利沢行夫
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利沢 行夫(りざわ ゆきお、1931年2月23日 - 2019年1月12日)は、日本のアメリカ文学者、文芸評論家。筑波大学名誉教授。
略歴
[編集]栃木県生まれ。本名・幸雄。東京教育大学卒、1967年「自己救済のイメージ 大江健三郎論」で群像新人文学賞受賞。東京教育大学助教授、教授、筑波大学教授、1994年定年退官、名誉教授。2019年1月12日に死去。87歳没[1]。
著書
[編集]- 『戦後作家の世界 昏迷期の想像力』荒地出版社 1971
- 『サリンジャー 成熟への憧憬』冬樹社 1978
- 『光と翳りの季節 小川国夫の世界』小沢書店 1979
- 『戦略としての隠喩 日常言語・小説にみる「ことば」のしくみ』中教出版 1985
共編著
[編集]翻訳
[編集]- スタンレー・ハイマン『批評の方法 2 解釈批評の方法』岩元巌共訳 大修館書店 1974
- フィリップ・ヤング『アーネスト・ヘミングウェイ』冬樹社 1976
- アンドレイ・コドレスク『外部の消失 亡命へのマニフェスト』法政大学出版局(叢書・ウニベルシタス)1993
脚注
[編集]- ^ “利沢行夫さん 文芸評論家、筑波大名誉教授”. 東京新聞社. (2019年1月22日) 2019年1月22日閲覧。