利用者:Sept23/sandbox
FLARE〜フレア〜 | |
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監督 | 大塚祐吉 |
脚本 | 大塚祐吉 |
製作総指揮 | 太代眞裕 |
出演者 |
福田麻由子 バレンタイン・バノン |
音楽 | 鈴木ヤスヨシ |
撮影 | Robin Entreinger |
製作会社 | 「FLARE」フィルムパートナーズ |
配給 | アイモーション |
公開 |
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上映時間 | 94分 |
製作国 |
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言語 | 仏語・英語・日本語 |
『FLARE〜フレア〜』は、2014年4月26日に日本公開された日本・フランス合作映画。監督は大塚祐吉、主演は福田麻由子。R15+指定作品[1][2]。
キャッチコピーは「自堕落なフランス人写真家との出逢いが家出少女フレアの運命を変える!」。
ストーリー[編集]
虐待する母親から逃げて家出した井上フレア(17)は横浜でティッシュ配りをしていた。ローソン前で休んでいるとジャン・オゾン(40)というカメラマンから、写真を撮らせてください、と声をかけられた。断ったが金になるかもと思いなおしてOKした。金はないけど写真のコピーをあげるからと名刺をくれた。翌日アトリエをたずね、写真を受け取った。彼女はその写真が気に入った。夕方、再びローソン前でジャンに会い、夕食に誘われてアトリエに行った。フレアには行くところがなかった。ジャンはソファを指さしてここに泊まっていいよと言う。次の日からフレアはジャンのアシスタントして働いた。
展覧会を開いてもジャンの写真はなかなか売れなかった。それでも「自分が撮りたいものだけしか撮らない」という姿勢を変えようとしなかった。広告など気乗りしない仕事はやらない。だからいつも金がない。朝から酒を飲み、女にだらしがなかった。ジョニーというパトロンや元妻の美雪に加え闇金からも金を借りていた。返すことができず、大切なカメラを売るところまで追い詰められていた。ジョニーからは援助は打ち切る、アトリエからも出ていけと言われ、闇金の佐藤は数日ごとにやってきて厳しく取り立てる。それをみたフレアは、援助交際をして金をつくった。佐藤に金を届け、売ってしまったカメラを買いもどした。ジャンは彼女をハグして感謝し、彼女が望んだのでヌードを撮った。
展覧会でフレアのヌードが円斉というリッチな僧侶の目に止まり高く売れた。円斉から自分の専属カメラマンになれと誘われ、ジャンは金のためにOKした。ジャンには恵梨香というセフレがいた。ときどきアトリエにやってきてジャンとイチャつく。ジャンにたいするフレアの気持ちを知りながら恵梨香は対抗心から性格悪くマウンティングしてきた。切れたフレアは彼女の尻にフォークをつき刺す。救急車とパトカーが呼ばれ、フレアは問題児を収容する医療施設に入院させられた。
施設に相川サキという少女がいた。フレアの過去に興味を持ち、距離を詰めてくる。フランス人のおっさんに会いたいんでしょ!と、フレアをこっそり外に連れ出した。アトリエに行くと、ジャンが元妻にむりやり抱きついてやらせてくれと頼んでいるところだった。幻滅した二人がカフェでお茶しているとサキは知り合いらしい3人の女に目をつけられ、外でボコボコにされた。その夜二人はホテルに泊まりベッドでキスをした。しばらくしてジャンが施設に面会に来たがカメラを向けてきた彼をフレアは殴った。サキも加わり、ボコボコにした。
施設を退院したフレアはカメラマンを目指すことにした。フランスに帰ることになったジャンはカメラを処分したが、一番大切にしていたライカを中古カメラ店の店主に預けた。いつかフレアが来た時にわたしてくれと。日本を去る日、ジャンは美雪が勤めるギャラリーを訪れ、別れを告げた。そこにライカを持ったフレアが現れた。ジャンが謝罪と感謝を伝えるとフレアの頬を涙が伝う。ジャンが去った後、美雪はジャンから預かった写真をフレアに見せる。初めて会った日、ローソンの前で撮った写真だ。フレアはギャラリーを飛び出しジャンの背中を追って走り出す。しかしもうジャンはいない。かわりに笑顔のサキの姿があった。
キャスト[編集]
- 井上フレア: 福田麻由子
- ジャン・オゾン: バレンタイン・バノン(Valentin Bonhomme)
- 相川サキ: 広瀬アリス
- 坂本恵梨香: 玄里 - ジャンのセフレ
- 片山美雪: 凜華せら - ジャンの元妻
- 佐藤エイイチ: 宮川浩明 - 闇金の取り立て屋
- 大島由梨乃
- Kyouka Ito:小篠恵奈
- 山崎なおみ: 谷村美月 - 円斉のマネージャー
- 山崎円斉: 加藤雅也 - 金持ちの僧侶
- 石坂めぐみ: 山口紗弥加 - 医師
- Chisa Kurosawa: 藤村聖子
スタッフ[編集]
- 監督・脚本:大塚祐吉
- 製作総指揮:太代眞裕
- エグゼクティブプロデューサー:沖津康雄
- プロデューサー:Alexandre Bartholo
- 撮影監督:Robin Entreinger
- 照明:根本健一
- 録音:杉田信
- 音楽:鈴木ヤスヨシ
- エンディングテーマ:FOUR GET ME A NOTS「FLARE」
- 音楽監督:花崎雅芳
- 音楽協力:カプリチオ・ミュージック
- 配給:アイモーション
- 製作:「フレア」フィルムパートナーズ
出典[編集]
- ^ “FLARE フレア:作品情報”. 映画.com. 2024年6月24日閲覧。
- ^ “FLARE フレア:作品情報・映画レビュー”. キネマ旬報WEB. 2024年6月24日閲覧。
外部リンク[編集]
- FLARE フレア - 映画.com
- FLARE フレア - KINENOTE
- FLARE フレア - シネマトゥデイ
- FLARE フレア - MOVIE WALKER PRESS
- Flare - IMDb(英語)