利用者:Euph0956/葬送のフリーレン

作業用[編集]

[1]

テレビアニメ[編集]

2023年9月から2024年3月まで、日本テレビ系列ほかにて連続2クールで放送された[2]。初回(第1話 - 第4話)は「初回2時間スペシャル〜旅立ちの章〜」として、2023年9月29日に『金曜ロードショー』枠にて2時間スペシャルで放送された[注 1][3][4]。第5話以降は同系列の新アニメ枠である『FRIDAY ANIME NIGHT』枠ほかにて10月から2024年3月まで放送された[5][4]

制作[編集]

企画・スタッフィング[編集]

TOHO animationの田口翔一朗は連載されたばかりの本作を読み、アニメ化を思い立った。原作が1話しかない状態で動き出すことは異例だが、TOHO animation内部でも前向きに考えるべきだということで企画は始まった[6]

2020年秋には小学館にアニメ化のオファーが寄せられ、その後東宝を幹事社とした製作委員会方式が取られた[7]

田口は、他者への想いといったドラマが本作の魅力の一つであると感じており、本作の世界の魅力を確実に届けられるよう演技や演出・美術を丁寧に行うという方針を立てた[6]。また、田口はもう一つの魅力として少年漫画的なバトルアクションを挙げており、動きや音が付くアニメーションだからこそ原作の魅力をより引き出せると感じたとアニメイトタイムズとのインタビューの中で話している[6]

本作のアニメーションプロデューサーは福士裕一郎と中目貴史が務めた。田口はアニメーションプロデューサーが作品の仕上がりを左右すると考えており、人選には非常に気を使ったという。また、本作のアクション面での魅力を引き出せるよう、『ワンパンマン』などの実績のあるマッドハウスがアニメーション制作を担当した[6]

週刊少年サンデー」担当編集の小倉はアニメ化に際し、「原作者の山田鐘人はセリフ一つ一つを丁寧に扱っているため、アニメ化に際してはセリフを尊重してほしい」という要望を出した[8]。また、小倉はスタッフィングの条件として、「原作者たちとアニメ制作スタッフで意見が分かれた場合、A案かB案かで決めるのではなく、新たにC案を出してくれるような監督」を提示していた[8]。さらに、小学館からは多くの人々に長く愛される作品にしてほしいという注文も寄せられた[8]。以上のことを踏まえ、田口は福士と相談の上、監督に斎藤圭一郎を起用した[8][注 2]

演出[編集]

シリーズ全体を通して一つの物語にするため、アニメ化に際しいくつかの要素が追加されている。第1話でヒンメルの葬式の後にフリーレンが指輪を見せるカットもその一つで、第14話での展開を示唆するために追加されたオリジナル要素である。また、アニメは漫画と異なり一過性のものであるため、視聴者が観ていて引っ掛かりになったり、「気づき」となるようなシーンを足すように心がけられた[9]

原作には恋愛に関するワードがほとんど出てこないため、アニメ化においてもそういった要素を掘り下げないように注意された。第14話のヒンメルがフリーレンに指輪をはめるシーンも、二人の感情ではなくシチュエーションにフォーカスし、視聴者の解釈にゆだねる形がとられている[9]

斎藤は本作のコミカルな描写を「家族が笑えば面白いよな」という感覚を常に持ち、演出を行った。またコミカルなシーンのポイントは「〔キャラクターたちが〕真剣にやった結果がちょっとズレている」ことだと考え、記号的な表現は行わず、一つ一つの所作も丁寧に描かれている作品全体の雰囲気を壊さないように演出を行った。一方で斎藤は本作を、リアルすぎず少し隙のある作品にしたいとも考えており、第3話でフェルンが「ごくり」とセリフとして発させたのは、視聴者にそういう作品であると明かすためであったと語っている[10]

音楽[編集]

本作の劇伴は『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』や『鎌倉殿の13人』で知られるEvan Callが担当した。田口は『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』のファンであり、またEvanのインタビューからモノ作りに真摯な人柄が伝わったことからオファーしたと語っている[8]

