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利用者:ケラケラの魚キラー/sandbox/党堺本線

党堺本線
■
基本情報
日本の旗 日本
所在地 央京都、加奈川県
種類 高速鉄道
起点 央京駅
終点 薄川駅
駅数 8駅
開業 2020年4月1日 (4年前) (2020-04-01)
所有者 東海旅客鉄道(JR東海)
運営者 東海旅客鉄道(JR東海)
使用車両 #車両の節を参照
路線諸元
軌間 1,435 mm標準軌
線路数 複線
電化方式 交流25,000 V・60 Hz
架空電車線方式
最大勾配 20 [1]
最小曲線半径 2,500 m [1]
閉塞方式 車内信号式
保安装置 ATC-NS
最高速度 285 km/h
(起終点間表定速度219 km/h)
テンプレートを表示
伊吹山麓を走るN700系(岐阜羽島駅 - 米原駅間)

党堺本線(とうかいほんせん)は、央京駅から薄川駅までを結ぶ東海旅客鉄道(JR東海)の高速鉄道路線およびその列車である。

概要[編集]

央京上級職達成記念橋西央京(西央京支線)西木倉見湖田川田川東土洞入前薄川

◯は「新快速」の停車駅

路線データ[編集]

駅一覧[編集]

駅名 営業
キロ
実キロ 停車 接続路線 所在地
央京駅 東日本旅客鉄道■ 東海道新幹線ロトゼリ新幹線ロトゼリ本線
JC 中央本線JY 千羽本線
央京都 山下区
央京分岐場 東日本旅客鉄道:JY 党堺本線西央京支線 山下区
上級職達成記念橋駅 山下区
西央京駅 西央京支線停車駅 江川区
西木倉駅 港区
見湖駅 JC 中央本線(央京港支線) 港区
田川駅 東日本旅客鉄道■ 東海道新幹線JY 南央京線 港区
田川東駅 土洞郡田川町
土洞入前駅 土洞市
薄川駅 東日本旅客鉄道■ 東海道新幹線JY 千羽本線 加奈川県 薄川市
  • 停車…全:すべての列車が停車する駅(2008年3月改正時)
  • 長距離乗車券の特定都区市内
    • :新幹線停車駅、:央京都区内

各駅の構造[編集]

車両[編集]

= その他[編集]

現行のダイヤパターンと停車駅[編集]

営業[編集]

方針[編集]

JR東海は、「安全」「正確」「高頻度」「高速」の4つのイメージに加え、さらなる東海道新幹線ブランドにふさわしい接客サービスをめざし、2005年度より「ブランドクオリティーサービス運動」を展開している。

2006年(平成18年)6月23日付の組織改正において、長期的な観点から東海道新幹線の抜本的強化策を本格的に検討するため、「東海道新幹線21世紀対策本部」を新設した。当時の社長松本正之は、同本部を新設することになった経緯について、「当社の発足時に比べ、東海道新幹線の輸送人員や輸送力は約4割増加しており、その社会的な役割や機能は飛躍的に高まっている。それを恒久的に維持・発展させていくためには、長期的視野に立った抜本的な強化策を検討していく必要がある」と説明。さらに、「品川駅開業や全列車の270 km/h化など、これまでも効果的な機能アップに成功してきた。今後も、次のステップへ向けて予断を持たずあらゆるものを検討し、自己の経営体力の範囲内で、できるだけのことをやっていく必要がある。利便性、サービス、輸送力の向上など、いろいろな角度からあらゆる可能性について検討していく」と述べている。

2007年(平成19年)4月26日、同年3月期決算発表の記者会見で社長の松本は、同社が実現を目指している東海道新幹線のバイパスについて、「まずは2025年に首都圏 - 中京圏の間で営業運転を開始することを目標に検討していく」と表明した。山梨リニア実験線で実用化試験を進めている超電導磁気浮上式鉄道の導入を前提に、バイパス実現を図っていく方針でいる。東海道新幹線が、首都、中京、近畿の3大都市圏を結ぶ大動脈を担うということを大きな使命としており、その役割を果たしているその能力が限界に近付いていることから、東海道新幹線の役割を代替するバイパスの実現を目指している。そのバイパスの実現や運営については、「自らイニシアチブをとって実現を推進し、東海道新幹線と一元的に運営する」との立場を取っている。

経営[編集]

現在、日本の重要インフラとしての役割を担っている東海道新幹線は、JR東海の全収入の約85%を占め、会社そのものの根幹となっている。一方で、1987年の分割民営化時に国鉄から引き受けた3,191億円の債務、1991年(平成3年)に新幹線鉄道保有機構から引き受けた5兆900億円の債務は同社の経営を圧迫している。

2006年度の運輸収入は1兆430億円で、「愛・地球博」の開催された2005年度の1兆304億円を上回り、過去最高となった。また、旅客輸送人キロも444億8千7百万人キロに達し最高記録を更新した。この数字はJR発足直後の1987年度の1.39倍である。

安全対策[編集]

JR東海は老朽施設の更新や東海地震への対策に向け、大規模補修費用を積み立てている。補修総額は1兆円近くになると試算されている。

  1. 実施すべき大規模改修に要する期間および費用の総額
    1. 実施すべき大規模改修に要する期間 2018年4月 - 2028年3月
    2. 実施すべき大規模改修に要する費用の総額 1兆1,070億円
  2. 積み立てるべき新幹線鉄道大規模改修引当金の積立期間および総額
    1. 積み立てるべき新幹線鉄道大規模改修引当金の積立期間 承認日から15年を経過する日までの期間
    2. 積み立てるべき新幹線鉄道大規模改修引当金の総額 5,000億円

