コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

克・亜樹

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
かつ・あき
克・亜樹
本名 中村 克明(なかむら かつあき)
生誕 (1961-09-19) 1961年9月19日(63歳)
日本の旗 日本福岡県福岡市西区
国籍 日本の旗 日本
職業 漫画家
活動期間 1983年 -
ジャンル 青年漫画少年漫画
代表作 『はっぴぃ直前』[1]
星くずパラダイス[1][2]
ふたりエッチ[2]
熱いぞ!猫ヶ谷!![2]
受賞
公式サイト 克・亜樹 公式サイト アトリエ克
テンプレートを表示

克・亜樹(かつ・あき、本名:中村 克明男性1961年9月19日 - )は、日本漫画家福岡県福岡市西区出身。大阪芸術大学芸術学部デザイン学科卒業。

来歴

[編集]

大学在学中の1983年、小学館の第12回小学館新人コミック大賞少年部門で佳作を、白泉社の『花とゆめ』で第88回HMC(花とゆめまんが家コース)トップ賞を受賞。受賞作の『メアリー♥ララバイ』が同年5月発売の『花とゆめ 大増刊』に、『ルピア!』が同年7月発売の『週刊少年サンデー 夏休み増刊号』に掲載されてデビュー[3][4]

以後しばらくは、『月刊コミコミ』や『週刊少年サンデー増刊号』などで読み切り作品と短期集中連載作品の執筆を担当。後に、それと並行して『週刊少年サンデー』で連載を持つようになる。

1993年以降は青年誌での執筆が中心となり、1997年[注 1]からは『ヤングアニマル』で『ふたりエッチ』を連載中。

人物

[編集]

既婚者[5][6]

5年制の高等専門学校に通っていた関係から、大学に入学したのは高校卒業・現役入学者の2年遅れであり[7]、年齢が同じ島本和彦は大学の先輩に当たる。また、MEIMUは大学の同級生、樹崎聖は後輩である。元アシスタントに吉崎観音などがいる。

克が小学館で世話になった編集者が島本和彦の担当者でもあったことから、デビュー後しばらく島本のアシスタントをしていたことがある[8]

影響を受けた作家は高橋葉介。ホラー漫画やホラー映画が好きで『ふたりエッチ』の小野田優良がホラー映画好きという設定は自分の好みを反映させている。投稿作の1本目はホラー漫画であったが、投稿先の『花とゆめ』にも『サンデー』にも没にされた[9]

作品リスト

[編集]

連載作品

[編集]

コミカライズ作品

[編集]

傑作集・短編集

[編集]
  • 風使いのSAIL (1987年、白泉社、ISBN 4-592-13552-0
  • 克・亜樹傑作集 ドラマチック♡ベル(1989年、小学館、ISBN 4-09-122190-4
  • 克・亜樹傑作集 ときめいてラビット(1990年、小学館、ISBN 4-09-122191-2
  • 克・亜樹スペシャル -異色短編集- (1994年、白泉社、ISBN 4-592-13550-4
  • 克・亜樹スペシャル 2 -傑作短編集- (1998年、白泉社、ISBN 4-592-13460-5
  • 克・亜樹ラブストーリースペシャル(2002年、白泉社、ISBN 4-592-13498-2
  • DADDY★バージン(2004年、少年画報社、ISBN 4-7859-2456-X

画集

[編集]
  • A LOT OF KISS 克・亜樹画集(2001年、角川書店、ISBN 4-04-853292-8
  • ふたりエッチ画集 ゆらゆら(2001年、白泉社、ISBN 4-592-73182-4
  • 克・亜樹ワールド Carnival (2005年、グラフィック社、ISBN 4-7661-1645-3

その他

[編集]

出演

[編集]

元アシスタント

[編集]

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ ただし同作品の第1回が掲載された『ヤングアニマル』1997年1号は前年12月の第4金曜日に発売されているので、厳密には1996年からとなる。

出典

[編集]
  1. ^ a b 克・亜樹先生×もりやまゆうじ先生 対談レポート”. アミューズメントメディア総合学院 (2009年). 2018年4月6日閲覧。
  2. ^ a b c 克・亜樹ブログ”. 2024年6月28日閲覧。
  3. ^ 克・亜樹 公式サイト アトリエ克 - プロフィール・アトリエ紹介”. 2018年4月6日閲覧。
  4. ^ 克・亜樹 (2009年4月6日). “今月でデビュー26年! | 克・亜樹ブログ”. 2018年4月6日閲覧。
  5. ^ 克・亜樹 (2009年4月21日). “結婚☆☆ | 克・亜樹ブログ”. 2018年4月6日閲覧。
  6. ^ 克・亜樹 (2012年2月18日). “29周年です! | 克・亜樹ブログ”. 2018年4月6日閲覧。
  7. ^ 『克・亜樹先生』 その1 | まんがのチカラ | まんが☆天国”. 「まんがの日」委員会/講談社、集英社、小学館、白泉社 (2008年). 2009年3月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年4月6日閲覧。
  8. ^ 克・亜樹. “克・亜樹 公式サイト アトリエ克 - 作品解説 第1期”. 2018年4月6日閲覧。
  9. ^ MANGA姉っくす! Vol.22【ゲスト:克・亜樹先生】 - 2014/10/15 20:00開始 - ニコニコ生放送 1:34:00
  10. ^ “薄場圭「スーパースターを唄って。」連載が月スピから週刊スピリッツに移籍”. コミックナタリー (ナターシャ). (2024年3月27日). https://natalie.mu/comic/news/566904 2024年3月27日閲覧。 

外部リンク

[編集]