Evanは原作の印象について「この作品は冒険ファンタジーだけど、冒険だけがメインではなくて、人と人の出会いや別れ、想い出が現在にも繋がっていることが素敵に描かれているのがいいですね。」と語っており、どのような音楽を付けるか考えながら読み進めたという。編成はオーケストラを中心としながら、フィドルティン・ホイッスルといったアイルランド風の民族楽器が使用されている。またフリーレンが長寿であることから、悠久の時の流れを表現するため、レベックヴィオールなどの古楽器も使われた[11]。オーケストラはEvanと4年ほどの付き合いとなるハンガリーの交響楽団が担当し、ブダペストで収録された[12]

本作の劇伴の一部は、先行して制作された映像をもとに作曲するフィルムスコアリングという手法で作曲された[11]。フィルムスコアリングが行われたのは初回(第1話から第4話)の全シーン、第8話のフェルンとシュタルクがリュグナーとリーリエに対峙するシーン、第14話のヒンメルがフリーレンに指輪を渡すシーン、第15話のダンスシーンであった[9]。特に初回は特別感を演出するため、映画を1本作るのと同じように制作されたという[11]一方で、「一級魔法使い試験編」が描かれた第2クールでは、単話で印象的に描くのではなく全編の流れを見せるため、フィルムスコアリングは行われていない。音響監督のはたはEvanに、シチュエーションではなく感情に寄り添った音楽をオーダーし、選曲の際もキャラクターの心情にシンクロするよう意識したという[9]

キャスティング[編集]

フリーレンの声を演じた種﨑敦美はオーディションの際、体に力の入っていない省エネな感じを表現するため、自身も力を抜き、一番楽な状態で声を発していたという[13]。一方で斎藤は、突き放すようなセリフの多いフリーレンに嫌な印象を持たせないよう、「表情より人肌のあたたかさを感じる、体温高めの声で」とディレクションを行った[14]。種崎はコミカルなシーンとシリアスなシーンの演じ分けは意識していなかったものの、例外的に、フリーレンがミミックに食われる件は普段のローテンションな演技を忘れて演じていたという[15]

フェルン役の市ノ瀬加那とシュタルク役の小林千晃は、フリーレンとは対照的に、人間の時間感覚で生き、成長していく様を表現するため、役とのシンクロ率も高く等身大で演じられるとはたらが考えたことから、キャスティングされた。また、斎藤も二人は素のままで役には入れると感じたため、キャラクターを作りこむようなディレクションは行わなかったという[14]。市ノ瀬はフェルンの人間らしいところを表現するため感情豊かに演じるよう意識していたが、塩対応の演技はきつい印象にならない塩梅が難しかったと語っている[13]。小林は「かっこよくならないこと」と「年頃の男の股間」を意識して役作りを行い、アフレコの際にはアドリブを含めかなり自由に演じたという[14]

ヒンメルは岡本信彦が演じた。斎藤とはたは、ヒンメルの勇者としてのかっこよさと人間くさい親しみやすさの両方を表現するため、岡本に少し柔らかい演技を求めた[10]。そのため岡本は、自身にとって自然に近い声で演じた[16]老いたヒンメルを演じる際には、制作側より若いころとあまり声を変えず、またデフォルメもしないようにオーダーを受けた。岡本は非常に悩んだが、アイゼン役の上田燿司からアドバイスを受け、またフリーレンとの会話の中で空白の数十年を自身で補完し、演技を行った[17]

斎藤とはたは、キャスティングで悩んだキャラクターはほとんど居なかったと語っているが、ゼーリエだけは非常に難航したという。原作でも謎が多く、男か女かもわからないキャラクターであるため、この先なんにでも変わっていける演技ができる人物ということで、はたの提案により伊瀬茉莉也が起用された[10]

プロモーション[編集]

