全日本選抜レスリング選手権大会
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全日本選抜レスリング選手権大会(ぜんにほんせんばつレスリングせんしゅけんたいかい)は、日本のレスリングの大会である。主催は日本レスリング協会。株式会社明治(旧明治乳業)の特別協賛。
概要
[編集]1997年に第1回大会が開催され、6月(年度によって4月または5月の場合もある)に東京体育館または駒沢体育館にて開催される。
全日本レスリング選手権大会と並ぶ国内レスリング2大大会とされ、オリンピック及び世界選手権の代表選考会も兼ねて行われる。各階級全日本選手権上位8選手と強化委員会推薦4選手の計12選手で争われる。選手権・選抜で2冠を獲得した選手が日本代表に選ばれ、異なる場合はプレーオフで決着をつける。
最優秀選手には「明治杯」(旧明治乳業杯)が授与される。
なお、2009年までは基本的に男子のみの大会ではあったが、全日本女子選手権大会のプレーオフもこの大会内で行われていた。
2010年大会より全日本女子選手権大会(シニア部門)と統合し、男女大会に生まれ変わる。2020年は中止。
出場選考
[編集]大会は前年度が対象[1]
- 前回大会ベスト8
- 全日本選手権大会ベスト8
- 国民体育大会(成年)3位以内
- 全日本学生選手権大会(インカレ)3位以内
- 東日本学生新人戦(春季・秋季)優勝
- 全日本社会人選手権大会3位以内
- 国民体育大会(少年)優勝
- 西日本学生選手権大会優勝
- 西日本学生新人戦 優勝
- 全国社会人オープン選手権大会優勝
- 全日本ジュニア選手権大会(ジュニアの部) 優勝
- 所属長推薦かつ男子強化委員会で選考した者
- 男子フリースタイル
- 全日本大学選手権大会3位以内
- インターハイ・優勝
- 全国高校選抜大会 優勝
- 男子グレコローマン
- 女子(高校生以上)
- 女子強化委員会推薦者
ルール
[編集]- 独自のトーナメント方式で敗者復活戦はなし。3・4位決定戦は行う。
- 参加人数は各階級・スタイルとも12名を基準とする。
歴代明治杯受賞者
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
年度 | 受賞者 |
---|---|
1997年 | 和田貴広 |
1998年 | 和田貴広 |
1999年 | 片山貴光 |
2000年 | 太田拓弥 |
2001年 | 永田克彦 |
2002年 | 笹本睦 |
2003年 | 松本慎吾 |
2004年 | 永田克彦 |
2005年 | 松本慎吾 |
2006年 | 松本慎吾 |
2007年 | 笹本睦 |
2008年 | 湯元進一 |
2009年 | 長谷川恒平 |
2010年 | 米満達弘 |
2011年 | 松本隆太郎 |
2012年 | 稲葉泰弘 |
2013年 | 吉田沙保里 |
2014年 | 登坂絵莉 |
2015年 | 吉田沙保里 |
2016年 | 鈴木博恵 |
2017年 | 川井梨紗子 |
2018年 | 高橋侑希 |
2019年 | 川井梨紗子 |
2021年 | 下山田培 |
2022年 | 須崎優衣 |
2023年 | 藤波朱理 |
2024年 | 吉元玲美那 |
脚注
[編集]- ^ a b “「明治杯」20周年記念 平成28年度 全日本選抜レスリング選手権大会 実 施 要 項” (PDF). 公益財団法人日本レスリング協会. 2016年11月22日閲覧。