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保科三良

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ほしな みつよし
保科 三良
生年月日 (1935-01-01) 1935年1月1日
没年月日 (1987-06-20) 1987年6月20日(52歳没)
出身地 日本の旗 日本東京府
職業 俳優声優
ジャンル 演劇映画テレビドラマ
活動期間 1952年[1] - 1987年
著名な家族 保科一明(兄)[2]
主な作品
『忍びの者』[1]
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保科 三良(ほしな みつよし、1935年1月1日[3][4] - 1987年6月20日[1])は、日本の男性俳優声優東京府出身[3]

人物

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東京教育大学卒業[3]。1952年、新協劇団研究所に入所[4]。『死んだ海』の漁民役が初舞台[3]。同劇団においては事務局長も務めていた[5]。1959年、東京芸術座に入団し[3]、同劇団の中心的な俳優として死去するまで所属していた[1]。マネジメントは東京俳優生活協同組合[6][4]

声種は高い[7]

資格は自動車[7]

4人兄妹の三男で[2]、一番上の兄である保科一明は[2]住友商事常務取締役[8]、住商建材社長などを務めた[8]

1987年6月20日、心不全のため死去[1]

出演作品

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テレビドラマ

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NHK

NHK教育

  • 明るい仲間(1965年)

CX

  • 黄色いインコ(1959年3月11日)
  • 東芝土曜劇場
    • 第18話「百足ちがい」(1959年7月4日)
  • プリンス劇場 愛のシグナル「大臣の洋傘」(1960年11月17日)
  • プリンススリラー劇場「棺」(1962年6月1日)
  • 第7の男
    • 第9話「湖上にかける橋」(1964年12月22日)
  • 戦国群盗伝 第24話(1965年)
  • マグマ大使(1966年) - ザンバ
    • 第19話「バランゴ作戦」(11月7日)
    • 第20話「死闘・二大怪獣!」(11月14日)
  • 若者たち
    • 第11話「つながり」(1966年4月18日)
    • 第34話「鈴蘭を刈った男」(1966年9月30日)
  • シオノギテレビ劇場
    • 山本周五郎シリーズ 釣忍(1966年8月25日)
  • 三匹の侍
    • 第3シリーズ
      • 第26話「あばれ師範」(1966年3月31日)
    • 第4シリーズ
      • 第4話「麝香丸の亡霊」(1966年10月27日) - 原軍兵衛
    • 第5シリーズ
      • 第6話「にがい汐」(1967年11月16日) - 卯助
      • 第20話「白い幻花」(1968年2月15日) - 橋場甚内
  • ライオン奥様劇場
  • 戦え! マイティジャック
    • 第5話「マリヤの像を追いかけろ!!」(1968年8月3日) - 警備主任
  • 一心太助
    • 第4話「娘魚屋繁盛記」(1971年10月24日) - 円蔵
  • お祭り銀次捕物帳
    • 第10話「人情牢破り」(1972年7月8日) - 金太
  • 怪傑ライオン丸
    • 第17話「怪人ジェロニモ 悪魔のノロシ」(1972年7月22日) - 砦のリーダー
  • 浮世絵 女ねずみ小僧
    • 第2シリーズ
      • 第20話「鬼火が呼んでる鈴ヶ森」(1972年10月21日)
  • 銭形平次
    • 第390話「十手一代」(1973年) - 金次
    • 第505話「上方から来た男」(1976年) - 留五郎
    • 第525話「盗っ人の遺産」(1976年) - 芳藏
  • 木曽街道いそぎ旅
    • 第6話「鬼押出しの決闘」(1973年5月12日) - 野分の五郎蔵
  • 戦国ロック はぐれ牙
    • 第6話「火縄銃で夜を焦がせ」(1973年9月8日)
  • 笹沢左保シリーズ 八州犯科帳
    • 第1話「命を買った女」(1974年4月6日) - 雷神の宗右衛門
  • 江戸の激斗
    • 第21話「日陰の花を救え」(1979年)
  • 西遊記II
    • 第9話「地獄極楽宙ぶらりん」(1980年) - 側用人
  • 同心暁蘭之介
    • 第24話「神を売った男」(1982年3月24日) - 寺子屋の先生
  • 暁に斬る!
    • 第17話「紅鶴はやわ肌に燃える」(1983年1月25日)
  • 恋人よ、われに帰れ(1983年9月23日)
  • 流れ星佐吉(KTV / 松竹)
    • 第24話「恋と盗みの大勝負」(1984年4月24日)