本作が放送された2023年10月放送クールのアニメは70作以上あり、その中のトップになるための起爆剤として『金曜ロードショー』での初回放送、および放送枠『FRIDAY ANIME NIGHT』の新設が行われた。金曜ロードショーでテレビアニメの初回が放送されるのは今作が初めてであった[7]

放送開始に合わせ小学館では雑誌横断企画が行われ、「小学8年生」や「月刊コロコロコミック」などの同社の漫画雑誌のほか、総合週刊誌の「週刊ポスト」、ファッション雑誌の「CanCam」や「Oggi」といったジャンルの違う雑誌でも本作の特集が組まれた[7]

スタッフ(テレビアニメ)[編集]

  • 原作 - 山田鐘人アベツカサ[1][18]
  • 監督 - 斎藤圭一郎[1][18]
  • シリーズ構成・脚本 - 鈴木智尋[1][18]
  • キャラクターデザイン - 長澤礼子[1][18]
  • コンセプトアート - 吉岡誠子[18]
  • 魔物デザイン - 原科大樹[18]
  • アクションディレクター - 岩澤享[18]
  • 演出チーフ - 北川朋哉[19](第2クール[20]
  • デザインワークス - 簑島綾香、山崎絵美、とだま。、長坂慶太、亀澤蘭、松村佳子、高瀬丸[2]
  • 美術監督 - 高木佐和子[18]
  • 美術設定 - 杉山晋史[18]
  • 色彩設計 - 大野春恵[18]
  • 3DCGディレクター - 廣住茂徳[18]
  • 撮影監督 - 伏原あかね[18]
  • 編集 - 木村佳史子[18]
  • 音響監督 - はたしょう二[18]
  • 音楽 - Evan Call[1]
  • 音楽プロデューサー - 有馬由衣
  • 音楽ディレクター - 池田貴博
  • 音楽制作 - 東宝ミュージック、ミラクル・バス
  • チーフプロデューサー - 高橋敦司、武井克弘
  • プロデューサー - 田口翔一朗、四竈泰介、岩佐直樹、田口亜有理、伊藤悠公、青木遥、菊池瑠梨子
  • アニメーションプロデューサー - 福士裕一郎[19]、中目貴史[19]
  • アニメーション制作 - マッドハウス[1][18]
  • 製作 - 「葬送のフリーレン」製作委員会[19]

主題歌・挿入歌[編集]

勇者[5]
YOASOBIによる第1クールオープニングテーマ。作詞・作曲・編曲はAyase
晴る[21]
ヨルシカによる第2クールオープニングテーマ。作詞・作曲・編曲はn-buna
「bliss」[2]
miletによる初回(第1話 - 第4話)特別エンディングテーマ、および第11話の挿入歌[22]。作詞はmilet、作曲・編曲はEvan Call。
「Anytime Anywhere」[5]
miletによるエンディングテーマ[注 3]。作詞はmilet、作曲はmiletと野村陽一郎中村泰輔、編曲はEvan Call。

各話リスト(テレビアニメ)[編集]

