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利用者:Omotecho/sandbox/GLAM/Naturalis

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ナチュラリス生物多様性センター (‐せいぶつたようせい‐Naturalis Biodiversity CenterNederlands Centrum voor Biodiversiteit Naturalis) はライデンにあるGLAM機関で、2015年にウィキメディア財団とメディア登録事業を提携、ウィキメディア・コモンズに一般の利用を認めた画像を提供している。 7か月間の期間限定で採用された招聘ウィキペディアンは、臨時職員として画像資料のデータベース登録と編集作業を進めるとともに、GLAM 機関内外へウィキメディア財団の画像公開企画への参加を説明する役割を担う。

  • 事業期間:2015年5月–11月 (データ登録:2015年5月–2016年1月)
  • 事業主任:Maarten Heerlien (職員)
  • 招聘ウィキペディアン:ハンス・ミュラー Hans Muller
  • 報告書 (pdf形式・英文)

寄贈された画像[編集]

2010年以降、当センターでは生物学関連の文書類の電子化に注力し、500万枚超のen:herbarium植物標本に加えて300万点超の生物学的資料ならびに歴史的価値のある文書を処理し終えた[1]。こうして、ウィキメディア財団に当センターのデジタル画像を百万点単位で寄贈する事業は2015年から2016年にわたって実施、今後ともウィキメディア・コモンズへの画像登録を続ける予定である。

受贈分[編集]

コレクション名 画像リンク 小計
生物画。シーボルト・コレクション (川原慶賀作) シーボルト・コレクション 892 (川原慶賀分全点) + 15 = 907
ダニの博物画 (A. C. Oudemans作) Oudemans コレクション 1,151 (種名の記載があるもの全点)
Icones 植物画コレクション (nl:Q.M.R. Ver Huell作、nl:J. van Aken作、その他) Icones 植物画 (センター所蔵) 1,183
植物標本 (ライデン植物標本園旧蔵) 植物タイプ標本 (センター所蔵) 1,698 (初期作業分)
絶滅危惧種ならびに絶滅した鳥類の静止画、動画。 絶滅危惧種ならびに絶滅した鳥類の静止画、動画 (センター所蔵) 1,507点。静止画、合成動画 (協力:Tekla Boersma)
博物画、Natuurkundige Commissie voor Nederlandsch-Indiëオランダ領東インド自然科学委員会(オランダ語)旧蔵、1820年1840年) 鳥類画(センター所管オランダ領東インド自然科学委員会[2]旧蔵) 165 (できるだけ網羅)
鳥の鳴き声の録音 鳥の鳴き声の録音 (センター所蔵) 136,232
貝類コレクション 貝類の標本、Mollusc 標本 (センター所蔵) 111,504
小型哺乳類の革、骨格標本 哺乳類の標本 (センター所蔵) 21,927 (could be extended)
博物館で行った展示風景の写真 展示風景 (センター所蔵) 196
その他の写真 その他 (センター所蔵) 15
受贈品合計 ナチュラリス寄贈品 27万6, 607点。うち数百点超はウィキペディア編集者による二次使用 (2016年5月26日時点)

分類[編集]

  • 画像は合計3585 点 (総点数の 1.3%) であり、採用したウィキペディアの記事 4814 件は 41 言語、そのほかウィキメディア関連のウェブサイト 9 件に掲載を確認 (2016年5月24日時点)。詳細は自働的に更新される ウェブカウンター参照。
  • 寄贈写真を掲載したウィキメディアのサイト群では、ページ閲覧回数はおよそ1,050万回 (1,048万3,897回) にのぼる (2015年5月1日–2016年5月1日)。2016年1月単月で約180万回 (182万4,563回) を数える。 ウェブカウンターの数値。2019年3月時点で当該ページの閲覧数は 7,100万回を超過 (グラフ参照)。
  • ウィキペディアの会議出席者はエディタソンを含めのべ46人である。招聘ウィキペディアンを交えて多彩な専門性の博物館・美術館員が4回にわたって会議を行う。その結果をセンターの報告会で職員およそ40人を対象に発表した (ミーティング報告書(英語)参照。)
  • 寄贈された画像を記事に掲載した数百人のウィキペディア編集者は、生物学の専門家からアマチュアまで多岐にわたる。画像データベース (ウィキメディア・コモンズ) ではカテゴリ分けの改善が進み、また属名、種名を最新の命名規準に修正する作業が行われた。さらにウィキペディア編集者は画像の余白処理や静止画の合成による動画の作成を手掛けている。2016年5月24日時点で作業は続行中。

画像の見本[編集]

下記の画像にカーソルを当てると、希望の画像のキャプションが表示される。

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External links[編集]

Naturalis[編集]

Wikispecies/Wikipedia[編集]

Other organisations[編集]

The Nederlands[編集]

Elsewhere[編集]

Wikipedian in residence (in-house wikipedian)[編集]

Please put your cursor on an image to view the caption.

共同事業者[編集]

招聘ウィキペディアンとオランダ側職員はウィキメディア・オランダ協会Project Natureと協力しました。ご意見、ご指摘、ご批判をお送りいただけるとありがたいです。

謝辞[編集]

このプロジェクトはナチュラリス生物多様性センターの多くの職員、IT担当者などの皆さん、経験豊かなウィキペディアンの皆さん、ウィキメディアのオランダ支部NL協会から温かいご支援とご助言をいただいたおかげで無事に完了しました。

参考文献[編集]

出典[編集]

  1. ^ Heerlien, Maarten; Van Leusen, Joost; Schnörr, Stephanie; De Jong-Kole, Suzanne; Raes, Niels; Van Hulsen, Kirsten (2015). “The natural history production line. An industrial approach to the digitization of scientific collections”. ACM Transactions (Association for Computing Machinery) (8): 1-11. https://science.naturalis.nl/media/medialibrary/2014/10/Natural_history_production_line_ACM_JOCCH_revised_version_final.pdf. (自然史生産工程:科学収蔵品のデジタル化にむけた産業的取り組み—ACM Transactions、8(2015)1-11(Association for Computing Machinery))
  2. ^ The Natural Sciences Commission for the Dutch East Indies - The Memory”. geheugen.delpher.nl. 2020年3月7日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]