利用者:Neuberg 469/sandbox
よく使用するページ
訳語疑問
記事名 | 問題点 | 備考 |
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中心線 | 暫定記事名 | Central line(中心線)- 円の中心を通る線の意で使われやすい。
関連:三線極線 |
イギリス国旗の定理 | 暫定記事名 | |
ベクタン点/ヴェクタン点 | 訳語疑問点 | Outer,Inner:外/内の訳
関連:ソディ点 |
ジェラベク双曲線 | 日本語転写 | 日本語では多くはジェラベクである。先行研究にはゼラベックともある。 |
テボーの定理 | 暫定記事名 | Thebault テボー?、テボール? |
ノイベルグ | 暫定記事名 | Josephの読み。ドイツ語かフランス語か。 |
語訳 | 訳提案等 | 備考 |
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Extouch triangle | ナーゲル三角形[1] | |
Tangency chord | Tangency chord
関連:極と極線 - 極線は中国語で接点弦(chord of contact)とも。 |
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オデーナル点
[編集]記事化重要性:普通
幾何学において、オデーナル点(オデーナルてん、英: Odehnal point)はEncyclopedia of triangle centersにおいてX(3956),X(3597)として登録されている三角形の中心である[2][3][4]。ボリス・オデーナル(Boris Odehnal)によって発見された[5]。
定義
[編集]△ABCについて、A,B,C傍接円とBC,CA,ABとの接点をD,E,Fとする。また、シュピーカー中心X(10)とそれぞれD,E,Fを通る直線と、A,B,C傍接円の、D,E,Fでない方の交点をKa,Kb,Kcとする。AKa,BKb,CKcは一点で交わる。この点を第一オデーナル点(1st Odehnal point)という。それぞれKa,Kb,KcでA,B,C傍接円に外接し、他の2つの傍接円に内接する円はシュピーカー中心を通る。これらの円をジェンキンス円(Jenkins circle)と言う[6]。また、ジェンキンス円の中心とA,B,Cを結んだ線は共点である。この点を第二オデーナル点(2nd Odehnal point)という。
三線座標
[編集]第一オデーナル点X(3956)は三線座標で以下の式で表される[2]。
第ニオデーナル点X(3957)は三線座標で以下の式で表される。
として
性質
[編集]- ジェンキンス円は、3つの傍接円に対するアポロニウスの問題の解となる円である(他の解は九点円、アポロニウス円、3辺)。
- Ka,Kb,Kcのなす三角形はJenkins-contact triangleと呼ばれる[7]。
- ジェンキンス円の中心が成す三角形は1st Jenkins triangleと呼ばれる。
第一オデーナル点
[編集]第二オデーナル点
[編集]- 重心とアポロニウス円の中心と共線である。
- アポロニウス三角形と類似重心のチェバ三角形の配景の中心X2092、垂心、第二オデーナル点は共線である。
- 3つの傍接円の根円(中心は根心X10)とBCの交点をP,Q、PQX(10)の外心をA'とする。同様にB',C'を定義する。AA',BB',CC'は第二オデーナル点で交わる。
シャリギン点
[編集]記事化重要性:低い
幾何学において、シャリギン点(シャリギンてん、英: Sharygin point)はロシアの数学者、イーゴリ・フェドロヴィッチ・シャリギンに因んで名付けられた、角の二等分線に関する点である[8]。Sharginはシャリーギン点とも。
シャリギン三角形
[編集]△ABCのAの内角、外角の二等分線とBCの交点をそれぞれA',A"とする。同様にB',B",C',C"を定義する。AA',BB',CC'の垂直二等分線が成す三角形、AA",BB",CC"の垂直二等分線が成す三角形をそれぞれ第一シャリギン三角形、第二シャリギン三角形(Sharygin triangle)という[9][10]。この二つの三角形は相似である。
シャリギン点
[編集]シャリギン点は15個の点を指す[11]。うちETCに収められているものは以下のとおりである[8]。