2006年(平成18年)11月より、線路に脱線防止ガードを順次設置している。また、脱線防止ガード・逸脱防止ストッパ・土木構造物対策をそれぞれ工事費約380億円、2009年(平成21年)10月から2013年(平成25年)3月までの工期で行う[2]

2007年(平成19年)3月24日、「のぞみ155号」が静岡駅 - 掛川駅間の「牧の原トンネル」を走行中に、乗客の男性が非常用ドアコックを使用して扉を開け飛び降り自殺する事件が起き、列車上下25本が最大4時間41分遅れた。これを受けJR東海は6月27日、走行中に非常用ドアコックを使用できないよう改良することを決定した。2007年(平成19年)6月から2010年(平成22年)3月にかけて、約8.7億円を投じ、N700系10編成 (Z1 - Z10) と700系全60編成のドアコックを5 km/h以上ではロックされ扉が開かないよう改良を行った(N700系Z11編成以降は製造時から採用)。JR西日本所有車両についても500系以降に製造された車両[注 1] から全検時に順次改良とし、その結果予定より約6か月前倒しして2009年(平成21年)9月末をもって終了した(N700系と700系の70編成分)。

2018年に発生した東海道新幹線車内殺傷事件をうけて全車内に防犯カメラを設置したほか、系列企業の全日警に車内巡回乗務を委託、さらに2019年9月からは不測の事態に備えて運転指令所から直接車内へ放送を行える体制を整備、2020年3月からは順次車内の防犯カメラで撮影された画像を指令所で取得できるシステムが導入される予定で、同年5月を目指して管理センターを新設し、東海道新幹線全駅の防犯カメラ画像を一元的に監視して指令所や警察へも伝送できる仕組みを整えるとしている[3]

サービス[編集]

利用者層は出張や仕事で利用する人の割合が多く全体の7割に上る。それゆえ各種サービスはそれらを対象としたものが多い。日常利用としては三島駅から東京方面への通勤者が多く、平日朝は上りの「こだま」を同駅から約10分おきに運行させている。

インターネット接続[編集]

車内フリーWi-Fi表示
車内フリーWi-Fi表示
駅待合室のフリーWi-Fi表示
駅待合室のフリーWi-Fi表示

2007年(平成19年)7月から投入されたN700系車両では、席の下にコンセントが設けられ、移動中もパソコンを使うことが可能になり、さらに2009年(平成21年)3月からはインターネット接続サービス「車内公衆無線 LAN サービス」を開始した[4][5]。乗客はNTTドコモdocomo Wi-FiソフトバンクテレコムBBモバイルポイントUQコミュニケーションズのUQ Wi-Fi、NTT東日本フレッツ・スポット(2010年6月より、NTT-BPとのローミング対応。2013年8月からはNTT西日本契約でのフレッツ・スポット加入者も利用可[6])の4つの公衆無線LANサービスが利用できる(提携事業者のサービスも含むが、KDDIau Wi-Fi SPOT加入者は利用不可。また、利用にはそれぞれの利用契約が必要)。2013年7月31日まではNTTコミュニケーションズホットスポットも使用できた[6]漏洩同軸ケーブル(LCX)による通信で、通信速度は1編成あたり最大約2Mbps.(理論値)を、複数の利用者でシェアする形となる。

2014年6月1日からN700Aの一部編成で、車内無線LANサービスを使った無料動画・ニュース・電子書籍配信サービス「N700コンテンツラウンジ」の実証実験を始めた。車内に設置したサーバーからコンテンツを配信する仕組みである[7]

2018年7月25日からは、東海道・山陽・九州新幹線共通の車内無料公衆無線LANサービス「Shinkansen Free Wi-Fi」が順次導入された[8]。これは従来のLCXで提供しているサービスと異なり、携帯電話の電波を使用して接続する形となっている[9][8]

なお、「車内公衆無線 LAN サービス」は「Shinkansen Free Wi-Fi」が2020年3月30日に対象車両への導入整備が完了するのに伴い、同年3月31日をもってサービスを終了した[10]

また、2021年10月からはのぞみ運用時の7号車を「S Work車両」として運用するのに伴い[11]、同車両のうちN700Sで運用する7号車と8号車(グリーン席)には従来の「Shinkansen Free Wi-Fi」よりも速度を倍に、ビジネス利用を考慮し暗号化を設定した「S Wi-Fi for Biz」(Shinkansen Free Wi-Fi for Business)を導入した。

このほか、従来はのぞみ停車駅に限られていたコンコース待合室に無線LANアクセスポイントを東京駅 - 新大阪駅間の全駅に拡大している。

ラジオ放送再送信[編集]

「のぞみ」「ひかり」の普通車ではAM放送のNHKラジオ第一FM放送に変換して再送信するサービスを実施している。パナソニックソニー製のデジタル選局式通勤ラジオではエリアモードで「JR新幹線」の項目を選択すると新幹線内で放送されているFMラジオを聴取できる。また、グリーン車では座席にオーディオ操作パネルを搭載し、市販のイヤホンを接続して聴取できたが、2013年3月16日のダイヤ改正でオーディオサービスを廃止した以降はオーディオ操作パネルを撤去したため、普通車と同様の聴取方法に変更された。なお、走行中の地域によって放送局が異なる。

