 中公文庫)
    • 収録作品:おまえが犯人だ / 帰り花 / つきまとわれて / 六月の花嫁 / 吾子の肖像 / お告げ / 逢ふを待つ間に / 生霊
  • よもつひらさか(1999年5月 集英社 / 2002年9月 集英社文庫)
    • 収録作品:見知らぬあなた / ささやく鏡 / 茉莉花 / 時を重ねて / ハーフ・アンド・ハーフ / 双頭の影 / 家に着くまで / 夢の中へ… / 穴二つ / 遠い窓 / 生まれ変わり / よもつひらさか
  • 鬼(2008年2月 集英社 / 2011年2月 集英社文庫)
    • 収録作品:カラス、なぜ鳴く / たつまさんがころした / シクラメンの家 / 鬼 / 黒髪 / 悪夢 / メイ先生の薔薇 / セイレーン / 蒸発(文庫版のみ収録) / 湖畔の家(文庫版のみ収録)
  • 人影花(2014年9月 中公文庫)
    • 収録作品:私に似た人 / 神の目 / 疵 / 人影花 / ペシミスト / もういいかい…… / 鳥の巣 / 返して下さい / いつまで

アンソロジー

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「」内が今邑彩の作品

日本推理作家協会・編

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  • 推理小説代表作選集 1994(1994年6月 講談社)「盗まれて」
    • 【改題・再編集】殺人前線北上中 ミステリー傑作選32(1997年4月 講談社文庫)
  • 推理小説代表作選集 1995(1995年6月 講談社)「私に似た人」
    • 【改題・再編集】殺人博物館へようこそ ミステリー傑作選34(1998年4月 講談社文庫)
  • 「傑作推理(ベスト・オブ・ベスト)」大全集〈中〉(1995年7月 光文社カッパ・ノベルス)「おまえが犯人だ」
    • 【改題】冥界プリズン 日本ベストミステリー選集26(1999年6月 光文社文庫)
  • 推理小説代表作選集 1996(1996年6月 講談社)「吾子の肖像」
    • 【改題・再編集】どたん場で大逆転 ミステリー傑作選35(1999年4月 講談社文庫)
  • 推理小説代表作選集 1997(1997年6月 講談社)「音の密室」
    • 【改題・再編集】殺人哀モード ミステリー傑作選37(2000年4月 講談社文庫)
  • 最新「珠玉推理(ベスト・オブ・ベスト)」大全〈上〉(1998年8月 光文社カッパ・ノベルス)「家に着くまで」
    • 【改題】幻惑のラビリンス 日本ベストミステリー選集28(2001年5月 光文社文庫)
  • ザ・ベストミステリーズ 1999(1999年6月 講談社)「遠い窓」
    • 【改題・再編集】密室+アリバイ=真犯人 ミステリー傑作選40(2002年2月 講談社文庫)

その他

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  • ショートショートの広場3(1981年7月 講談社 / 1991年6月 講談社文庫)「お見合い」「あるボランティア活動」
  • 鮎川哲也と十三の謎'90(1990年12月 東京創元社)「時鐘館の殺人」
  • 奇想の復活 ミステリーの愉しみ5(1992年8月 立風書房)「生ける屍の殺人」
  • かなわぬ想い 惨劇で祝う五つの記念日(1994年10月 角川ホラー文庫)「鳥の巣」
  • 白昼夢 ホラーアンソロジー(1995年8月 集英社文庫)「ささやく鏡」
  • 現場不在証明 ミステリーアンソロジー(1995年8月 角川文庫)「黒白の反転」
  • 現代の小説 1997(1997年5月 徳間書店)「家に着くまで」
  • 白のミステリー 女性ミステリー作家傑作選(1997年12月 光文社)「疵」
    • 【改題・再編集】殺意の宝石箱 女性ミステリー作家傑作選1(1999年9月 光文社文庫)
  • 名探偵の饗宴(1998年3月 朝日新聞社 / 2015年3月 朝日文庫)「神の目」
  • 七人の女探偵(1998年5月 廣済堂ノベルズ)「弁当箱は知っている」
  • 花迷宮(2000年7月 日文文庫)「あの子はだあれ」
  • 推理作家になりたくて 第一巻「匠」マイベストミステリー(2003年6月 文藝春秋)「双頭の影」
    • 【改題】マイ・ベスト・ミステリー1(2007年8月 文春文庫)
  • 伊坂幸太郎選 スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎005(2010年9月 講談社文庫)「盗まれて」
  • 辻村深月選 スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎008(2013年10月 講談社文庫)「音の密室」
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション(2021年2月 角川文庫)「鳥の巣」

単著未収録短編

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  • お見合い(講談社『小説現代』1988年7月号) - 今井恵子名義
  • あるボランティア活動(講談社『小説現代』1989年7月号) - 今井恵子名義
  • Yの悲劇(講談社『小説現代』1989年9月号) - 今井恵子名義
  • 音の密室(光文社『小説宝石』1996年7月号)
  • チャットの夜(光文社『小説宝石』1997年12月号)
  • パンドーラの匣(新潮社『小説新潮』2000年1月号)
  • 写真の怪(集英社『レンザブロー』2009年)
  • 虫愛ずる女(集英社『レンザブロー』2009年)

映像化作品

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テレビドラマ

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フジテレビ関西テレビ
テレビ朝日

映画

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出典

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  1. ^ a b c d “ミステリー作家の今邑彩さん、独居の自宅で死去”. 読売新聞. (2013年3月18日). オリジナルの2014年1月7日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140107234313/http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=74558 2014年1月8日閲覧。 
  2. ^ 会員名簿 今邑彩”. 日本推理作家協会. 2024年10月15日閲覧。
  3. ^ 鮎川哲也賞 歴代受賞作”. 東京創元社. 2024年10月15日閲覧。

関連項目

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