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伊藤聚

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

伊藤 聚(いとう あつむ、1935年[1]6月30日[2] - 1999年1月6日[3])は、日本の詩人東京都出身。

人物・略歴

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1935年、東京阿佐ヶ谷に生まれる。少年時代を静岡県で過ごした。1945年5月、磐田空襲の直撃を受け、多くの友人を失っている。1954年静岡県立静岡高等学校[注釈 1]卒業[3]早稲田大学文学部独文科を卒業後、松竹に入社。長く助監督・松竹シナリオ研究所校長を務めた。1951年頃から詩作を発表し始める。後、「氾」「鷭」「壱拾壱」「淼」「アサザ属」「飾粽」「NEW感情」などに所属した。美術への関心も強く、コラージュイラストオブジェ・写真など、言葉によらない作品も多く残している。

著作[4]

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  • 『伊藤聚詩集』 砂子屋書房 現代詩人文庫 2006.8
  • 『伊藤聚詩集成』 書肆山田 2001.4
  • 『公会堂の階段に坐って』 書肆山田 1997.4
  • 『ZZZ・・・ : 世界の終りのあとで』 書肆山田 1991.3
  • 『羽根の上を歩く』 書肆山田 1985.5
  • 『目盛りある日』 れんが書房新社 1980.1
  • 『気球乗りの庭』 百鬼界 1976.8
  • 『世界の終りのまえに』 思潮社 1970.7

脚注

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  1. ^ 伊藤 聚 - Webcat Plus”. webcatplus.nii.ac.jp. 2022年11月17日閲覧。
  2. ^ 『「現代物故者事典」総索引 : 昭和元年~平成23年 2 (学術・文芸・芸術篇)』日外アソシエーツ株式会社、2012年、104頁。
  3. ^ a b 『静中・静高同窓会会員名簿』平成15年度(125周年)版 122頁。
  4. ^ 伊藤聚Web詩抄・目次

注釈

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  1. ^ 同期(静岡高校70回)の文学者・詩人に、三木卓小長谷清実がいる。1977年度 H氏賞を小長谷が受賞した時、選考委員会による追加6詩集に伊藤聚の『気球乗りの庭』が選出されている。


参考文献

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関連項目

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外部リンク

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