利用者:Fuusenn/医学史関係人物のタイムライン

名前 よみ 生年 没年 分野 業績
イムホテプ いむほてふ B2600頃 B2600頃 臨床 エジプト医学
ヒポクラテス ひほくらてす B0460頃 B0370頃 臨床 「医学の父」、「医聖」、「疫学の祖」
扁鵲 へんしゃく B0400頃 B0400頃 臨床 中国の伝説医、鍼灸の著書『難経』
ペダニウス・ディオスコリデス ていおすこりて 0040 0090 薬学 『薬物誌』
ガレノス かれのす 0129 0200 「人体の諸部分の有用性」
張機(張仲景) ちようき 0150? 0219 臨床 傷寒論」「金匱要略方論
華佗 かた 01?? 0206 臨床 麻沸散を用いる全身麻酔での開腹術
陶弘景 とうこうけい 0456 0536 薬学 『神農本草経』補注を加える。
アル・ラーズィー あるらあすい 0865 0925 薬学 『天然痘と麻疹の書』他
丹波康頼 たんばのやすよ 0912 0995 医書 『医心方』(984年)
アブー・アル=カースィム あふあるかあす 0936 1013 医書 『解剖の書』(Kitab al-Tasrif) (1000年)
イブン・スィーナー いぶんしなあ 0980 1037 医書 『医学典範』(1020年)
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン ひるてかると 1098 1179 薬学 女子修道院長、薬草書を残す
アフリカヌス あふりかぬす 1017 1087 医書 サレルノ医学校の教師
ヨーロッパにイスラム医学導入。
トロトゥーラ とろとううら 10?? 10?? 医書 『女性の病気』の著者、サレルノ医学校の女性医師
イブン・ブートラン いふんふうとら 1038 1066 医書 健康全書』の原著者
イブン・ルシュド
アベロエス
いふんるしゆと 1126 1198 『医学大全』(Kulliyat, ラテン語名:Colliget)
モーシェ・ベン=マイモーン
マイモニデス
まいもおん 1135 1204 医書 『医学のアフォリズム』
忍性 にんしよう 1217 1303 看護 鎌倉の極楽寺に病人を救う施設を作る。
アンリ・ド・モンドヴィル もんとういる 1260 1320 外科学 モンペリエ大学の医学教育の改革
モンディーノ・デ・ルッツィ もんていの 1270 1326 解剖学 解剖学教育(剖検)の実施
ギー・ド・ショーリアック しよおりあつく 1298 1368 外科学 『大外科書』(Chirurgia Magna) (1368年)
田代三喜 たしろさんき 1465 1544 臨床 李朱医学の日本伝来、
ジローラモ・フラカストロ ふらかすとろ 1478 1553 細菌学 伝染病のコンタギオン説(接触伝染説)
パラケルスス はらけるすす 1493 1541 臨床 医化学の創始者
シャルル・エチエンヌ えちえんぬ 1504 1564 解剖学 解剖学書の出版
レンベルト・ドドエンス ととえんす 1515 1585 薬学 本草書『クリュードベック』(1554)の出版
曲直瀬道三 まなせどうさん 1507 1594 臨床 『薬性能毒』『百腹図説』『正心集』、
ギョーム・ロンデル ろんてる 1507 1566 解剖学 動物解剖学
アンブロワーズ・パレ はれ 1510 1590 外科学 『大外科学全集』(1582年)
エウスタキウス えうすたきうす 1510? 1574 解剖学 『解剖学小論』(1564年)
ミシェル・セルヴェ せるうえ 1511 1553 生理学 血液循環説
アンドレアス・ヴェサリウス うえさりうす 1514 1564 解剖学 『ファブリカ』“De humani corporis fabrica”(1543年)
ヴァレリウス・コルドゥス こるとうす 1515 1544 薬学 『Dispensatorium薬法書』(1542年)
李時珍 りしちん 1518 1593 薬学 本草綱目』(1578年)
ウリッセ・アルドロヴァンディ あるとろうあん 1522 1605 薬学 ボローニャ植物園の創立
