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利用者:Rigel/mss

解除依頼

利用者:Mh35さんのブロック解除についての検をお願いいたします。私は Wikibooks の姉妹プロジェクトの Wikipedia において Rigel のアカウントで活動し、2004年12月3日から2005年12月31日までの約一年間、彼の後見人の一人としてその編集を見守るという特殊な活動を経験していました。私がその役目を引き受けることにしたのは、彼に対する投稿ブロックとその後の対応が、やや公正さを欠いていると感じたためです。ブロックの名目が「対話のためのブロック」であるにもかかわらず、ブロックに賛成した人物が誰も対話を投げかけようとしない、という状況がそこにはありましたので…。しかもその「対話のためのブロック」とは、当時はまだノートで議論されているに過ぎないドラフト状態であったのです。(ブロック実施が2004年9月7日[1]であるにもかかわらず、「対話のためのブロック」がドラフト段階を終了して本文に正式に反映されたのは2004年9月23日[2]のことです)

Wikibooks におけるブロックの事実を知ったのは、コメント依頼における他者の発言の事実関係を調査する過程からであり、それは2005年11月4日~13日のいずれか、後見期間の終盤にあたります。

今だからこそ言える本音を申し上げると、こちらのプロジェクトにおけるブロック理由を初めて目にしたとき、「とても悩ましい問題が新たに発生した」と感じました。その理由とは、彼の会話ページにあるとおり、「ブロックの解除についてですが、ウィキペディアでの更生プログラム終了後の判断に従います。」と記述されているからです。実際のところ、その「更生プログラム」がいつ終了するのかについては、当時は全く判然としないと感じていたからです。

ところが、コメント依頼の途中で転機が訪れ、「更生プログラム」は打ち切られることが投票により決定しました。現在はコミュニティの合意(議論への参加者は少ないものの、周知は広くなされていたと考えています)による編集制限が課されているものの、「更生プログラム」下にあるわけではなく、従って Wikibooks におけるブロックの扱いも宙に浮いた状態となっているのが現状です(ブロック解除の要件は、「更生プログラムが終了した」とも、「更生プログラム終了後の判断で、未だ編集制限下にある」とも読めますので…)。

話を少し戻すと、私がそのコメント依頼における、自らの意見表明をしたのは一度きりであり、その時、「編集制限を緩和するか?」との項目に

  • (反対)今回のウィキニュースでの騒動などを勘案して、むしろ、「後見制度が終了するまでの間、他の姉妹プロジェクトへの参加禁止」という制限を付け加えた方が良いと思うようになりました。つまりは、ウィキブックスにおけるブロック理由に賛同する文章を組み込む、ということです。Rigel 2005年11月13日 (日) 11:39 (UTC)

という一点についてのみ意見表明しました。「他の姉妹プロジェクトへの参加禁止」と記述したその狙いとは、Wikibooks におけるブロック解除のタイミングを明確にする目的が理由の一つであったのです。

そして「更生プログラム」が打ち切られるきっかけとなったのは、そのすこし後の2005年11月16日の Toki-ho さんによる発言[3]なのですが、「もしもこの主張が採用されることになったならば、Wikibooks での扱いをどうするのか?」との疑問が頭をよぎったのはその発言を目にしたまさにその時であり、同時に「その主張が採用される可能性は高いであろう」との予感もありました。そんな最中に「Wikibooks でのブロックの扱い」に言及するのは議論を紛糾させるだけであろうと感じたため、私はこの話題への言及を避け、議論の推移を見守ることにしました。結果、「更生プログラム」が終了したのです。

「更生プログラム」終了から9ヶ月が経過した先月、Mh35 さんご本人がこの取り残された問題点に気づき、この点についての質問をご自身の会話ページにて投げかけていました。私がその質問に気づいたのは本日のことで、「プロジェクトの運営に関わるような事柄には口を出さない」との条件下での復帰交渉を代行することになりました(ここに至る経緯については、利用者‐会話:Mh35#確認の内容から確認できると思います) 。Wikipediaでの約1年間に渡る編集制限とは、明記された約束事があり、それを Mh35 さんご自身に自主的に遵守してもらうという形式のもので、その実質的な目的とは、投稿ブロックの代替(課された編集制限に従うことに同意し、かつ自主的にそれを継続しているのであればブロックするまでもない)としての機能を果たす目的があったものと私は解釈しています(これとは異なる理解を示す方もおられますが…)。少なくとも Mh35 さんはその制限を受け入れ、それを遵守する努力をこれまで払ってこられたものと思います。

また、Wikibooks における彼の投稿はたったの一度きりであり、投稿サイズもそこそこで、投稿後の記事の履歴を確認してみても他者による大きな改訂がなされているわけではありませんので、私は、Wikibooks では編集内容を巡る大きなトラブルは発生しないであろうと考えています(上記の「お約束」をも斟酌してのことですが)。ですので一度、時間を割いてこの問題を考慮していただけますよう、お願いする次第です。--Rigel 2006年11月3日 (金) 12:43 (UTC)