伊藤誠一
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伊藤 誠一 いとう せいいち | |
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内閣府地方創生推進室より公表された肖像 | |
生年月日 | 1956年4月8日(68歳) |
出生地 | 日本 岐阜県美濃加茂市 |
出身校 | 名古屋大学工学部卒業 |
前職 | 美濃加茂市長 |
所属政党 | 無所属 |
称号 | 名古屋大学工学士 |
当選回数 | 1回 |
在任期間 | 2018年1月28日 - 2022年1月27日 |
伊藤 誠一(いとう せいいち、1956年〈昭和31年〉4月8日[1] - )は、日本の政治家、地方公務員。元美濃加茂市長(1期)。
人物・経歴
[編集]岐阜県美濃加茂市西町出身。岐阜県立加納高等学校を経て、1979年名古屋大学工学部を卒業し美濃加茂市役所入庁。経営戦略室長、総務部長、産業建設部長、経営企画部長などを歴任。
2017年10月、副市長就任[2]。同年12月14日、美濃加茂市長の藤井浩人が辞職。市議会の自民党系3会派は伊藤を市長候補として擁立[3]。
2018年1月28日に行われた市長選に藤井の後継指名[4]と自由民主党、公明党の推薦を受け出馬し、初当選を果たした。投票率は38.62%で過去最低を記録した[5]。
2022年1月23日に行われた市長選に、前回同様自民党と公明党の推薦を受けて立候補。美濃加茂商工会議所の鈴木登会頭、市議会の保守系最大会派「結いの会」の支援も得て[6]、組織戦を展開したが、市役所の新庁舎移転計画見直しを訴える藤井に大差で敗れた[7]。中日新聞社の出口調査では、自民支持層の60%、公明支持層の75%が藤井を支持した。伊藤の陣営関係者は「藤井相手に、推薦証なんてなんの意味もなかった。ただの紙切れだった」と取材に答えた。大差で敗れたことについて中日新聞は「多くの業界団体も必勝祈願の為書きを寄せたが、まるで無力だった」と報じた[8]。1月27日、市長を退任した。
※当日有権者数:42,191人 最終投票率:58.80%(前回比:+20.18pts)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
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藤井浩人 | 37 | 無所属 | 元 | 16,307票 | 66.20% | |
伊藤誠一 | 65 | 無所属 | 現 | 8,325票 | 33.80% | (推薦)自民党・公明党 |
脚注
[編集]- ^ 『全国歴代知事・市長総覧』日外アソシエーツ、2022年、222頁。
- ^ 市長プロフィール - 美濃加茂市ホームページ
- ^ “美濃加茂市長選 自民党系3会派が伊藤副市長擁立で調整”. 毎日新聞. (2017年12月25日) 2018年10月8日閲覧。
- ^ “「市政がまた混乱…」 前市長の出馬意向に周囲困惑 岐阜・美濃加茂”. 毎日新聞. (2021年12月9日) 2022年1月24日閲覧。
- ^ “美濃加茂市長選、有罪確定の前市長が後押しした前副市長が当選 1年で3回目の市長選”. 産経新聞. (2018年1月28日) 2018年10月8日閲覧。
- ^ 渡辺大地 (2022年1月26日). “<青年市長 藤井さん再登板> (下)分断を生まぬ方策探る”. 中日新聞 2022年1月28日閲覧。
- ^ “藤井氏が美濃加茂市長に4度目当選、返り咲き”. 中日新聞. (2022年1月23日) 2022年1月23日閲覧。
- ^ 渡辺大地 (2022年1月25日). “<青年市長 藤井さん再登板> (上)信じる声、衰えぬ知名度”. 中日新聞 2022年1月28日閲覧。
外部リンク
[編集]- 伊藤誠一 美濃加茂市長 (@itoseiichi505) - X(旧Twitter)
公職 | ||
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先代 藤井浩人 |
岐阜県美濃加茂市長 2018年 - 2022年 |
次代 藤井浩人 |