話数サブタイトル絵コンテ演出作画監督総作画監督初放送日
第1話冒険の終わり 斎藤圭一郎辻彩夏長澤礼子-2023年
9月29日
[注 4]
第2話別に魔法じゃなくたって… 北川朋哉簑島綾香長澤礼子
第3話人を殺す魔法 原科大樹
第4話魂の眠る地 川尻善昭松井健人辻彩夏
第5話死者の幻影 清水健一森公太
  • 長澤礼子
  • 原科大樹
  • 山﨑絵美
  • 瀬口泉
10月6日
第6話村の英雄 岩澤亨
  • 廣江啓輔
  • 高瀬丸
10月13日
第7話おとぎ話のようなもの
  • 内田直人
  • 小嶋慶祐
小嶋慶祐
  • 埼玉憲人
  • 猪野涼子
10月20日
第8話葬送のフリーレン 北川朋哉
  • 佐藤綾花
  • 長澤礼子
  • 小橋弘侑
  • 山﨑絵美
10月27日
第9話断頭台のアウラ 藤本航己長坂慶太11月3日
第10話強い魔法使い 刈谷暢秀
  • 刈谷暢秀
  • 礒川和正
11月10日
第11話北側諸国の冬 斎藤圭一郎
  • 松井健人
  • 藤井邦雄
吉川真一11月17日
第12話本物の勇者 川崎芳樹
  • 原科大樹
  • 高瀬丸
  • 長坂慶太
  • 長澤礼子
11月24日
第13話同族嫌悪 川尻善昭名取孝浩
  • 林怡君
  • 石井しずく
12月1日
第14話若者の特権 飯野慎也
  • 新井博慧
  • 率華
12月8日
第15話厄介事の匂い 瀬口泉
  • 瀬口泉
  • 長坂慶太
12月15日
第16話長寿友達 森公太
  • 澤田英彦
  • 田中大喜
  • 廣江啓輔
  • 新井博慧
12月22日
第17話じゃあ元気で 川尻善昭
  • 木村拓
  • 湯徳遥
  • 野澤かれん
  • 加藤万由子
2024年
1月5日
第18話一級魔法使い選抜試験 北川朋哉安藤健
  • 石井しずく
  • 工藤慎也
  • 林怡君
1月12日
第19話入念な計画 室井ふみえ
  • 首藤武夫
  • 嶋田聡史
  • 北島勇樹
1月19日
第20話必要な殺し 川崎芳樹
  • 濱田邦彦
  • 長坂慶太
1月26日
第21話魔法の世界
  • 森公太
  • 斎藤圭一郎
森公太吉川真一2月2日
第22話次からは敵同士 名取孝浩
  • 林怡君
  • 鈴木綾乃
  • 石井しずく
  • 山口保則
  • 工藤慎也
  • LEE EUN-YOUNG
  • KIM DONG
  • 新井博慧
  • 長澤礼子
  • 高瀬丸
  • 藤中友里
2月9日
第23話迷宮攻略 久保雄介礒川和正辻彩夏長澤礼子2月16日
第24話完璧な複製体 原科大樹柿木田隼人原科大樹2月23日
第25話致命的な隙 北川朋哉
  • 八重樫優翼
  • 小橋弘侑
  • 長坂慶太
  • 吉川真一
3月1日
第26話魔法の高み
  • 斎藤圭一郎
  • 原科大樹
  • 岩澤亨
森大貴
  • 廣江啓輔
  • 瀬口泉
  • 新井博慧
  • 八重樫優翼
3月8日
第27話人間の時代 刈谷暢秀イムガヒ
  • 刈谷暢秀
  • 吉田奏子
  • 藤中友里
3月15日
第28話また会ったときに
恥ずかしいからね
斎藤圭一郎
  • 高瀬丸
  • 原科大樹
  • 吉川真一
高瀬丸3月22日

放送・配信[編集]

日本国内 テレビ / 放送期間および放送時間[4]
放送期間[注 5] 放送時間 放送局 対象地域[26] 備考
2023年9月29日
2023年10月6日 - 2024年3月22日
金曜 21:00 - 22:54
金曜 23:00 - 23:30
日本テレビ製作参加
ほか系列29局[注 6][注 7]
日本国内[注 8] 連動データ放送
金曜ロードショー』枠
連動データ放送
FRIDAY ANIME NIGHT』枠
2023年9月30日
2023年10月6日 - 2024年3月22日
土曜 0:40 - 2:34(金曜深夜)
金曜 23:00 - 23:30
テレビ大分[注 9] 大分県 初回のみ遅れネット
連動データ放送
『FRIDAY ANIME NIGHT』枠
2023年10月6日 - 2024年4月5日[27] 金曜 22:30 - 23:00 BS日テレ 日本全域 BS/BS4K放送 /『アニメにむちゅ〜』枠
2023年10月8日
2023年10月15日 - 2024年3月31日
日曜 23:30 - 月曜 1:30
日曜 23:30 - 月曜 0:00
AT-X 日本全域 CS放送 / リピート放送あり[28]
2023年12月2日 - 土曜 20:30 - 21:00 アニマックス 日本全域 BS/CS放送
日本テレビ系列全局・AT-Xでは字幕放送を実施[29][30][31][32][33]
日本国内 インターネット / 配信期間および配信時間[4]
配信開始日 配信時間 配信サイト
2023年9月30日 土曜 0:00(金曜深夜) 更新[注 4]
土曜 0:00 - 0:30(金曜深夜)[注 10] ABEMA