日本テレビ

  • ダイヤル110番
    • 第50話「恐怖の影」(1958年8月16日)
    • 第60話「暗い運転席」(1958年10月28日)
    • 第95話「白いハイヒール」(1959年6月30日)
    • 第178話「斜面」(1961年2月7日)
    • 第221話「歪んだ歯車」(1961年12月5日)
    • 第224話「不協和音」(1961年12月26日)
    • 第318話「手錠」(1963年10月20日)
    • 第336話「目撃者」(1964年2月23日)
  • 木曜ワイドアワー「万年筆」(1959年12月24日)
    • 第25話「つむじ風」(1967年10月2日)
  • 五人の野武士
    • 第2話「剣豪 暁の対決」(1968年10月15日)
  • 家光が行く
    • 第3話「魚河岸の暴れん坊」(1972年10月19日) - 魚政
  • 丹下左膳 こけ猿の壷篇
    • 第3話/第4話(1974年) - 高大之進
  • おんな浮世絵・紅之介参る!
    • 第20話「辻斬り浪人」(1974年2月16日) - 伊勢屋
  • 長崎犯科帳
    • 第14話「旅路の果てのふたり」(1975年7月6日) - 段造の手下
  • 伝七捕物帳
    • 第22話「女ごころのなみだ雨」(1974年) - 常吉
    • 第97話「逆転歓喜の杯」(1976年) - 勝五郎
    • 第158話「寄り合う肩に情の十手」(1977年) - 多助
  • 十手無用 九丁堀事件帖
    • 第22話「江戸の町から魚が消えた!」(1976年2月29日)
  • 子連れ狼
    • 第3シリーズ(1976年) - 名古寺無生
      • 第22話「父子草大五郎」
      • 第24話「守りて候」
      • 第25話「波と笛と」
  • 俺たちの朝
    • 第19話「雨漏と人工呼吸と熱い味噌汁」(1977年2月27日)
  • 新五捕物帳
    • 第15話「執念の十手に血が通う」(1978年1月24日) - 黒川屋鉄五郎
    • 第52話「裏切られた女」(1978年12月26日) - 京紅屋番頭・利蔵
    • 第160話「心に描く母の似顔」(1981年11月10日)

テレビ東京

  • 女殺し屋 花笠お竜
    • 第6話「殺人街道に花が舞う」(1969年11月8日)
  • おんな組アクション控
    • 第13話「“火の用心”にご用心」(1972年12月28日)
  • 大江戸捜査網 第3シリーズ
    • 第10話「目撃者を消せ!」(1973年11月24日) - 西脇栄之助
    • 第53話「初夜に消された恋女房」(1974年9月21日) - 黒川左門
    • 第240話「姉妹芸者 涙の仇討ち」(1978年6月17日) - 秋山将監
    • 第256話「狙われた恐怖の連判状」(1978年10月7日) - 尾張屋
    • 第314話「悪を撃つ謎のオランダ銃」(1979年11月17日) - 桐山
    • 第340話「祭りに咲いた夫婦花」(1980年5月31日) - 評定所一座
    • 第357話「人情 男涙の恩返し」(1980年9月27日) - おゆみの父
    • 第367話「天下を狙う闇将軍」(1980年12月6日) - 半兵衛の配下
    • 第383話「罠に落ちた女ねずみ」(1981年4月4日)
    • 第394話「姫君七変化道中」(1981年6月20日) - 立花主膳
    • 第423話「大奥に棲む女夜叉」(1982年1月16日) - 木曽屋
    • 第440話「甘い誘惑 毒殺人名録」(1982年5月15日) - 淀屋藤吉
    • 第464話「鈴の音はおんなの忍び泣き」(1982年10月30日) - 三沢屋
    • 第489話「女を狩る通り魔 陶酔の宴」(1983年4月30日) - 牢屋奉行
    • 第503話「刺青連続殺人! 宿命の父娘」(1983年8月6日) - 幻雲斎
    • 第517話「孤島に燃える! 悲恋の挽歌」(1983年11月12日) - 中津川頼母
    • 第526話「遊女流転! 津軽おんな恋歌」(1984年1月21日) - 出羽の楼主
  • 新大江戸捜査網
    • 第25話「絶唱! 涙の夫婦花」(1984年9月22日) - 幸兵衛
  • 闘え!ドラゴン
    • 第9話「怪奇! 闇空手!」(1974年8月27日) - 原島
  • ザ・スーパーガール
    • 第13話「女ドラゴン・紅の必殺拳」(1979年6月25日)