前記のダイヤ改正前は、このほかオリジナル番組が4チャンネル放送され、番組は約2か月ごとにプログラムが更新されていた。JR東海所属車かJR西日本所属車でチャンネルごとの内容は異なっていた。同改正でオリジナル番組が廃止されて、NHKラジオ第一放送の再送信のみになっている[12]

なお、2020年から運行しているN700S系ではNHKラジオサービスは利用出来ない[13]

他の交通機関との競合[編集]

東京 - 京阪神間[編集]

国土交通省の2005年発表の統計資料[14] では、「最近10年間の公共交通機関の旅客輸送の動向」として中長距離の輸送の具体例として東京 - 大阪間の旅客輸送人数等の推移についての分析を行っている。

これによると、鉄道(≒東海道新幹線)・航空・高速バスのシェアの推移は、1994年度(平成6年度)には鉄道:航空:高速バスの比率が82.9% : 15.6% : 1.4% が、2003年度(平成15年度)にはその比率が64.6% : 32.3% : 3.0% に変化し、航空機が大きくシェアを伸ばしていることがわかる。この要因として、国土交通省の資料では1994年の関西国際空港開港に伴う便数の増加や、1998年に開始された京浜急行電鉄空港線東京国際空港直下駅(羽田空港駅)への乗り入れなどによる所要時間の短縮などの利便性の向上、さらには規制緩和に伴う事前購入運賃やシャトル便往復割引などの運賃の多様化による航空運賃水準の低下を指摘している。また、高速バスについてはその低廉性がほかの輸送機関からのシフトだけでなく、従来の航空、新幹線の運賃では利用しなかった新たな旅客の掘り起こしにつながって利用者数を増やしているとしている。一方で、東海道新幹線も2003年の品川駅開業・のぞみ増発などによる利便性向上策により乗車人数そのものは増えており、結果として東京 - 大阪間を含めた中長距離帯の公共交通機関の輸送人数そのものの増加につながっていると指摘している。

運賃と特急料金[編集]

運賃は営業キロに基づいて算出する。東京 - 新大阪間の営業キロは、並行する東海道本線のそれと同一になっている[注 2]

特急料金は、「三角表」と称するものにより各駅間個別に定められている。一方、この各駅間の特急料金は当該区間の営業キロに基づいて算出されたものである。営業キロに対応する特急料金およびその他の特定の区間の特急料金は以下の通り。

(参考)「ひかり」「こだま」利用時の東海道新幹線普通車特急料金表
(2019年10月1日現在。通常期・大人料金)
営業キロ・区間 特急料金(円)
自由席 指定席
100キロ以下 隣接駅間[15](50キロ以下)、
東京 - 新横浜間
870 2,290
隣接駅間[15](51 - 100キロ)、
三島 - 静岡間、静岡 - 浜松間、豊橋 - 名古屋間
990
上記以外 1,760
101 - 200キロ 東京 - 熱海間、東京 - 三島間、品川 - 三島間
上記以外 2,530 3,060
201 - 300キロ 3,400 3,930
301 - 400キロ 4,180 4,710
401 - 500キロ 4,620 5,150
501 - 600キロ 4,960 5,490
601 - 700キロ 5,390 5,920
701 - 800キロ 5,930 6,460
801 - 900キロ 6,500 7,030
901 - 1000キロ 7,040 7,570
1001 - 1100キロ 7,600 8,130
1101キロ以上 8,140 8,670
  • 上表は東海道新幹線のみを利用する場合または東海道新幹線と山陽新幹線とにまたがって利用する場合の特急料金である。山陽新幹線のみを利用する場合の特急料金は「山陽新幹線の特急料金」を参照
  • 指定席特急料金は、閑散期は一律200円引き、繁忙期は一律200円増し(2023年4月から新設される最繁忙期は一律400円増し)。自由席は通年で同額。エクスプレス予約では指定席も通年同額。
  • グリーン車を利用する場合には、自由席特急料金と同額(ただし特定特急券区間も1,760円)の特急料金に利用区間に応じたグリーン料金(2023年4月より、特急料金部分〈または総額〉に対して閑散期は一律200円引き、繁忙期は一律200円増し、最繁忙期は一律400円増し)を加算した金額となる。「グリーン料金」を参照。
  • 「のぞみ」の指定席を利用する場合の特急料金は、上表の金額に「のぞみ」指定席利用区間ののぞみ加算額を加算した金額となる(自由席利用時は上表と同額)。「のぞみの特急料金」を参照
  • 名古屋、米原、京都、新大阪駅などで当日中に新幹線⇔在来線の特急・急行列車を乗り継ぐ場合に在来線特急・急行料金が半額になる制度がある。「乗り継ぎ料金制度#乗継割引」を参照。

特別企画乗車券[編集]

当路線の区間には、さまざまな特別企画乗車券(トクトクきっぷ)が発売されている。

新幹線回数券20[編集]

「のぞみ」を含む全列車の普通車指定席が利用できる20枚綴りの回数券である。2003年9月いっぱいで廃止(利用停止)された「新幹線エコノミーきっぷ」を代替する形で、2003年の夏から発売開始された。多客期の利用・利用区間の変更・途中下車・乗継割引は不可。片道あたりの値段は13,620円、普通車自由席を利用した場合と同じで「エクスプレス予約」の方が安い。

設定区間と値段(通常期に「のぞみ」普通車指定席を利用した場合の片道の値段 割引率)
東京都区内⇔新大阪市内 13,620円(14,450円 5.7%)

2014年10月1日より「のぞみ指定席回数券」と統合する形で、「新幹線回数券」に改訂された[16]

