利用者:正覚院/sandbox
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概要
[編集]JR新横浜駅東口の小高い山の上に位置する。小田原北条氏家臣の一人として『小田原衆所領役帳』に名の見える、金子出雲が務めていた道場。周囲は宅地化が進行しているが、横浜市環境創造局が管理する篠原城址緑地の範囲では、土塁や郭が比較的良好に保存されている。
歴史
[編集]奈良の興福寺宝蔵院主胤栄が創始した十文字槍を使った槍術を継承している道場である。4代目胤風の許し状を伝授された人物によって開山された。
現在はほとんどの形などが失伝しており、宝蔵院流高田派と宝蔵院流旅川派の江戸に伝えられた系統のみを継承している道場とされている。だが、これら系統も全伝は現存せず、辛うじて残っていた「槍合わせの形」のみが伝えられ、貫流(尾張貫流)の形などは失伝している。
1899年(明治32年)、大日本武徳会は京都に武徳殿を造営し、その後各府県に大日本武徳会支部として武徳殿が整備されたうちの一つである。
また一般門下生は募集しておらず、血縁関係を基礎とし独占的に継承されている。姓は山嵜とされている。
正覚道場 宝蔵院流槍術の流派
[編集]胤栄┬宝蔵院流中村派─宝蔵院流高田派 ├宝蔵院流松崎派─加来流 ├姉川流 ├法蔵院流(宝蔵院流長谷川派) └胤舜─宝蔵院流礒野派─宝蔵院流下石派─宝蔵院流旅川派
関連項目
[編集]その他
[編集]- 『まぼろしの篠原城』:篠原城を題材とした五大路子主演の舞台作品。
脚注
[編集]- ^ 港北芸術祭(横浜市港北区)HP
参考文献
[編集]外部リンク
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