テレビ朝日

  • 部長刑事
    • 第76話「共犯者は消えない」(1960年2月13日)
  • 徳川家康
    • 第1部
      • 第12話/第30話(1964-1965年)
  • 鉄道公安36号
    • 第82話「出発進行」(1965年1月2日)
    • 第119話「姿なき恐怖」(1965年9月22日)
  • 新選組血風録
    • 第22話「海鳴りが呼ぶ」(1965年12月5日) - 松本良順
  • 黄色い風土(1965-66年)
  • 特別機動捜査隊
    • 第219話「007はテーブルナンバー」(1966年)
    • 第244話「法外者」(1966年)
  • 待っていた用心棒
    • 第3話「吹きだまりの月」(1968年2月12日) - 同心・三原
  • 夜の主役
    • 第14話「美しき鬼」(1968年10月29日)
  • 天皇の世紀
    • 第13話「壊滅」(1971年) - 天野伴内
  • 荒野の素浪人
    • 第23話「砂塵! 狙われた辺境の宿」(1972年6月6日)
  • 遠山の金さん捕物帳
    • 第126話「身を投げ出して来た女」(1972年12月3日) - 権太
  • ご存知遠山の金さん
    • 第18話「弁慶の泣きどころ」(1974年2月3日) - 福助
  • 破れ奉行(テレビ朝日 / 中村プロ)
    • 第2話「血風!世直し快速船」(1977年4月12日) - 代貸し
  • 若さま侍捕物帳
    • 第18話「参上!! 悪女狩り」(1978年10月19日) - 三田村
  • 江戸の牙
    • 第3話「阿片! 墓標なき男」(1979年10月16日) - 与力・北川
  • 半七捕物帳
    • 第17話「化け銀杏」(1979年7月24日)
  • 帝銀事件 大量殺人・獄中32年の死刑囚(1980年1月26日)
  • 走れ!熱血刑事
    • 第24話「青春にキックオフ」(1981年6月1日) - 下山
  • 太陽戦隊サンバルカン
    • 第25話「ドッキリ海蛇の穴」(1981年8月1日)
  • 特捜最前線
    • 第199話「悪魔のような女!」(1981年2月25日)
    • 第328話「カラスとよばれた女!」(1983年9月7日)
    • 第353話「特別病棟の女!」(1984年2月29日)
    • 第457話「終着駅の女II 上野駅・徳永礼子の犯罪」(1986年3月20日)[9]

TBS

  • 民話劇場(民話劇)「片端船」(1959年10月8日)
  • 父子鷹
    • 第1話(1964年) - 大館三十郎
  • 隠密剣士
    • 第十部「変幻忍法帖」
      • 第3話「戸隠流長髪玄達」(1965年1月17日) - 長髪玄達
  • 東芝日曜劇場
    • 第574話「くちなしの花」(1967年12月10日)
  • 獅子のごとく(1978年8月21日) - 登志子の父
  • 曠野のアリア(1980年) - 大久保正信
  • Gメン'75
    • 第201話「Gメン対香港カラテ軍団」(1979年)
    • 第303話「殺し屋新婚夫婦」(1981年)
    • 第325話「帰って来たラーメン刑事」(1981年)
    • 第336話「エレベーター連続女性殺人事件」(1981年)
  • 陽のあたる場所(1982年4月10日)
  • ふぞろいの林檎たち
    • パートI
      • 第8話「大きな声が出せますか」(1983年7月15日)