BD / DVD[編集]

発売日[35] 収録話 規格品番
BD DVD
1 2024年1月24日 第1話 - 第4話 TBR-34046D TDV-34053D
2 2024年2月21日 第5話 - 第8話 TBR-34047D TDV-34054D
3 2024年3月20日 第9話 - 第12話 TBR-34048D TDV-34055D
4 2024年4月17日 第13話 - 第16話 TBR-34049D TDV-34056D
5 2024年5月22日予定 第17話 - 第20話 TBR-34050D TDV-34057D
6 2024年6月19日予定 第21話 - 第24話 TBR-34051D TDV-34058D
7 2024年7月17日予定 第25話 - 第28話 TBR-34052D TDV-34059D

サウンドトラック[編集]

発売日 タイトル 規格 収録曲
2023年12月22日 TVアニメ『葬送のフリーレン』Original Soundtrack〜Pre-release〜 配信
  1. Journey of a Lifetime ~ Frieren Main Theme
  2. The End of One Journey
  3. A Well-Earned Celebration
  4. For 1000 Years
  5. One Last Adventure
  6. Farewell, My Friend
  7. Departures
  8. Time Flows Ever Onward
  9. Grassy Turtles and Seed Rats
  10. Where the Blue-Moon Weed Grows
  11. Fear Brought Me This Far
  12. Zoltraak
日本テレビ系列 金曜 23:00 - 23:30
前番組 番組名 次番組
Google Pixel presents ANOTHER SKY
(2022年10月7日 - 2023年9月29日)
  • ※本番組のみバラエティ・紀行番組
  • ※土曜 23:00 - 23:30に移動して継続
葬送のフリーレン(第5話 - 第28話)
(2023年10月6日 - 2024年3月22日)
転生したらスライムだった件(第3期)
(2024年4月5日 - )
日本テレビ系列 FRIDAY ANIME NIGHT
(枠設置前)
葬送のフリーレン(第5話 - 第28話)
  • ※第1話 - 第4話は『金曜ロードショー』で放送(テレビ大分を除く)
転生したらスライムだった件(第3期)

ミニアニメ[編集]

ミニアニメ『葬送のフリーレン 〜●●の魔法〜』(そうそうのフリーレン まるまるのまほう)が、2023年10月11日より公式YouTube「TOHO animationチャンネル」、X(旧Twitter)、TikTokで不定期配信されている[36]。2023年12月14日に配信された特別版はミツカン味ぽんとのコラボ編で、ミツカン公式チャンネルでも配信された[37]

スタッフ(ミニアニメ)[38]
  • 原作 - 山田健人、アベツカサ
  • 企画 - TOHO animation
  • キャラクターデザイン - めばち
  • 音楽 - Evan Call
  • アニメーション制作 - TOHO animation STUDIO
  • 企画協力 - マッドハウス
  • 製作 - 「葬送のフリーレン」製作委員会
各話リスト(ミニアニメ)
話数サブタイトル絵コンテ演出作画配信日
第1回考えていることを言ってしまう魔法 宮西哲也野崎真代竹下美紀2023年
10月11日
第2回お酒からアルコールだけを抜く魔法 渡部由紀子10月25日
第3回朝決まった時間に起きれるようになる魔法 伊部勇志竹下美紀11月15日
第4回体から良いにおいが出る魔法 野崎真代渡部由紀子11月29日
特別版食卓をしあわせにする魔法 竹下美紀12月14日
第5回運がよくなる魔法 12月27日
第6回しつこい油汚れを落とす魔法 2024年
1月10日
第7回ものすごく早口に澱みなく喋れる魔法 伊部勇志1月24日
第8回魚の気持ちがわかる魔法 野崎真代渡部由紀子2月7日
第9回運が良くなる魔法その2 宮西哲也2月19日
第10回語尾が変なふうになる魔法 野崎真代3月11日
第11回服の汚れをきれいさっぱり落とす魔法 3月24日

