佐藤康彦
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佐藤 康彦(さとう やすひこ、1933年- )は、日本のドイツ文学者、翻訳家。京都大学名誉教授。専攻は近代オーストリア文学、東欧ユダヤ系ドイツ語文学。
来歴
[編集]仙台市生まれ。東京大学文学部独文科卒業。ウィーン大学留学。岩手大学助教授、京大教養部教授、総合人間学部教授。1997年定年退官、名誉教授。
著書
[編集]- 『イスラエル×ウクライナ紀行 東欧ユダヤ人の跡をたずねて』(彩流社) 1997.2
翻訳
[編集]- 『文学の危機』(ヴァルター・ベンヤミン、高木久雄共訳、晶文社、ヴァルター・ベンヤミン著作集7) 1969
- 『ドイツ・ロマン主義』(ヴァルター・ベンヤミン、大峯顕, 高木久雄共訳、晶文社、ヴァルター・ベンヤミン著作集4) 1970
- 『第三のワルプルギスの夜』(カール・クラウス、武田昌一, 高木久雄共訳、法政大学出版局、カール・クラウス著作集6) 1976.12
- 『言語と社会』(ヴァルター・ベンヤミン、久野収共編、晶文社、ヴァルター・ベンヤミン著作集3) 1981.12
- 『昔日のウィーンより』(シュティフター、高木久雄, 田口義弘ほか共訳、松籟社、シュティフター作品集4) 1984.11
- 『ユダヤ人国家 ユダヤ人問題の現代的解決の試み』(テオドール・ヘルツル、法政大学出版局、叢書・ウニベルシタス) 1991.5
- 『ヨーゼフ・ロート小説集』1 - 4(平田達治共訳、鳥影社) 1993 - 1999
参考
[編集]- 著書の紹介文