- △ABCと第一シャリギン三角形の配景の中心、第一シャリギン点X256[12]
- △ABCと第ニシャリギン三角形の配景の中心、第二シャリギン点X291
- 第一シャリギン三角形、第二シャリギン三角形の配景の中心、第三シャリギン点X1281
- 傍心三角形と第一シャリギン三角形の相似の中心、第四シャリギン点X846
- 傍心三角形と第ニシャリギン三角形の配景の中心、第五シャリギン点X1054
- 傍心三角形と第ニシャリギン三角形の相似の中心、第六シャリギン点X1282
- 第一シャリギン三角形、第二シャリギン三角形の相似の中心、第七シャリギン点X1283
- 接触三角形と第一シャリギン三角形の相似の中心、第八シャリギン点X1284
ベイリー点
[編集]記事化重要性:低い
幾何学においてベイリー点(べいりーてん、英: Bailey point)は、三角形の心の一つである。V.C Bailey の94歳の誕生日を祝して名づけられた[13]。
定義
[編集]△ABCの類似重心をK、A,B,Cの頂垂線とBK,CK,AKの交点をそれぞれA',B',C'、A,B,Cの頂垂線とCK,AK,BKの交点をそれぞれA",B",C"とする。このとき△A'B'C' ,△A"B"C" は△ABCとどの順で点を結んでも、配景の関係にある。その配景の中心のうち2つは垂心と類似重心である。それらではない方の配景の中心、つまりAB',BC',CA'の交点、AC",BA",CB"の交点をそれぞれD,Eとする。DEの三線極点をベイリー点という。
三線座標
[編集]ベイリー点の三線座標は以下の式で表される[14]。
として
性質
[編集]- オイラー線上にある。
出典
[編集]- ^ “アルゴリズムとデータ構造”. taurus.ics.nara-wu.ac.jp. 2024年8月7日閲覧。
- ^ a b “ENCYCLOPEDIA OF TRIANGLE CENTERS Part3 X(3596) = 1st ODEHNAL POINT”. faculty.evansville.edu. 2024年5月12日閲覧。
- ^ “DGGS - Elementary Geometry”. www.geometrie.tuwien.ac.at. 2024年5月12日閲覧。
- ^ “三角形の心”. taurus.ics.nara-wu.ac.jp. 2024年5月13日閲覧。
- ^ “Some Triangle Centers Associated with the Circles Tangent to the Excircles”. Forum Geometricorum. 2024年5月12日閲覧。
- ^ “Extended glossary”. faculty.evansville.edu. 2024年5月16日閲覧。
- ^ “Index of triangles”. faculty.evansville.edu. 2024年5月16日閲覧。
- ^ a b “ENCYCLOPEDIA OF TRIANGLE CENTERS Part2 X(1281) = 3rd SHARYGIN POINT”. faculty.evansville.edu. 2024年5月24日閲覧。
- ^ “ENCYCLOPEDIA OF TRIANGLE CENTERS Part5 X(8229) = HOMOTHETIC CENTER OF THESE TRIANGLES: 3rd EULER AND 1st SHARYGIN”. faculty.evansville.edu. 2024年5月24日閲覧。
- ^ “Index of triangles”. faculty.evansville.edu. 2024年5月24日閲覧。
- ^ Darij Grinberg. “Sharygin Points Report”. permissions of Antreas Hatzipolakis.. 2024年5月24日閲覧。
- ^ “Sharygin Geometry Olympiad 2013|AoPS”. artofproblemsolving.com. 2024年5月24日閲覧。
- ^ “BAILEY POINT”. faculty.evansville.edu. 2024年6月23日閲覧。
- ^ “ENCYCLOPEDIA OF TRIANGLE CENTERS X(401) = BAILEY POINT”. faculty.evansville.edu. 2024年6月23日閲覧。