利別川
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利別川 | |
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池田町付近 | |
水系 | 一級水系 十勝川 |
種別 | 一級河川 |
延長 | 150 km |
平均流量 | -- m3/s |
流域面積 | 2,855 km2 |
水源 | 東三国山(陸別町) |
水源の標高 | 1,230 m |
河口・合流先 | 十勝川(豊頃町) |
流域 | 北海道十勝総合振興局管内 |
利別川(としべつがわ)は、北海道十勝総合振興局管内を流れる十勝川水系十勝川支流の一級河川である。
流路
[編集]北海道足寄郡陸別町の東三国山(標高1,230m)北麓に源を発し南へ流れ、中川郡豊頃町北部で十勝川へ合流する。
名称の由来
[編集]アイヌ語の「トゥㇱペッ(tus-pet)」(綱・川)に由来するとされる[1][2]。この名がついた理由には諸説あり、かつて釧路アイヌと十勝アイヌの境界争いに際し、十勝アイヌが河口に縄を張って釧路アイヌを通さなかった、という説や、「蛇」の忌み言葉として、「トゥㇱ」を用いた(蛇が多くいる、あるいは蛇のような川、の意)とする説が挙げられている[2]。
地質
[編集]流域地帯の岩盤層は比較的浅い深さに存在するため、陸別町・足寄町・本別町などの上流域では川底に岩盤がむき出しになった岩場を確認することができる。下流の十勝川との合流地点付近の川底では逆に砂などが厚い堆積層を形成している。
ダム・ダム湖
[編集]- 仙美里ダム・下足寄湖(足寄町、本別町)- 電源開発(発電)
流域の自治体
[編集]支流
[編集]括弧内は流域の自治体
主な橋梁
[編集]- 岩見橋 - 国道242号
- 敷島橋 - 国道242号
- 利別川橋 - 十勝オホーツク自動車道
- ポントシュベツ橋 - 十勝オホーツク自動車道
- 法華橋 - 国道242号、北海道道143号北見白糠線
- 深雪橋 - 国道242号、道道143号北見白糠線
- 川上橋 - 国道242号、道道143号北見白糠線
- 依田橋 - 国道242号、道道143号北見白糠線
- 第1号橋 - 国道242号、道道143号北見白糠線
- 清楓橋 - 国道242号、道道143号北見白糠線
- 陸別橋 - 国道242号
- 誉橋
- 第4利別橋 - 国道242号
- 第3利別橋 - 国道242号
- 上利別橋 - 国道242号
- 第2利別橋 - 国道242号
- 塩幌橋 - 国道242号
- 西1線橋 - 国道242号
- 上愛冠橋 - 国道242号
- 愛知橋 - 北海道道663号植坂足寄停車場線
- 足寄橋 - 国道242号、道道663号植坂足寄停車場線
- 両国橋 - 国道241号、北海道道664号モアショロ原野螺湾足寄停車場線
- 豊栄橋
- (仙美里ダム)
- 仙美里橋 - 国道242号
- 開拓橋
- 義経大橋 - 北海道道88号本別留辺蘂線
- 本別大橋 - 北海道道499号勇足本別停車場線
- 愛のかけ橋
- 利別川第二橋梁 - 道東自動車道
- 東橋 - 北海道道134号本別士幌線
- 高島橋 - 国道242号
- 利別川第一橋梁 - 道東自動車道
- 利別川橋梁 - 根室本線
- 池田大橋 - 北海道道73号帯広浦幌線
- 川合大橋 - 北海道道882号利別牛首別線
(十勝川)
並行する交通
[編集]ほぼ国道242号に沿って流れる。かつては北海道ちほく高原鉄道も並行していたが、2006年4月21日に廃止された。
脚注
[編集]- ^ “アイヌ語地名リスト ツキサ~トヨコ P81-90P”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2018年10月31日閲覧。
- ^ a b 山田秀三『北海道の地名』(2版)草風館、浦安市〈アイヌ語地名の研究 別巻〉、2018年11月30日。ISBN 978-4-88323-114-0。
関連項目
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