仲里利信
仲里 利信 なかさと としのぶ | |
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生年月日 | 1937年3月16日(87歳) |
出生地 | 日本 沖縄県島尻郡南風原町 |
出身校 | 琉球大学文理学部 |
前職 |
会社経営 農業[1] |
所属政党 |
(自由民主党→) (新進党[2]→) (自由民主党→) 無所属 |
称号 | 理学士 |
公式サイト | 仲里利信|公約を守る!信頼の「オール沖縄」 |
選挙区 | 沖縄4区 |
当選回数 | 1回 |
在任期間 | 2014年12月17日[3] - 2017年9月28日 |
第14代 沖縄県議会議長 | |
在任期間 | 2006年 - 2008年 |
沖縄県議会議員 | |
選挙区 | 島尻郡選挙区 |
当選回数 | 4回 |
在任期間 | 1992年 - 2008年 |
仲里 利信(なかさと としのぶ、1937年3月16日 - )は、日本の政治家、実業家。衆議院議員(1期)、沖縄県議会議長(第14代)、沖縄県議会議員(4期)を務めた。
来歴
[編集]沖縄県島尻郡南風原町生まれ。幼少期は沖縄戦を体験する。沖縄県立知念高等学校、琉球大学文理学部化学科卒業。卒業後は島ぞうり(ゴムぞうり)製造を主に手がける企業を設立し、同社代表を務める[4]。
衆議院議員、参議院議員を務めた大城眞順の後援会事務局長を経て、1992年の沖縄県議会選挙に自由民主党公認で島尻郡選挙区から出馬し、初当選。以後4期16年にわたり県議を務め、2006年には沖縄県議会議長に選出された(~2008年)。2008年の沖縄県議会議員選挙には出馬せず、政界引退を表明。引退後の2012年、第46回衆議院議員総選挙では沖縄4区から出馬した自民党元職の西銘恒三郎の後援会長を務め[要出典]、西銘は無所属の瑞慶覧長敏を破り、3年ぶりに国政に復帰した。
西銘の当選後も後援会長を務めていたが、西銘が衆院選で反対を訴えていた宜野湾市の普天間飛行場の、名護市辺野古への移設を容認する姿勢に転じたため、2013年11月に後援会長を辞任[5][6]。あわせて自民党沖縄県連の顧問も辞任し、自民党を離党した。
2014年11月22日、記者会見を開き、第47回衆議院議員総選挙に沖縄4区から出馬する意向を表明[7]。選挙戦では翁長雄志沖縄県知事(当時)の推薦、日本共産党、社会民主党、生活の党、沖縄社会大衆党、緑の党そして基地の県内移設に反対して自民党を除名された「新風会」の支援を受け[要出典]、「オール沖縄」を標榜し、沖縄4区でかつて自身が後援会長を務めていた自民党前職の西銘恒三郎を破り、当選した(西銘も比例復活)[8]。2017年の第48回衆議院議員総選挙でも再び沖縄4区から「オール沖縄」の体勢で立候補したが、西銘恒三郎に敗れ落選し、選挙後に政界引退を表明した[9]。
引退後の2018年、翁長知事の逝去に伴い行われた沖縄県知事選挙にて同じくオール沖縄所属の国会議員である玉城デニーが出馬。仲里はその選対本部長に就任し当選に貢献した[10][11]。
政策・主張
[編集]- 与那国島への陸上自衛隊基地建設に反対。2015年2月22日に実施された自衛隊誘致の是非を問う住民投票では、同月20日の基地建設反対派の総決起集会に激励のため訪れ、「軍隊は住民を守らない。いつ爆弾が落ちてくるか分からない場所に観光客はこない。自衛隊基地建設を許してはならない」と述べた[12]。
- 普天間飛行場の沖縄県内移設反対[13]。
- 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉からの撤退[13][14]。
- 消費税増税反対[13][15]。
- 憲法9条の改正・集団的自衛権の行使容認に反対[16]。
- アベノミクスを評価しない[16]。
- 原発は日本に必要ない[16]。
- 首相は靖国神社に参拝すべきでない[16]。
- 村山談話、河野談話を見直すべきでない[16]。
- ヘイトスピーチを法律で規制することに賛成[16]。
- 選択的夫婦別姓制度の導入に反対[17][18]。
- 特定秘密保護法について、「今のところその効果は見えない。見えないところがかえって怖いところだと思う」と危険視する発言をしている[19]。
脚注
[編集]- ^ “沖縄4区 仲里 利信”. 毎日新聞. (2014年12月2日) 2021年9月20日閲覧。
- ^ 新進党県連、分裂状態に- 琉球新報、1997/9/26
- ^ 平成26年12月17日沖縄県選挙管理委員会告示第59号(衆議院小選挙区選出議員選挙における当選人)
- ^ ナカサト利信プロフィール
- ^ “仲里氏、自民離党へ 辺野古転換で”. 沖縄タイムス. (2013年11月30日) 2014年12月17日閲覧。
- ^ “地域の未来は自分たちで決める”. 人民新聞. (2014年2月1日) 2015年1月31日閲覧。
- ^ “仲里利信氏、出馬を表明/衆院選沖縄4区”. 宮古毎日新聞. (2014年11月23日) 2015年1月31日閲覧。
- ^ “【電子号外】1、4区は赤嶺、仲里氏 自民、沖縄で選挙区全敗”. 琉球新報. (2014年12月14日) 2015年1月31日閲覧。
- ^ “4区の仲里利信氏、敗戦の弁と政界引退を表明”. 琉球日報 (2017年10月23日). 2017年10月23日閲覧。
- ^ 玉城デニー氏の選挙母体が事務所開き 沖縄県知事選 沖縄タイムス2018年9月1日付
- ^ 沖縄知事選、玉城デニー氏擁立の背景に幅広い民意 週刊金曜日2018年9月12日付
- ^ 陸自基地建設に「ノー」 八重山毎日新聞 2015年2月21日 2015年2月22日閲覧。
- ^ a b c 衆院沖縄第4区・予定候補者ナカサト利信の政策
- ^ ナカザトはTPP反対 自身のTwitter
- ^ ナカザトは消費税増税反対! 自身のTwitter
- ^ a b c d e f 2014衆院選 沖縄4区 仲里 利信
- ^ 「<憲法特集>九州・沖縄の国会議員アンケート(3)主なテーマ」、西日本新聞、2016年4月30日。
- ^ 朝日新聞、2014年衆院選、朝日・東大谷口研究室共同調査、2014年。
- ^ Listening:<特定秘密保護法に言いたい>見えない、言えない−−衆院議員・仲里利信さん毎日新聞2015年3月2日、2015年3月3日観覧
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 仲里利信|公約を守る!信頼の「オール沖縄」
- 仲里利信 (@NakasatoOkinawa) - X(旧Twitter)
- 仲里利信 (nakasatookinawa) - Facebook
議会 | ||
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先代 外間盛善 |
沖縄県議会議長 第14代:2006年 - 2008年 |
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