ガブリエレ・ファロッピオ ふあろつひお 1523 1562 臨床 口腔鏡の使用
ジェローラモ・ファブリツィオ ふあふりついお 1533 1619 解剖学 パドヴァ大学に解剖劇場を設置(1594)
ヴォルヒャー・コイター こいたあ 1534 1576 解剖学 発生学、解剖学図
サントーリオ・サントーリオ さんとおりお 1561 1636 生理学 代謝の測定、体温計
ウイリアム・ハーベー はあへえ 1578 1657 生理学 血液循環説
ギー・パタン はたん 1601 1672 臨床 17世紀フランスの有名な医師、瀉血を多用
杉山和一 すぎやまわいち 1610 1694 臨床 鍼の施術法の管鍼法の創始
フランシスクス・シルヴィウス しるういうす 1614 1672 臨床 ライデン大学での実証医学
モーズ・シャラス しやらす 1615 1698 薬学 『欽定薬局方と化学』(1676年)
フランチェスコ・レディ れてい 1626 1697 細菌学 自然発生説の否定実験(1668年)
マルチェロ・マルピーギ まるひいき 1628 1694 解剖学 毛細血管の発見
貝原益軒 かいはらえきけ 1630 1714 薬学 『大和本草』
リチャード・ロウアー ろうああ 1631 1691 臨床 動物の輸血実験(1666年)
ウィリアム・クルーン くるうん 1633 1684 生理学 『筋肉運動の理由』(1664年)
ヤン・スワルメンダム すわるめんたむ 1637 1680 細菌学 顕微鏡による微生物の観察
フレデリクス・ルイシ るいし 1638 1731 解剖学 人体模型
ライネル・デ・グラーフ くらあふ 1641 1673 解剖学 ヒトの生殖器の解剖
ジャン=バティスト・デニ てに 1643 1704 臨床 人に動物の血を輸血(1667年)
ウィルレム・テン・ライネ てんらいね 1649 1700 臨床 日本への西洋医学の紹介
針灸術のヨーロッパへの紹介
後藤艮山 ことうこんさん 1659 1733 臨床 古方派の医師
ヘルマン・ブールハーフェ ふうるはあふえ 1668 1738 臨床 臨床講義
ヨハン・アダム・クルムス くるむす 1689 1745 解剖学 『解体新書』の主原著『ターヘル・アナトミア』(1722)
松原一閑斎 まつはらいつか 1689 1765 臨床 古方派の医師
ゲラルド・ファン・スウィーテン すういいてん 1700 1772 臨床 ウィーン学派
山脇東洋 やまわきとうよ 1706 1762 解剖学 蔵志』(1759年)
アルブレヒト・フォン・ハラー はらあ 1708 1777 生理学
ラ・メトリー らめとりい 1709 1751 生理学 『人間機械論』(1748年)
ウィリアム・カレン かれん 1710 1790 生理学
パーシヴァル・ポット ほつと 1714 1788 病理学 化学物質と発癌の関係の最初の研究
ジェームズ・リンド りんと 1716 1794 栄養学 壊血病の予防と治療
レオポルト・アウエンブルッガー あうえるふるつ 1722 1809 臨床 打診法の考案
ジョン・ハンター はんたあ 1728 1793 臨床 「実験医学の父」エディンバラ学派の祖
ラザロ・スパランツァーニ すはらんつああ 1729 1799 臨床 実験動物学の祖
カスパル・ヴォルフ うおるふ 1733 1794 生理学 発生学
杉田玄白 すきたけんは 1733 1817 解剖学 解体新書』(1774)
ジョン・ブラウン ふらうん 1735 1788 臨床 「ブラウニズム」という医療理論の提唱
フランツ・アントン・メスメル メスメル 1734 1815 生理学 「動物磁気」説の提唱
ルイージ・ガルヴァーニ かるうああに 1737 1798 生理学 電流による筋収縮の発見
フランツ・アントン・メスメル めすれる 1734 1815 擬似医療 メスメリズム(mesmerism)
ギトン・ド・モルボー きとんともるほ 1737 1816 病理学 塩素による消毒法の提案