新幹線自由席用早特往復きっぷ[編集]

名古屋駅 - 新大阪駅間で「のぞみ」「ひかり」「こだま」の普通車自由席が利用できる往復タイプの割引きっぷ。乗車日の1か月前 - 1週間前に発売。3日間有効。「新幹線エコノミーきっぷ」の廃止に伴い2003年から登場した枚数限定の片道割引きっぷ「ひかり・こだま自由席用早特きっぷ」に代わって2013年10月から発売開始された。

値段(通常期に普通車自由席を往復利用した場合の値段 割引率)
名古屋市内⇔新大阪市内 9,150円(12,200円 25%)

新幹線名古屋・豊橋往復きっぷ/新幹線新城・本長篠往復きっぷ[編集]

名古屋駅 - 豊橋駅間で「ひかり」「こだま」の普通車自由席が利用できる往復割引きっぷである。乗車日当日のみ発売され、有効期限は1日間。在来線用の割引往復きっぷとあわせて、併走する名鉄特急に対抗するための切り札な料金サービスとなっている。割引率は東海道新幹線のトクトクきっぷとしては非常に高く、特に豊橋駅 - 名古屋駅間で土休日用を利用した場合、片道あたり1,180円で、在来線片道運賃(1,340円)よりも安い。また土休日に本長篠駅 - 新守山駅間(通常往復5,940円)でこのきっぷを使った場合、割引率は58.3%にも達する。ただし、設定された区間からの乗り越しはできない(その場合、発駅からの正規運賃が請求される)。

設定区間と値段(通常「こだま」普通車自由席で往復した際の値段 割引率)
豊橋 - 豊川・二川⇔名古屋(市内):平日用2,940円 土休日用2,360円(豊橋 - 名古屋間4,660円 平日37.0% 土休日49.4%)
本長篠 - 三河一宮⇔名古屋(市内):平日用3,040円 土休日用2,480円(新城 - 名古屋間5,360円 平日43.3% 土休日53.8%)

のぞみJ回数券[編集]

のぞみJ回数券(のぞみJかいすうけん)は、2013年10月31日まで発売されていた東京(都区内)⇔三河安城・安城間を利用できる特別企画乗車券(回数券)である。東京駅 - 名古屋駅間は「のぞみ」の普通車指定席・グリーン車と、名古屋駅 - 三河安城駅間の「こだま」普通車自由席もしくは、名古屋駅 - 安城駅・三河安城間の普通・快速列車が利用可能。名古屋駅でアルファベットの「J」のように折り返すことができるのが、この回数券の特徴である。多客期の利用、途中下車は不可。6枚綴り。

1枚当たりの値段(発売終了時点)

  • 普通車用:10,860円(通常12,280円 割引率11.6%)
  • グリーン車用:14,550円(通常15,570円 割引率6.6%)

岐阜新幹線スーパー回数券[編集]

岐阜新幹線スーパー回数券(ぎふしんかんせんスーパーかいすうけん)は、東京(都区内)⇔岐阜・岐阜羽島間を利用できる特別企画乗車券である。東京駅・品川駅 - 名古屋駅・岐阜羽島駅間の普通車指定席と名古屋駅 - 岐阜駅間の普通・快速列車が利用可能。名古屋で「のぞみ」と「ひかり」「こだま」を乗り継ぐこともできる。6枚綴りで多客期は利用できない。有効期限は3か月。

片道1人当たりの値段と通常料金との比較

  • 東京(都区内)⇔岐阜・岐阜羽島 10,870円
    • 通常 東京駅 - 岐阜羽島駅間 11,310円(ひかり普通車指定席)
    • 通常 東京駅 - 名古屋駅 - 岐阜駅間 11,520円(のぞみ普通車指定席+東海道線)

東京往復割引きっぷ[編集]

東京往復割引きっぷ(とうきょうおうふくわりびききっぷ)には、北陸地方向けと山陰地方向けの2種類がある。

北陸地区発は、北陸本線敦賀駅 - 金沢駅間の主要駅⇔東京(都区内)間の往復に利用できる特別企画乗車券である。米原経由の場合、北陸線の特急列車と「のぞみ」以外の新幹線列車のグリーン車・普通車指定席を利用でき、主に特急「しらさぎ」と「ひかり」の組み合わせに焦点を当てたものである。有効期間は7日間。多客期の利用はできない。

  • 片道1人当たりの値段の例(福井発)
    • 普通車用 12,795円(「しらさぎ」と「ひかり」をともに指定席で乗り継いだ場合の通常14,660円に対し割引率12.7%)
    • グリーン車用 15,945円(上記と同じ乗り継ぎ方で通常20,460円に対し割引率22.1%)

山陰地区発は、山陰本線鳥取駅 - 出雲市駅間の主要駅⇔東京(都区内)間の往復に利用できる。特急「スーパーはくと」または「やくも」+「のぞみ」を含む新幹線の組み合わせに焦点を当てているが、寝台特急「サンライズ出雲瀬戸」など、ほかにも選択可能な乗車方法がある。有効期間は出発駅によって異なる。グリーン車用の設定はなく、多客期は利用できない。

  • 片道1人当たりの値段の例(米子発)…17,590円
    • 「やくも」と「のぞみ」をともに普通車指定席で乗り継いだ場合の通常の値段は19,860円であり、割引率は11.4%である。

東京新幹線回数券[編集]

