黄1号
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16進表記 | #FDBC00 |
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RGB | (253, 188, 0) |
マンセル値 | 2.5Y 8/13.3 |
出典 | 鉄道ジャーナル通巻217号 特集「鉄道車両 色彩の美学」 |
黄1号(き1ごう)は、日本国有鉄道(国鉄)が定めた色名称の1つである。
概要
[編集]慣用色名称は「黄色」である。マンセル値は「2.5Y 8/13.3」。
1954年のEH10形の帯色として採用されたのが最初である。その後、1956年にEF58形が淡緑5号地の「青大将」色に塗られた際には、裾部分の色としても使用された。
1959年には修学旅行用電車を製造することになり、一般公募で黄色と赤のデザインが多かったことから、本色が地色に採用されることになり、朱色3号の裾色と組み合わせて使用された。
1962年の外部塗色の一部統合標準化で、修学旅行用電車の地色については黄5号に変更されているが、その後も本色は、1968年10月1日ダイヤ改正により運用制限された最高速度65km/h以下の貨車に対する識別帯として、現在に至るまで使用されている。
また、民営化後の南武線と中央・総武緩行線への205系投入に際し、ステンレス無塗装との対比から、これらの線区における塗装車の車体色であった黄5号に代わって帯色に採用された。
使用車両
[編集]- 国鉄EH10形電気機関車
- 国鉄EF58形電気機関車
- 国鉄155系・159系電車
- 国鉄の最高速度65km/h以下の貨車
- JR東日本E127系電車(南武支線)
- 国鉄205系電車(中央・総武緩行線、南武線)
- JR東日本209系電車(中央・総武緩行線、南武線)
- JR東日本E231系電車(中央・総武緩行線)
- JR東日本E233系電車(南武線)
- ドクターイエロー923形
- 国鉄タキ5450形貨車(タンク部分)
近似色
[編集]- 黄5号
- 東京メトロ銀座線及び名古屋市営地下鉄東山線の電車の帯色及びラインカラー、鋼製車時代(営団2000形電車、名古屋市交通局300形電車など)の外部塗色。