ウィリアム・ヒュースン ひゆうすん 1739 1774 生理学 血液の凝固に関わるタンパク質の単離
ウィリアム・ウィザリング ういさりんく 1741 1799 薬学 ジギタリス(ゴマノハグサ科)の臨床試験
フィリップ・ピネル ひねる 1745 1826 精神科
ベンジャミン・ラッシュ らつしゆ 1745 1813 臨床 18世紀末のアメリカ合衆国の代表的医師
エドワード・ジェンナー しえんなあ 1749 1823 細菌学 天然痘ワクチンを開発
アントニオ・スカルパ すかるは 1752 1832 解剖学
ザームエル・ハーネマン はあねまん 1755 1843 臨床 ホメオパシー」の創始
華岡青洲 はなおかせいし 1760 1835 臨床 チョウセンアサガオなどが主成分の麻酔手術
アゴスティーノ・バッシー はつしい 1773 1856 細菌学 蚕の病気の細菌原因説
ハンフリー・デービー てえひい 1778 1829 臨床 笑気ガス(亜酸化窒素)の麻酔作用の発見(1799)
ルネ・ラエンネック らんえねつく 1781 1826 臨床 聴診器の発明
フリードリッヒ・ゼルチュルネル せるちゆるねる 1783 1804 薬学 阿片からモルヒネの単離(1804)
フランソワ・マジャンディー ましやんてい 1783 1855 生理学 実験生理学、アナフィラキシーの実験
ウィリアム・ボーモント ほおもん 1785 1853 生理学 胃の消化機能の研究
ピエール=シャルル・ルイ るい 1787 1872 臨床 瀉血法の効果のないことを数値的方法で示す
J.P.ペルティエ ぺるていえ 1788 1842 薬学 キニーネ(1820年)などのアルカイドの単離
ジェームズ・ブランデル ふらんてる 1791 1878 臨床 人から人への輸血の実施
ロバート・リストン りすとん 1794 1847 臨床 イギリス初のジエチルエーテル麻酔手術(1846)
ヴィンチェンツ・プリースニツ ふりいすにつ 1799 1851 臨床 「水治療法」
フリードリヒ・ヴェーラー うええらあ 1800 1882 生化学 尿素を合成(1828年)
ヨハネス・ペーター・ミュラー みゆうら 1801 1858 生理学 生殖器のミュラー管の発見
マティアス・ヤコブ・シュライデン しゆらいてん 1804 1881 生理学 細胞説
テオドール・シュワン しゆわん 1810 1882 生理学 酵素ペプシンの発見
ジェームズ・シンプソン しんふそん 1811 1870 臨床 クロロホルム麻酔の医学応用(1846)
クロード・ベルナール へるなある 1813 1878 生理学 グリコーゲンの発見(1843)
ジョン・スノー すのお 1813 1858 臨床 コレラの疫学調査
ホーレス・ウェルズ うえるす 1815 1848 臨床 笑気ガスによるの麻酔の発見(1845)
クロウフォード・ロング ろんく 1815 1878 臨床 ジエチルエーテル麻酔の医学応用(1842)
アントワーヌ・ベシャン へしやん 1816 1908 細菌学 細菌説(microzymas)の提唱
エミール・デュ・ボア=レーモン てゆほあれいも 1818 1896 生理学 動物筋肉中での活動電位の研究
センメルヴェイス・イグナーツ せんめるうえい 1818 1865 臨床 院内感染予防
ウィリアム・T・G・モートン もおとん 1819 1868 臨床 ジエチルエーテル麻酔の医学応用(1846)
ウィルヒョー ういるひよお 1821 1902 病理学 細胞病理学、比較病理学
アドルフ・クスマウル くすまうる 1822 1902 臨床 内視鏡による胃の観測(1868)
ルイ・パスツール はすつうる 1822 1895 細菌学 「近代細菌学の開祖」
ヘンリー・グレイ くれい 1827 1861 解剖学 人体の解剖学』(Anatomy of the Human Body)
ジョゼフ・リスター りすたあ 1827 1912 臨床 フェノールによる消毒法の開発
テオドール・ビルロート ひるろおと 1829 1894 臨床 胃癌切除手術の成功