映画

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舞台

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  • 死んだ海(1952年、新協劇団) - 漁民[3]
  • デッド・エンド(1953年、新協劇団) - ジョーンズ[10]
  • プラント・クレチェット(1954年、新協劇団) - ベレスト[11]
  • 山の民(1954年、新協劇団) - 長平[12]、田代英一郎[12]
  • 石狩川(1954年、新協劇団) - 安部誠乃[12]
  • 敵(1955年、新協劇団) - ザハール[13]
  • 国定忠治(1957年 - 1958年、新協劇団・劇団中芸合同公演) - 検死役人[14]
  • デッド・エンド(1960年、東京芸術座) - グリスワルド[15]
  • 紺の制服(1960年、東京芸術座) - 光夫[16]
  • 忍びの者(1963年、東京芸術座) - 石川五右衛門[17]
  • 五右衛門釜煎り(1964年、東京芸術座) - 石川五右衛門[18]
  • 国定忠治(1967年、東京芸術座) - 玉村の京蔵[19]
  • 蟹工船(1968年、東京芸術座) - 芝浦[20]
  • 暴力団記(1973年、東京芸術座) -周平甫[21]
  • 検察官(1976年、東京芸術座) - フレスタコーフ[22]
  • 野望の系譜-壬申の乱-(1980年、東京芸術座) - 中大兄皇子[23]

テレビアニメ

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吹き替え

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映画

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国内ドラマ

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  • 超人バロム・1(読売テレビ)
    • 第14話「魔人アリゲルゲと13のドルゲ魔人」(1972年7月2日) - アリゲルゲ

海外ドラマ

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海外アニメ

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人形劇

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  • サンダーバード - ゴールドハイマー監督
  • スーパーカー
    • ベロータ島の革命(セバスチャン・カプリオ・デ・ラ・フェスチオラ・ラグアーバ将軍)※フジテレビ版
    • スコットランドの幽霊(アーガス・マカレル)※フジテレビ版

参考文献

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  • 倉林誠一郎, ed (1966). 新劇年代記 戦後編. 白水社 

脚注

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  1. ^ a b c d e 「ニュース」『テアトロ』No.535、カモミール社、1987年9月、179頁。 
  2. ^ a b c 人事興信所 編『人事興信録』《上》(第24版)人事興信所、ほ 3頁。 
  3. ^ a b c d e f 「新劇俳優名鑑」『新劇便覧』テアトロ、1965年、310頁。 
  4. ^ a b c 『タレント名鑑NO2』芸能春秋社、1963年、85頁。 
  5. ^ 国勢協会 編『国勢総覧』(第13版)国際連合通信社、1955年、970頁。 
  6. ^ 『声優名鑑 アニメーションから洋画まで…』近代映画社、1985年、141頁。 
  7. ^ a b 『声優の世界-アニメーションから外国映画まで』朝日ソノラマファンタスティックコレクション別冊〉、1979年10月30日、101頁。 
  8. ^ a b 「表紙は語る--住商建材(株)社長 保科一明」『住宅ジャーナル』9月号、日本建材新聞社、1981年、22頁。 
  9. ^ 1985年10月10日に放映された「特捜最前線 スペシャル」を加算した場合は第458話。
  10. ^ 新劇年代記 1966, p. 307, 昭和二十八年(1953年)
  11. ^ 『社会教育』9月号、日本青年館「社会教育」編集部、1954年9月、88頁。 
  12. ^ a b c 新劇年代記 1966, pp. 345 - 346、371, 昭和二十九年(1954年)
  13. ^ 『演劇評論』5月号、演劇評論社、1955年5月、64頁。 
  14. ^ 「演劇」『左翼文化年報 1958年版』星光社、1958年、246 - 247頁。 
  15. ^ 芸能学会(編)『芸能』7月号、芸能発行所、1960年、83頁。 
  16. ^ 芸能学会(編)『芸能』11月号、芸能発行所、1960年、74頁。 
  17. ^ 芸能学会(編)『芸能』2月号、芸能発行所、1963年、73頁。 
  18. ^ 芸能学会(編)『芸能』2月号、芸能発行所、1964年、81頁。 
  19. ^ 芸能学会(編)『芸能』6月号、芸能発行所、1967年、60頁。 
  20. ^ 鶴岡征雄「観客席 東京芸術座「蟹工船」」『民主文学』2月号、日本民主主義文学会、1969 - 02、110 - 110頁。 
  21. ^ 芸能学会(編)『芸能』6月号、芸能発行所、1973年、64頁。 
  22. ^ 田島義雄『児童演劇』No.192、日本児童演劇協会、1977年11月、5頁。 
  23. ^ 芸能学会(編)『芸能』2月号、芸能発行所、1980年、69頁。 

外部リンク

[編集]