利用者:Omotecho/sandbox/モーセン・ナムジュ

モーセン・ナムジュ
ファイル:Mohsen-namjoo.jpg
基本情報
原語名 ペルシア語: محسن نامجو
ローマ字翻字: Mohsen Namjoo
生誕 (1976-03-04) 1976年3月4日(48歳)
出身地 イラン北東部 Torbat-e Jam
ジャンル アート・ロック
イランの民謡英語版
ブルースロック
エクスペリメンタル・ロック
職業 シンガー・ソングライター
担当楽器 セタールギター
活動期間 1993年–現在
レーベル Daf-Daf、Payam、Stradivarius、Nedai、Hozeh Honari
公式サイト 公式ウェブサイト

モーセン・ナムジュ(ペルシア語: محسن نامجو‎、ローマ字翻字: Mohsen Namjoo、1976年3月4日 - )はイランシンガーソングライターである。音楽のスタイルはイランの民謡英語版だけでなくブルースロックにも影響を受け、歌詞も自作のほかペルシャの古典から現代詩まで組み合わせている。ナムジュは言葉を音に乗せて自由に扱い、皮肉や嫌みを織り込み自由なスタイルの歌を生み出す。

経歴[編集]

ナムジュは1976年3月4日生まれ、出身はイラン北東部の小さな町トルバテジャム Torbat-e Jam である。初のコンサート活動は1997年後半から1998年初頭にかけて2回開き、「イランの詩と音楽の現代的な組み合わせ」をテーマにした[1]。2003年にはテヘランで自作の一部を録音し始め、2007年9月にデビューアルバム『Toranj』を母国で正式にリリースした。また映画や演劇のサウンドトラックにも曲を提供している。

2010年、ナムジュは新規にバンド形式でツアーを行い、最もヒットした曲を中心とした「マイナーな」ツアーに出た。同年6月にバンドはアメリカのカリフォルニア州ロサンゼルスでコンサートを行う。会場はウォルト・ディズニー劇場である[要出典]。10月にはカナダのオンタリオ州トロントソニーセンターで演奏した。ナムジュはまた、6月に英語で「Such Strange Times」というシングル曲をリリースした。

2011年の秋にはスタンフォード大学で行ったコンサートをライブで録音し、アルバム『アラキ』を制作。スタンフォード汎アジア音楽祭にも加わっている。バックバンドの構成はアリ・バジアル(パーカッション)、バックコーラスにディナ・ザリフ、タンナズ・ジャファリ、セルワ・タブバクを迎え、ギターはシャマック・サナイエでマーク・ドイチュはバザンター(Bazantar)も担当した。

アルバム『13/8』(サーティーン・エイト)は2012年秋に発表、これは前作アルバム発表からの1年にアメリカで発表した6曲のコンピレーションである。本作にはカリフォルニアを拠点とするミュージシャンが参加、ジェームズ・ライオット(コントラバス)、ロバート・シェルトン(キーボード)、エズラ・リップ(ドラム) 、グレッグ・エリス(パーカッション)と共同で制作した。2012年、パヤム・エンターテインメント(Payam Entertainment)で一連のライブ録音を制作、ダブルアルバムに備えてカリフォルニア州バークレーで実現した初演のライブ録音は、今後、同名『13/8』でリリースする予定である[2]

音楽活動[編集]

ディスコグラフィー[編集]

発表年 題名 ペルシャ語原題 備考(発売時期)
2011 Alaki : الکی (12月)
2012 13/8 : ۱۳/۸‎(: سیزده/هشت‎) (秋)
2014 Oy Stradivarius(STR70013)
2014 The Evening - Fabrica Musica Vol.13 Drammaturgo Mohsen Namjoo、 Geremia Vinattieri; Stradivarius(STR70015)
2017 Voices from the East : آوازهایی از شرق (7月)
2017 Axis of Solitude : مؤلفۀ عزلت (10月)
2018 Chahār maqālah چهار مقاله /‏ ‏ناکجا،‏ , Pārīs : Nākujā, 2018.

コンサート[編集]

イリノイ州でのコンサート。
フィラデルフィア(アメリカ)

2014年 モーセン・ナムジュとアル・ブスタン・タクト・アンサンブル(Al-Bustan Takht Ensemble)。クラシック音楽のアル・ブスタン楽団のコンサートシリーズに客演[3]

演劇、映画[編集]

演劇[編集]

映画音楽[編集]

作曲
  • A Deep Breath to End(ドキュメンタリー番組)2004年。
  • Unforgotten Positives 2004年。
  • Chimère(TV映画)2005年。
サウンドトラック
  • Bodkin Ras(演奏:"Che Khabar")2014年。
  • Appropriate Behavior(演奏:"YAARE JAANI (BIRJANDI ETHNIC)2014年。
  • Behrouz: A Legend on Screen (ドキュメンタリー作品、2017年)作詞作曲担当。

映画出演[編集]

俳優として出演
  • Aramesh ba diazepam 10 (2005年)ドキュメンタリー作品
  • A Few Kilos of Dates for a Funeral (2005年)
  • Chand kilo khorma baraye marassem-e tadfin(2006年)[注釈 1]
  • Not an illusion(2009年)
  • Radio Dreams(2016年)ハミド・ロヤニ役

その他の著作物[編集]

オーディオブック

単行本[編集]

  • Dorrabe Makhdoosh
  • Four Essays

寄稿[編集]

  • Namjoo, Mohsen; Neshat, Shirin; Karimzadegan, Siavash. (2012-04-01) Mohsen Namjoo, “BOMB”, New Art Publications, no.119, pp.82-87.
  • "Iran's democratic movements", Politics and culture in contemporary Iran : challenging the status quo. Milani, Abbas ; Diamond, Larry Jay (ed). Boulder, Colorado : Lynne Rienner Publishers, 2015.

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 2006年ロカルノ国際映画祭、審査員特別賞 Saman Salur監督、ゴールデンレパード賞現代映画監督賞候補。2006年ナンテ3大陸映画祭、観客賞 Saman Salur監督、Golden Montgolfiere賞最優秀映画賞 Saman Salur監督[4]

出典[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

[[Category:イランの作曲家]] [[Category:存命人物]] [[Category:1976年生]] [[Category:ウィキペディアとウィキデータで異なる公式ウェブサイト]]