カール・エーベルト ええへると 1835 1926 細菌学 腸チフス菌の発見(1880)
レオナルト・ランドイス ええへると 1837 1902 生理学 動物の血の輸血の否定実験(1847)
クラフト=エビング くらふとえひん 1840 1902 精神科学 『性の精神病理』
アルマウェル・ハンセン はんせん 1841 1912 細菌学 らい菌の発見(1873年)
アントン・ヨハネス・ゲールツ けえるつ 1843 1883 薬学 日本薬局方(1886年)の草案起草
ロベルト・コッホ こつほ 1843 1910 細菌学 近代細菌学の開祖、炭疽菌の発見(1876)他
フリードリッヒ・ミーシェル こつほ 1844 1895 生理学 細胞核中に核酸を発見(1869)
ポール・リッシェ りつしぇ 1849 1933 解剖学 「Anatomie artistique」
ゲオルク・ガフキー かふきい 1850 1918 細菌学 腸チフス菌の純培養(1884)
マルティヌス・ベイエリンク へいえりんく 1851 1931 細菌学 ウイルス学
フリードリヒ・レフラー れふらあ 1852 1915 細菌学 ジフテリア菌の発見(1884)
北里柴三郎 きたさとしはさ 1853 1931 細菌学 破傷風菌の純粋培養(1889)
パウル・エールリヒ ええるりひ 1854 1915 薬学 化学療法、トリパンロートの発見(1904年)
マックス・ルブナー るふなあ 1854 1932 栄養学 食物の熱量を評価
ジークムント・フロイト ふろいと 1856 1939 精神科医 精神分析の創始
ロナルド・ロス ろす 1857 1932 病理学 ハマダラカの胃中にマラリア原虫を発見(1898年)
ワグナー=ヤウレック わくなあやうれ 1857 1940 臨床 マラリア寄生虫の接種による麻痺性認知症治療(1917)
クリスティアーン・エイクマン えいくまん 1858 1930 栄養学 脚気に効く有効成分の存在の認識(1896)
ウィレム・アイントホーフェン あいんとほおへ 1860 1927 臨床 心電図法の発明(1904)
山極勝三郎 やまきわかつさ 1863 1930 病理学 人工癌(皮膚癌)発生(1915)
カール・ラントシュタイナー しゆたいなあ 1868 1943 生理学 血液型の発見(1900)
ディミトリー・イワノフスキー いわのふすきい 1864 1920 細菌学 ウイルスの発見(1892)
ヨハネス・フィビゲル ふいひける 1867 1928 病理学 ガンの寄生虫原因説(1907)
ルイス・アゴーテ あこおて 1868 1954 臨床 抗血液凝固剤添加による輸血(1914)
志賀潔 しがきよし 1871 1957 細菌学 赤痢菌の発見(1897年)
秦佐八郎 はたさはちろ 1873 1938 薬学 サルバルサンの開発(1909年)
アレクシス・カレル かれる 1873 1944 臨床 血管同士をつなぐ直接輸血の実施(1908年)
鈴木梅太郎 すすきうめたろ 1874 1943 栄養学 オリザニンの発見(1912年)
エガス・モニス もにす 1874 1955 精神科医 ロボトミーの実施(1936年)
カール・グスタフ・ユング ゆんぐ 1875 1961 精神科医 分析心理学の創始
アレクサンダー・フレミング ふれみんく 1881 1955 薬学 ペニシリンの発見(1929年)
アルベール・ユスタン こすたん 1882 1967 臨床 クエン酸ナトリウムの血液抗凝固作用の発見(1913年)
カシミール・フンク ふんく 1884 1967 栄養学 ビタミンB1(チアミン)の発見(1911)
ジェームズ・サムナー さむなあ 1887 1955 薬学 酵素の結晶化
市川厚一 いちかわこうい 1888 1948 病理学 人工癌(皮膚癌)発生(1915)
セント=ジェルジ・アルベルト せんとしえるし 1893 1986 栄養学 ビタミンCの発見(1931)
ジョナス・ソーク そおく 1914 1995 薬学 ポリオ・ワクチンの開発(1950年代)