伊号第四百四潜水艦
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伊号第四百四潜水艦 | |
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基本情報 | |
建造所 | 呉海軍工廠 |
運用者 | 大日本帝国海軍 |
艦種 | 潜水艦 |
級名 | 伊四百型潜水艦 |
建造費 | 28,861,000円 |
艦歴 | |
計画 | 改⑤計画 |
起工 | 1943年11月8日 |
進水 | 1944年7月7日 |
最期 | 1945年6月4日工程95%で工事中止[注釈 1] |
その後 |
1945年7月28日被爆損傷、のち自沈処分 1952年解体終了 |
要目(計画時) | |
基準排水量 | 3,530トン |
水中排水量 | 6,560トン |
全長 | 122.00m |
水線長 | 120.10m |
垂線間長 | 116.00m |
水線幅 | 12.00m |
吃水 | 7.02m |
機関 |
艦本式22号10型低過給内火機械4基 蓄電池 一号一三型360個 主電動機 直流電動機特六型 1,200馬力 2基 |
推進 | 2軸 |
出力 |
水上 7,700bhp 水中 2,400shp |
速力 |
水上 18.7ノット 水中 6.5ノット |
燃料 | 重油1,626.5トン |
航続距離 |
水上 30,000カイリ/16ノット 水中 20カイリ/3ノット |
潜航深度 | 100m |
乗員 |
定員142名 特修兵教員最大113名 |
兵装 |
40口径11年式14cm砲 単装1基 25mm機銃 3連装3基、単装1基 九五式潜水艦発射管三型8門(艦首) 九五式二型魚雷 20本 |
搭載艇 | 短艇2隻 |
搭載機 |
飛行機 3機 ・九一式魚雷 4本 ・800kg爆弾 3個 ・250kg爆弾 12個 射出機 1基 |
レーダー |
対艦用電波探信儀1組 対空用電波探信儀1組 |
ソナー |
仮称三式探信儀四型改一1組 九三式水中聴音機二型乙潜水艦用1組 |
その他 | 九九式測探儀潜水艦用1組 |
伊号第四百四潜水艦[注釈 2](いごうだいよんひゃくよんせんすいかん)は、日本海軍の未成潜水艦。伊四百型潜水艦の4番艦。太平洋戦争後に解体された。
艦歴
[編集]改⑤計画の潜水艦特、第5231号艦型の5番艦、仮称艦名第5235号艦として計画。1943年11月8日、呉海軍工廠で起工。
1944年6月5日、伊号第四百四潜水艦と命名されて本籍を呉鎮守府と仮定し、伊四百型潜水艦の4番艦に定められる。7月7日進水し、本籍を呉鎮守府に定められる。
1945年6月4日、工程95%で工事を中止し[注釈 1]、船体を倉橋島に疎開。7月28日、呉軍港空襲の際に被爆し大破。のち自沈処分とされた。8月17日、本艦の工事中止が発令された。
1951年12月9日、日本サルヴェージにより浮揚され、1952年に解体を終了した。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]参考文献
[編集]- 海軍省
- 昭和18年12月22日付 内令第2778号。
- 昭和19年6月5日付 達第181号、内令第734号、内令第738号、内令員第971号。
- 昭和19年7月7日付 内令第826号、内令員第1195号、内令員第1196号、内令員第1197号。
- 呉鎮守府戦時日誌。
- 海軍艦政本部 『伊四〇〇潜水艦型 一般計画要領書』。
- 世界の艦船 No. 469 増刊第37集 『日本潜水艦史』、海人社、1993年。
- 世界の艦船 No. 791 増刊第114集 『日本潜水艦史』、海人社、2013年。
- 福井静夫 『写真 日本海軍全艦艇史』、ベストセラーズ、1994年。ISBN 4-584-17054-1
- 福井静夫 『昭和軍艦概史III 終戦と帝国艦艇 -わが海軍の終焉と艦艇の帰趨-』、出版共同社、1961年。
- 防衛研修所戦史室 戦史叢書 第88巻 『海軍軍戦備(2) -開戦以後-』、朝雲新聞社、1975年。
- 丸スペシャル No. 13 日本海軍艦艇シリーズ『伊号潜水艦』、潮書房、1977年。
- 丸スペシャル No. 132 日本海軍艦艇発達史『日本の潜水艦I』、潮書房、1988年。
- 明治百年史叢書 第207巻 『昭和造船史 第1巻(戦前・戦時編)』、原書房、1977年。