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佐久奈度神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
佐久奈度神社
佐久奈度神社
拝殿
所在地 滋賀県大津市大石中一丁目2-1
位置 北緯34度54分41.2秒 東経135度54分45.4秒 / 北緯34.911444度 東経135.912611度 / 34.911444; 135.912611
主祭神 瀬織津姫命
速秋津姫命
気吹戸主命
速佐須良姫命
社格 式内社名神大
県社
創建 天智天皇8年(669年
本殿の様式 三間社流造
例祭 4月16日
主な神事 御手洗祭(7月31日
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佐久奈度神社(さくなどじんじゃ)は、滋賀県大津市大石中町に鎮座する神社である。式内社名神大社)で、旧社格県社

祭神

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祓戸大神と総称される以下の4柱を祀る。

祓い浄めを始め、武運長久・家内安全の神徳を有すとされる。

神紋

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  • 心櫻十六菊

歴史

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天智天皇8年(669年)勅願により、中臣金が祓戸の神を祀ったのが創始である。以来、七瀬の祓い所の一つとして重んぜられ、仁寿元年(851年名神に列し[1]貞観元年(859年)には従五位上の神階を賜り[2]、名神大社として延喜の制に定められるなど当地方の名社であった。 大石良勝が武運長久・息災延命を祈願して奉納した絵馬の「板絵著色武者騎馬像」が大津市指定文化財として残されている[3]

境内から1 km南にある御旅所社殿は鎌倉時代からあった旧社殿を建て替える際に、その部材を用いて建立されたものである[3]

明治9年(1876年)に村社に列格し、同41年神饌幣帛料供進社の指定を受け、大正10年(1921年)には県社に昇格した。昭和39年(1964年)に 天ケ瀬ダムの建設に伴い東寄りの低地から現在地に移った[3]

祭事

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  • 4月16日 例祭
  • 7月31日 御手洗祭

境内社

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  • 焼鎌神社
  • 敏鎌神社
  • 稲荷神社
  • 八幡神社
  • 橋守社

交通アクセス

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脚注

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  1. ^ 文徳天皇実録』同年6月甲寅(13日)条。同条に「散久難度神を明神に列す」とある。
  2. ^ 日本三代実録』同年1月27日条。
  3. ^ a b c d 大津市歴史博物館 2004, p. 36.

参考文献

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  • 大津市歴史博物館『大津 歴史と文化 身近な歴史再発見!』大津市、2004年10月1日。 

外部リンク

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