利用者:JTPS-P16/sandbox
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国鉄ワム49000形貨車 [編集]
私鉄の類似車両[編集]
1959年に汽車製造東京製作所にて製作された、秩父鉄道向け2軸ボギー 35t積 移動屋根式有蓋車が存在する。
ただしこの車両は、有蓋車と無蓋車を兼用することを目的としていたのではなく、荷役の簡易化を目的として製作された。 屋根板は3分割されており、ガラス繊維入りのポリエステル樹脂と軽量形鋼を組み合わせて軽量化されている。
比重の大きい袋詰めセメント専用としている為、積載高さが低く抑えられているので全高が低くなっている。
国鉄トキ25000形貨車 [編集]
トキ23900形[編集]
1993年7月25日、黒部駅
36 t 積亜鉛塊専用車で、1979年(昭和54年)から1981年(昭和56年)にかけて30両(オトキ23900 - オトキ23929)が国鉄松任工場で改造された。
積荷の亜鉛塊は水濡れを嫌う[注 1]ため従来はワム80000形やワキ5000形などの有蓋車、もしくはトキ25000形にシートをかけて輸送していた。[1]しかし積荷の転動防止に手間と経費がかかり、トラック輸送への対抗上これを軽減させる目的で開発された形式である。
自重軽減のために側面のあおり戸を撤去し、側面一体型で断面が五角形の4分割スライド屋根と荷台上に枕木を追加し、結露を防ぐために車体床面に排水口を兼ねた通気口を設けている。また、積み荷の固定を容易にするために前後左右動を抑える為のストッパーが設置された。[1]
台枠・ブレーキ装置は種車のものを使用し、台車もTR209形のままである。最高速度は 75 km/h で、外部塗色は赤3号である。
黒部駅に配置され、日鉱亜鉛三日市製錬所(現・JX金属三日市リサイクル)から出荷される亜鉛塊を輸送するために全国へ運用された。[2]
1987年(昭和62年)のJR移行では全車がJR貨物に承継されたが、1993年(平成5年)度から淘汰が開始され1995年(平成7年)度までに全車が廃車された。[2]
脚注[編集]
注釈[編集]
- ^ 亜鉛塊の内部に存在する巣(空洞)に水が染み込み、溶解槽に投入した際に水蒸気が発生し溶湯を飛散させ危険である。