伊丹町
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いたみちょう 伊丹町 | |
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伊丹町役場(1933年頃) | |
廃止日 | 1940年11月10日 |
廃止理由 |
新設合併 伊丹町、稲野村 → 伊丹市 |
現在の自治体 | 伊丹市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 近畿地方 |
都道府県 | 兵庫県 |
郡 | 川辺郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
面積 | 6.6 km2. |
総人口 |
24,099人 (国勢調査、1940年) |
隣接自治体 | 川西町、稲野村、園田村、神津村 |
伊丹町役場 | |
所在地 | 兵庫県川辺郡伊丹町伊丹字中ノ町 |
座標 | 北緯34度46分58秒 東経135度24分58秒 / 北緯34.78286度 東経135.41619度座標: 北緯34度46分58秒 東経135度24分58秒 / 北緯34.78286度 東経135.41619度 |
ウィキプロジェクト |
伊丹町(いたみちょう)は、1889年から1940年まで存在した日本の兵庫県川辺郡に存在した町である。
地理
[編集]現在の伊丹市中部、伊丹郷町・大鹿・北村・北河原の各地域に当たる。
摂津国のほぼ中心に位置し、北を川西町、西を稲野村、南を園田村、東を神津村と接していた。北西の長尾村や北東の大阪府池田市とは僅かに接していない。
歴史
[編集]江戸時代には近衛家の所領とされ、酒造業が盛んであった。当地で生産される伊丹酒は全国的に著名であったが、18世紀に入ると灘五郷が台頭し大きくシェアを奪われることになる。
明治に入り、町村制が施行されると川辺郡役所が1926年の郡制廃止まで置かれ郡の中心地となった[1]。
- 1871年(明治4年) - 伊丹郷町など川辺郡伊丹村の全域を伊丹町とし、郡役所が置かれる[2]。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 伊丹町と大鹿・北村・北河原の各村が合併し、旧千僧村の一部飛地を編入して町村制に基づく伊丹町が発足[2]。
- 1940年(昭和15年)11月10日 - 稲野村との新設合併により伊丹市が成立、川辺郡を離脱する。
交通
[編集]- 鉄道
関連人物
[編集]- 梶井基次郎 - 晩年に兄を頼って伊丹町字堀越町(現在の清水3丁目)に居住していた。
- 白洲次郎 - 父親の別荘が伊丹町字北村(現在の春日丘4丁目)に在り、樺山正子との結婚に際し婚姻届を伊丹町役場に提出している。
脚注
[編集]- ^ 伊丹に置かれた川辺郡役所(伊丹の文化財)
- ^ a b 角川日本地名大辞典 第28巻 兵庫県、168ページ。