関連番組[編集]

葬送のフリーレン×ZIP!待望のアニメ化!魅力解剖SP
テレビアニメ本放送前の2023年9月24日に日本テレビにて放送された『ZIP!』とコラボした特別番組。その後一部地域を除く日本テレビ系列各局でも順次放送された。同番組のコーナー「?よミトく!」特別版として、作品の内容や制作現場の模様が公開された。出演は水卜麻美日本テレビアナウンサー)。インタビュー出演はかまいたち若月佑美種﨑敦美(フリーレン役)、市ノ瀬加那(フェルン役)、小林千晃(シュタルク役)、YOASOBI(OPアーティスト)、milet(EDアーティスト)[39][40]
フラアニ特別編 『葬送のフリーレン』⼤感謝祭 〜⼈の⼼を知る軌跡
2024年3月29日に日本テレビ系列にて放送された特別番組[41]。公式サイトで募集した「もう⼀度⾒たい名シーン」のアンケートを元に振り返る名場面集。ナレーションはmilet[42]
葬送のフリーレン 〜トークの魔法〜
2023年9月27日よりYouTube「TOHO animation チャンネル」にて不定期で配信中のWeb番組。「ラジオ風番組」と銘打たれており、各回異なる出演者が作品についてラジオ形式で語っていく[43]。特別版として、生放送の特番が配信される場合もある[44]
通常回
配信日 出演者
第1回 2023年9月27日 種﨑敦美(フリーレン役)、岡本信彦(ヒンメル役)
第2回 2023年9月29日
第3回 2023年10月14日 市ノ瀬加那(フェルン役)、小林千晃(シュタルク役)
第4回 2023年11月12日 種﨑敦美(フリーレン役)、市ノ瀬加那(フェルン役)
第5回 2023年12月20日 岡本信彦(ヒンメル役)、Evan Call(音楽)
第6回 2024年2月5日 種﨑敦美(フリーレン役)、和氣あず未(カンネ役)
特別版
配信日 副題 出演者
2023年12月4日 (なし) 種﨑敦美(フリーレン役)、市ノ瀬加那(フェルン役)、小林千晃(シュタルク役)
2024年2月13日 【一級魔法使い試験編】 種﨑敦美(フリーレン役)、市ノ瀬加那(フェルン役)、長谷川育美(ユーベル役)

