六花の森
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六花の森(ろっかのもり)は、北海道河西郡中札内村にある六花亭による施設(庭園)。敷地内には工場、美術館、ミュージアムショップ・レストランなどがある。
概要
[編集]六花亭が「マルセイバターサンド」を製造する新工場建設と敷地全体を整備する計画を立ち上げ[1]、「六花の森プロジェクト」として三番川沿い約10ヘクタールの敷地を大林組が工場の建設とともにランドスケープを設計し[1]、2007年(平成19年)にオープンした[2][3]。自然に溶け込んだお菓子工場、クロアチアの古民家を再生した美術館、地元作家によるアートの配置など自然環境に調和した設計を心掛けており、地域の自然と文化に触れ合う場所づくりを目指している[2]。せせらぎや調整池などを核としたマスタープランによって湿地が回復し[2]、孤立していた林に水辺が蘇って草花も蘇生した[1]。
利用案内
[編集]- 所在地:北海道河西郡中札内村常盤西3線249-6
- 開館期間:4月下旬から10月中旬
- 入館料:800円(小中学生500円)、団体(20名以上)600円(小中学生300円)
施設
[編集]- 六花の森写真館
- 十勝在住の写真家・戸張良彦による六花の森の作品を展示
- 坂本直行記念館
- 画家・坂本直行による十勝六花(エゾリンドウ、ハマナシ、オオバナノエンレイソウ、カタクリ、エゾノリュウキンカ、シラネアオイ)や十勝の山々の作品を展示
- 百瀬智宏作品館
- 洋画家・百瀬智宏による十勝や中札内村の作品を展示
- 池田均作品館
- 画家・池田均の作品を展示
- 相原求一朗デッサン館
- 中札内美術村に美術館がある洋画家・相原求一朗の素描(デッサン)を展示
- 花柄包装紙館
- 坂本直行による六花亭の花柄包装紙の壁画
- サイロ五十周年記念館
- 児童詩誌『サイロ』第1号から第600号の表紙絵を展示[4]
- 六'café
- 菓子やオリジナル・グッズなどを販売する売店(ミュージアムショップ)にカフェを併設
- 彫刻「考える人(ロダンから)」
- 彫刻家・坂東優による作品を屋外展示
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百瀬智宏作品館、三番川、坂本直行記念館(2013年10月)
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百瀬智宏作品館(2013年10月)
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花柄包装紙館(2013年10月)
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サイロ五十周年記念館(2013年10月)
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六'café(2013年10月)
受賞
[編集]アクセス・駐車場
[編集]帯広広尾自動車道中札内ICが最寄IC。中札内美術村まで車で約10分の距離に位置している。
脚注
[編集]- ^ a b c 六花の森プロジェクト.
- ^ a b c 企業のみどりの保全・創出に関する取組み.
- ^ “坂本直行の作品80点*中札内*「六花の森」オープン”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (2007年9月2日). 2017年6月23日閲覧。
- ^ “児童詩誌「サイロ」”. 六花亭製菓. 2017年6月23日閲覧。
- ^ “六花の森プロジェクトが「AACA賞」を受賞”. 大林組 (2009年12月9日). 2016年3月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年6月23日閲覧。
- ^ “六花の森プロジェクトが日本建築学会賞を受賞”. 大林組 (2011年4月13日). 2016年3月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年6月23日閲覧。
参考文献
[編集]- 『中札内美術村/六花の森』六花亭。
- “自然蘇生「六花の森プロジェクト」”. 大林組. 2015年9月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年6月23日閲覧。
- “六花の森”. 企業のみどりの保全・創出に関する取組み. 国土交通省. 2017年6月23日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
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