東京新幹線回数券(とうきょうしんかんせんかいすうけん)は、和歌山 - 東京(都区内)間を利用できる特別企画乗車券である。和歌山駅 - 新大阪駅間は特急列車の普通車自由席、新大阪駅 - 東京駅間は新幹線全列車のグリーン車・普通車指定席を利用できる。6枚綴りで有効期限は3か月、多客期の利用は不可。和歌山からは新大阪駅よりも関西国際空港の方が近いこともあり、若干高めの割引率になっている。

片道1人当たりの値段

  • 普通車用 14,320円
    • 通常 16,050円(割引率 10.8%)
  • グリーン車用 19,090円
    • 通常 21,850円(割引率 12.6%)

※通常の値段は通常期にのぞみ指定席を利用した場合。乗継割引を使用

新幹線エコノミーきっぷ[編集]

過去に発売されていた回数券で、「ひかり」「こだま」を利用することができた。2003年10月のダイヤ改正で「のぞみ」が大増発されたことにより廃止(利用停止)された。多客期は利用不可で、有効期限は3か月。ヘビーユーザーを中心に人気があり、金券ショップでもバラ売りされていた。また、追加料金を払うことにより「のぞみ」にも乗車できる設定区間もあった。

  • 主な設定区間と枚数、1枚あたりの値段(通常期に「ひかり」普通車を利用した場合の値段)2003年3月時点
    • 東京都(区内)⇔新大阪(市内) 12,160円(指定席13,750円 11.6%)
      • 「のぞみ」に変更する場合の追加額 2,350円
    • 名古屋(市内)⇔新大阪(市内) 4,290円(自由席5,670円 24.3%)

FREX・FREXパル[編集]

新幹線通勤のために発行される普通車自由席用の定期券として、特別企画乗車券のひとつとして「FREX」(フレックス)が発行されている。また、通学用の「FREXパル」も発行されている[注 3]。どちらも有効期間が1か月と3か月の2種類が販売されている。基本的には新幹線利用区間が営業キロで200km以内の区間で設定されているが(静岡駅 - 名古屋駅、名古屋駅 - 新大阪駅など)、東京駅・品川駅・新横浜駅の各駅では例外的に浜松駅までのFREX・FREXパルが設定されている。東海道新幹線では東京駅 - 浜松駅間の定期券がもっとも高額で、1か月有効のFREXで184,980円となっている。また、FREX区間の前後に在来線利用区間を挟んだ設定も可能であり(例:新橋駅 - 品川駅 - 熱海駅 - 伊東駅(新幹線区間は品川駅 - 熱海駅間のみ)、FREX区間に平行する在来線(東海道本線)区間も利用できる。

FREXは国鉄末期の1983年(昭和58年)1月31日に発売が開始され、1986年(昭和61年)にはFREXパルも発売された。当初は高額のため利用が低迷していたが、1980年代後半のバブル景気に伴う地価の高騰、およびそれを背景として1989年(平成元年)の税制改正(消費税導入時)で実施された企業による従業員通勤手当支給の上限額引き上げ[17]により、地価の安い神奈川県西部や静岡県内で購入した自宅から東京都心部へ通勤する乗客が増え、FREXの利用は急増した。その後、景気の低迷により地価が下落し、企業が従業員の遠距離通勤を再び制限する傾向が生まれたともされるが、三島駅(「こだま」利用)や静岡駅(「ひかり」利用)で東京駅まで約1時間で通勤可能で、在来線の列車と異なり300系や700系での着席による通勤の快適性が高い[注 4]ことなどから、新幹線通勤の需要は増している。それに合わせ、JR東海は特に朝の通勤時間帯(7 - 8時台)に東京駅へ到着する上り列車の増発を進めた[注 5]。東海道新幹線では1980年代から「ひかり」や「のぞみ」への転換により「こだま」の本数削減が続いているが、この時間帯では例外的に増発されている。

一方、この他の区間や方向では、新幹線通勤者の絶対数が東京に比べて少ないこともあり、東京ほどの明確な通勤輸送体制は取られていない。名古屋駅や京都駅・新大阪駅などへの下り方面では、8時台には新大阪駅に品川・東京始発の「のぞみ」が到着する制約もあり、静岡・名古屋始発の新大阪行き「こだま」3本を普通車全車自由席[注 6]に設定するなどの対応は行っているものの、本数自体はほかの時間帯との違いはない。また、新大阪駅から名古屋駅への上りでは、通勤時間帯の列車がそのまま東京駅まで運転されるため、「ひかり」1本を米原駅と岐阜羽島駅に停車させて名古屋駅8時台到着の両駅停車列車を3本に増強する程度の対応にとどまっている。

エクスプレス予約[編集]

東海道・山陽・九州新幹線には「エクスプレス予約」と称する年会費有料制のサービスがあり、新幹線の指定席特急券を同じ区間の自由席特急券よりも安く購入可能で、スマートフォンやパソコンなどを使って、指定席の予約や変更、取消を発車間際まで何度でも無料で行うことができる。予約した特急券は「e特急券」と呼ばれ、駅にある機械でエクスプレス予約に使用したカードを入れ、パスワードを入力するだけで簡単に発券できる(発車6分前まで)。サービスを受けるにはJR東海エクスプレス・カードまたはJ-WESTカード(エクスプレス)への入会(年会費1,100円が別途必要)が必要である。