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ テレビ大分BS日テレなどでは本放送後に放送。
  2. ^ なお、オファーを受けた時点で斎藤はテレビアニメの監督の経験がないが、本作が放送されるよりも前に『ぼっち・ざ・ろっく!』の監督を務めている[8]
  3. ^ 第1クールと第2クールで楽曲パートが異なる[23]
  4. ^ a b 初回は『金曜ロードショー』枠にて『初回2時間スペシャル〜旅立ちの章〜』として、各パートごとサブタイトルをつけて放送された(一部放送局を除く)。放送前は初回放送を第1話としていたが[24][25]、放送後の各配信サービスではパートごと通常枠の第1話 - 第4話として分割・再構成されたものが配信された。
  5. ^ 上段:初回2時間スペシャル、下段:それ以降の30分枠。BS日テレ・アニマックスでは初回から30分枠。
  6. ^ このうち福井放送はNNS/ANNクロスネット局だが、大半の時間帯がNNN/NNS系列主体の番組編成となっている。また、テレビ宮崎FNS/NNN/ANNのクロスネット局である。
  7. ^ NNS/FNSのクロスネット局であるテレビ大分を除く。
  8. ^ 大分県、および日本テレビ系列局が所在しない佐賀県沖縄県を除く。
  9. ^ テレビ大分はNNS/FNSのクロスネット局。
  10. ^ 初回(第1話 - 第4話)は2時間スペシャルとして土曜 0:00 - 2:00(金曜深夜)に配信[34]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g 「葬送のフリーレン」今秋放送!フリーレン役は種崎敦美、ボイス収めたPVも公開」『コミックナタリー』ナターシャ、2023年3月8日。2023年3月8日閲覧。
  2. ^ a b c 「葬送のフリーレン」連続2クールで放送決定、初回SPはmiletの特別エンディング”. コミックナタリー. ナターシャ (2023年9月27日). 2023年9月27日閲覧。
  3. ^ TVアニメ「葬送のフリーレン」初回放送は金曜ロードショーで2時間SP、最新PVも」『コミックナタリー』ナターシャ、2023年6月30日。2023年6月30日閲覧。
  4. ^ a b c d ON AIR”. アニメ『葬送のフリーレン』公式サイト. 2023年10月25日閲覧。
  5. ^ a b c アニメ「葬送のフリーレン」は日本テレビの新アニメ枠で、主題歌はYOASOBI&milet」『コミックナタリー』ナターシャ、2023年9月1日。2023年9月1日閲覧。
  6. ^ a b c d 田口翔一朗(インタビュアー:MoA)「“原作の第1話を読んで、アニメ化したいと思った”──本作への思いや「金曜ロードショー」が決まるまでの経緯をプロデューサーが語る! アニメ『葬送のフリーレン』プロデューサー・田口翔一朗さんインタビュー」『アニメイトタイムズ』、アニメイト、1頁、2023年10月12日https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=16969927502024年4月24日閲覧 
  7. ^ a b c 『葬送のフリーレン』担当者座談会”. 小学館. 2024年3月24日閲覧。
  8. ^ a b c d e f 田口翔一朗(インタビュアー:MoA)「“原作の第1話を読んで、アニメ化したいと思った”──本作への思いや「金曜ロードショー」が決まるまでの経緯をプロデューサーが語る! アニメ『葬送のフリーレン』プロデューサー・田口翔一朗さんインタビュー」『アニメイトタイムズ』、アニメイト、2頁、2023年10月12日https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1696992750&p=22024年4月24日閲覧 
  9. ^ a b c d アニメージュ2024/04 (2024), p. 27.
  10. ^ a b c アニメージュ2024/04 (2024), p. 26.
  11. ^ a b c Evan Call(インタビュー)「『葬送のフリーレン』音楽・Evan Call(エバン・コール)さんインタビュー|劇伴の制作秘話はもちろん、編曲を手がけたED曲「Anytime Anywhere」や、お気に入りのシーンについてのお話も!」『アニメイトタイムズ』、アニメイト、2024年1月5日https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=17037591582024年4月24日閲覧 
  12. ^ Evan Call葬送のフリーレン:感情を揺さぶる音楽の力 “神回”の裏側 Evan Callに聞く』(インタビュー)、MANTAN、2024年1月3日https://mantan-web.jp/article/20240102dog00m200017000c.html2024年4月24日閲覧 
  13. ^ a b 種﨑敦美; 市ノ瀬加那(インタビュアー:すなくじら)「『葬送のフリーレン』種﨑敦美&市ノ瀬加那に聞く、人生を支えた“恩師”との出会い」『リアルサウンド映画部』、blueprint、2023年9月29日https://realsound.jp/movie/2023/09/post-1445812.html2024年5月9日閲覧 
  14. ^ a b c アニメージュ2024/04 (2024), p. 25.
  15. ^ 種﨑敦美; 市ノ瀬加那(インタビュアー:阿部裕華)「種崎敦美&市ノ瀬加那が「葬送のフリーレン」から教わったこと「人生には終わりがある。だから日々を大切に生きていきたい」」『アニメ!アニメ!』、イード、2023年9月29日https://animeanime.jp/article/2023/09/29/80240.html2024年5月9日閲覧 
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参考文献[編集]