2008年(平成20年)3月からは、専用のICカードを用いて新幹線に乗車できる、「EX-ICサービス」が東海道新幹線区間に先行導入された(当時は個人会員専用)。その後2009年(平成21年)8月29日には、山陽新幹線区間、2022年(令和4年)6月25日に九州新幹線への拡大導入、および法人会員向けのサービスが開始された。「JR東海エクスプレス・カード」については、JR東日本のモバイルSuicaに追加登録するか、モバイルSuica会員がエクスプレス予約専用会員として事前に追加登録することで、携帯電話一つで東海道・山陽・九州新幹線の利用が可能となっている。

歴史[編集]

エピソード[編集]

初日の出来事[編集]

初列車[編集]

1964年(昭和39年)10月1日の開業初日に、上り初列車のひかり2号(新大阪駅6時発)では、乗客がビュフェ車にあった速度計の周辺に集まったり、車掌に200 km/h運転はいつするのかとの問い合わせが相次いだ。このため、担当運転士は乗客や建設・開発の携わった人々の期待に応えようと、直線区間では最高速度210 km/hで連続運転した。しかし開業当時は相当に余裕のあるダイヤであった[注 7] ため、新横浜駅を所定より5分も早く通過したが、終点の東京には定刻通りの到着を命じられていたため、現在の品川駅付近 - 東京駅間で山手線に抜かされてしまうほど速度を低くしなければならなかったという逸話が残っている。なお、このひかり2号には歌舞伎役者の13代目片岡仁左衛門も乗車していた。

その他[編集]

初日に起きたアクシデントとしては、ひかり6号が名古屋駅についた際ドアが閉まらず10分遅れになったり、ひかり14号が鳥飼の車両基地を出た際にパンタグラフの不具合が発生し新大阪駅の出発が20分遅れたが、東京駅には定刻に到着したなどがある[18]

このほか、鉄道ファン作家阿川弘之が東京駅8時発のひかり5号に乗車している[19]

開業記念歌[編集]

開業にあわせて、当時の各レコード会社から東海道新幹線を歌った楽曲が発表された[注 8]。『朝日新聞』の記事[20] で紹介されている曲目を以下に記す(レコード会社5社の計8曲)。

地名[編集]

静岡県田方郡函南町には「新幹線」という地名が存在する。これは戦後の新幹線計画からの地名でなく、戦前の弾丸列車計画時代に新丹那トンネルの工事を行うための従業員宿舎が置かれた場所である。工事終了後、従業員宿舎は撤去されたが、その後同地に住宅団地が作られ「新幹線」という地区が生まれることとなった。同地区には新幹線公民館や「幹線上」「幹線下」という名のバス停も存在する。

東京都国分寺市鉄道総合技術研究所のある場所の地名は「光町」である。新幹線開発を記念し、東海道新幹線の列車愛称「ひかり」から付けられたという。

岐阜羽島駅[編集]

一般には大野伴睦による政治駅であり、この位置に駅を作るためにルートを曲げたとまで言われるが、実際は地元自治体から要請されていた岐阜県の県都・岐阜市を通ると大きく迂回することとなるため、国鉄側は難色を示し、妥協案として大野の仲介で岐阜羽島駅を作ることが決まったというのが真相である。

京都駅[編集]

当初は京都駅を「超特急(のちの「ひかり」)」は通過する予定であったが、京都市会や地元財界などの陳情により、開業直前の1964年8月18日に停車することが決定された[21]

新幹線の線路を先に走った阪急電車[編集]

阪急京都線・水無瀬駅
(北口)

京都駅 - 新大阪駅間の一部で、東海道新幹線は阪急電鉄[注 9]京都本線 大山崎駅 - 水無瀬駅 - 上牧駅間と高架で並行している。新幹線の建設に際し、元は地上区間であった阪急線の東側にほぼ並行して新幹線の高架を建設することになったが、淀川沿いで脆弱な地盤ということもあり、工事の影響で阪急線が地盤沈下する可能性があった[注 10]。そのため、阪急線の高架化工事も同時に施工し、並行させることになった。

その過程で、東海道新幹線の開業前の1963年(昭和38年)4月から12月の間、大阪梅田方面は4月24日から[22] 12月14日まで[23]京都河原町方面は5月10日から[22] 12月19日まで[23]、先に完成していた東海道新幹線の高架線路を阪急線工事中の仮線として用いて、仮設の駅ホームも設置して暫定的に阪急の車両を走らせていた。これは阪急電鉄の路線が、新幹線と同様の標準軌だからこそ成し得たことであった。

よって新幹線の「線路」を走った初の営業列車は、阪急京都本線の列車ということになる[24]。参考までに当時この区間を走行した車両のうち、阪急2300系電車2015年3月下旬に全車引退するまで、最後まで残った「新幹線の線路を走った阪急電車」であった。

この時期に同線に乗車した川島令三の証言によれば、初期のうちは地盤が固まっていないため減速運転を行っていたものの、後期になると京都本線の最高速度である110 km/hで走行するようになったとされている。

その後、阪急線用の高架線路も完成したことから、それぞれの線路は本来の目的に使われるようになった。

食堂車と富士山[編集]

山陽新幹線の博多開業時には、それまでのビュフェ車に加えて食堂車が導入されることとなった。食堂利用客と車内通過客との分離を図る観点から仕切り壁によって山側に通路を設けることとなったが、当初は仕切り壁に窓が設置されていなかった。このため、1974年(昭和49年)9月5日に行われた導入発表時の記者会見でも記者から「食堂車からは富士山が見えないのでは?」との質問が出たが、これに対して「多分、少しは見えるはずです」と回答したため、「見える・見えない」と論争となった。

その後、博多開業直前の1975年(昭和50年)1月20日 - 1月23日に行われた直通運転試運転で同乗した記者陣が安倍川鉄橋付近で視認するという一幕があり、わずかながらでも海側から富士山が見られる(車窓に張りついて東京寄り先頭車の先に見るというかなり苦しい状態で、在来線の東海道本線のように左右に移り変わるというものではない。見られるのは2分間ほどであるうえ、東京に向かって座っていないとかなり見づらい)ことが確認されたが、開業後には利用者から「車窓から富士山が見えない」というクレームが相次いだため、1979年(昭和54年)から仕切り壁に窓を設置する改造(通称「マウント富士」)が行われた。しかしながら、実際には富士山より食堂車で食事をするために並ぶ人々の列のほうが目立ってしまったという。

発車メロディ[編集]

2008年(平成20年)9月18日より、東京駅の14・15番線ホームにおいて、2003年(平成15年)11月まで使われていた「のぞみ」の始発駅・終着駅到着前の車内チャイム発車メロディとして試験導入した[25]313系電車キハ25系気動車などの車外メロディを除けば、JR東海管轄駅では初にして唯一の発車メロディ導入となる。これは駆け込み乗車の防止を狙ったものであり、従来の電子ベル使用時と比較し一定の効果を上げた[25]。その後2008年中に、東京駅東海道新幹線の全ホームの発車ベルが、この発車メロディに切り替えられた[25]。ただし、現在も東京駅以外の駅には在来線も含めて導入されておらず、JR西日本が山陽新幹線全列車停車駅に導入した発車メロディも、JR東海管轄の新大阪駅のみ導入が除外されている。

貨物新幹線計画[編集]

大阪貨物ターミナル駅付近にかつてあった未完成の構築物

東海道新幹線の建設費を捻出するため、国鉄は世界銀行から8,000万ドル(当時は1ドル=360円の固定相場制)の融資を受けているが、これと平行して、東京 - 大阪間を5時間半で結ぶ「貨物新幹線」の運行構想が計画当初から存在した[26]。しかしインフレーションの影響で、費用が当初の2倍近くに膨れ上がったことを理由に、国鉄は用地の買収と一部の工事を実施したあと、計画自体を断念した[27][28]

のぞみ減速闘争裁判[編集]

300系による270 km/h運転の開始から間もない1993年4月4日、「のぞみ304号」が岐阜羽島駅通過時にバラストを跳ね上げ、上りホームにいた乗客に当たり負傷させる事故が発生した。さらに4月30日には豊橋駅通過時にもバラストが乗客に当たりけが人が発生。これに抗議して一部の組合がバラスト跳ね上げ防止ネットの取りつけなどを要求し、「のぞみ」の駅通過時の速度を270 km/hから以前と同じ220 km/hに減速して運転を行った[29]。JR東海側はこれをサボタージュであると位置づけ、バラスト飛散防止処理を行ったうえで問題の組合員運転士を勤務から外し、賃金をカットした[30]。この件は組合側から不当労働行為であると裁判が起こされたが、最高裁判所まで争われた結果、JR東海側が勝訴した[31]

メディアへの露出[編集]

広告[編集]

国鉄の分割民営化後は東海道新幹線がJR東海の重要な収益源となったこともあり、1987年から1992年まで全国向けに『シンデレラ・エクスプレス』をはじめとする「エクスプレス」シリーズとして東海道新幹線のイメージ広告を展開した。各CMの詳細はそれぞれの項目を参照。

また、2003年(平成15年)の品川駅開業時には『AMBITIOUS JAPAN!』と銘打って久々に全国的キャンペーンを展開。車内チャイムの変更やJR東海所有の700系の先頭車にキャンペーンロゴを掲出するなど、メディアにとどまらない広告戦略がとられた。

映画・テレビドラマ[編集]

東海道新幹線が主な舞台となった作品も複数制作・放送されている。

発行物[編集]

  • 1964年(昭和39年)10月1日、東海道新幹線開通記念の額面10円の切手が発行された。
  • 2014年(平成26年)12月に、東海道新幹線開通50周年記念の千円銀貨幣および百円硬貨が発行された[32]

付記[編集]

地理[編集]

通過する自治体[編集]

過去のダイヤパターンと停車駅[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 東海道区間に乗り入れないE編成・V編成を含む。
  2. ^ この点に関し国鉄時代に、実際の距離で計算しないのは不当であるとして、実際の距離で計算した場合との差額の返還を求める民事訴訟が起こされた。詳細は「新幹線運賃差額返還訴訟」を参照。
  3. ^ JRの通学定期は大学生(各種学校生を含む)・高校生・中学生・小学生の4種類向けの運賃設定があるが、FREXパルではいずれも同額となっている。
  4. ^ ただし、小田原駅から東京方面への通勤では、普通車全席自由席となっている「こだま」でも着席できない場合があるとされている。出典は黒瀧應司 (2008年2月1日). “新幹線通勤”. カナロコ (神奈川新聞). オリジナルの2007年8月11日時点におけるアーカイブ。. https://archive.is/20070811050807/http://www.kanaloco.jp/railroad/entry/railroad279/ 
  5. ^ 三島駅に停車し(同駅始発列車を含む)、朝の7時台から9時10分までに東京駅へ到着する「こだま」は1969年(昭和44年)に2本、1989年(平成元年)に5本、1993年(平成5年)に7本、2004年(平成16年)以降現在までは10本(うち4本は土曜・休日運休)。このほか、三島駅は通過するが、浜松・静岡両駅に停車して同時間帯に東京駅へ到着する「ひかり」が現在3本設定されている。
  6. ^ 土曜・休日は普通車の一部が指定席となる。
  7. ^ 所定の最高速度は160 km/h。210 km/hは運転士の裁量で許される上限であった。
  8. ^ 1964年当時存在している「日本クラウン」は不参加。
  9. ^ 新幹線建設当時は京阪神急行電鉄。
  10. ^ 高速運転を行っていた阪急側が、高架側から踏切に進入する人や車の見通しが悪くなることを嫌ったという理由を示した本もある。[どこ?]

出典[編集]

  1. ^ a b 国土交通省鉄道局監修『数字でみる鉄道2005』(財)運輸政策研究機構、2005年10月、p.22
  2. ^ 東海道新幹線における地震対策について」東海旅客鉄道、2009年10月21日。
  3. ^ 佐藤正樹「指令所から直接、車内放送が可能に---9月から東海道新幹線のセキュリティを順次」『Response.』、2019年7月24日。2023年6月17日閲覧。
  4. ^ 東海道・山陽新幹線の新型車両「N700系」にインターネット環境」 INTERNET Watch 2006年3月31日
  5. ^ 東海道新幹線の新しいサービスについて 〜N700系 インターネット環境の充実などについて〜」東海旅客鉄道 2006年6月28日(2008年1月18日時点のアーカイブ
  6. ^ a b 駅における公衆無線LANサービスご利用可能エリアの拡大等について (PDF) - 東海旅客鉄道ニュースリリース 2013年6月12日
  7. ^ 東海道新幹線で無料コンテンツ配信実験、車内サーバーから無線LANで」 ITpro 2014年5月29日
  8. ^ a b 新幹線車内無料Wi-Fi「Shinkansen Free Wi-Fi」サービスの開始について』(PDF)(プレスリリース)東海旅客鉄道、2018年6月29日http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000037613.pdf2018年8月27日閲覧 
  9. ^ 東海道新幹線に無料Wi-Fi導入へ N700A全車両が対象、2018年夏から順次 JR東海 - 乗りものニュース,2018年1月25日
  10. ^ 新幹線車内無料 Wi-Fi「Shinkansen Free Wi-Fi」サービスの整備完了について』(PDF)(プレスリリース)東海旅客鉄道株式会社・西日本旅客鉄道株式会社九州旅客鉄道株式会社、2020年2月21日https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000040233.pdf2020年2月21日閲覧 
  11. ^ 東海道新幹線のビジネス環境の整備について』(PDF)(プレスリリース)東海旅客鉄道、2021年8月26日https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000041340.pdf2021年8月31日閲覧 
  12. ^ 平成25年3月ダイヤ改正について (PDF) - 東海旅客鉄道ニュースリリース 2012年12月21日
  13. ^ 東海道新幹線車内の「NHKラジオサービス」はどの車両で利用できますか?”. 東海旅客鉄道. 2021年11月8日閲覧。
  14. ^ 最近10年間の公共交通機関の旅客輸送の動向 (PDF) - 国土交通省2005年7月5日、p.4-9
  15. ^ a b 特定特急券区間
  16. ^ 新幹線回数券のリニューアルについて - 東海旅客鉄道ニュースリリース 2014年9月2日
  17. ^ 出典は「京都大学鉄道研究部2004年度研究発表[リンク切れ]
  18. ^ 『朝日新聞』1964年10月1日付夕刊
  19. ^ 週刊朝日』1964年10月18日号
  20. ^ 「新幹線記念の“歌のレース”」『朝日新聞』1964年8月28日付東京夕刊、7面。
  21. ^ 戦後京の二十年』夕刊京都新聞社、1966年、243-244頁https://dl.ndl.go.jp/pid/3448788/ 
  22. ^ a b 永島道弘『私鉄電車 新幹線をゆく』交友社『鉄道ファン』1963年7月号(通巻25号)p.57
  23. ^ a b 山下勝久『阪急電鉄(京都線)新幹線借用終る』交友社『鉄道ファン』1964年4月号(通巻34号)p.66
  24. ^ 鉄道トリビア (99) 東海道新幹線の線路で最初の営業運転をした電車は阪急電車だった - マイナビニュース、2011年5月21日
  25. ^ a b c “鉄道ニュース 「駆け込み止めて」癒やしの駅メロ 東海道新幹線”. asahi.com (朝日新聞社). (2008年12月15日). http://www.asahi.com/travel/rail/news/TKY200812130136.html 2015年5月18日閲覧。 
  26. ^ 波床正敏・田村信弥 (2005年4月). “新幹線利用高速貨物輸送の可能性について” (PDF). 大阪産業大学. 2005年11月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年9月23日閲覧。
  27. ^ “幻の貨物新幹線 本気だった”. 東京新聞. (2013年7月29日). オリジナルの2013年8月1日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20130801092524/http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013072990070009.html 2013年7月29日閲覧。 
  28. ^ 「幻の貨物新幹線」半世紀残った遺構、来年にも見納めに 東京〜大阪5時間半 - 乗りものニュース、2016年8月14日
  29. ^ とうにうん11号” (PDF). JR東海労働組合. 2023年2月23日閲覧。
  30. ^ 引用エラー: 無効な <ref> タグです。「東洋経済」という名前の注釈に対するテキストが指定されていません
  31. ^ 労働委員会関係裁判例データベース
  32. ^ 新幹線鉄道開業50周年記念貨幣(千円銀貨幣) - 造幣局

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]