利用者:Yuki0831/sandbox
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NO LIMIT! カウントダウン
[編集]NO LIMIT! カウントダウン NO LIMIT! COUNT DOWN | |
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状況 | 終了 |
種類 | カウントダウンイベント |
日程 | 2024年12月31日~2025年1月1日 |
開始日 | 2022年12月31日 |
頻度 | 毎年 |
会場 | ユニバーサル・スタジオ・ジャパン |
会場所在地 | 大阪府大阪市此花区桜島2丁目1番33号 |
開催国 | 日本 |
初回開催 | 2022年12月31日 |
前回 | 2025年1月1日 |
「NO LIMIT! カウントダウン」(英: NO LIMIT! COUNT DOWN)は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで2022年から開催されている、大晦日から元日にかけて行われるカウントダウン・スペシャルイベントである[1][2]。
概要
[編集]「NO LIMIT! カウントダウン」では、12月31日19時から翌年1月1日21時まで最大26時間にわたりアトラクションやショーを楽しむことができる。イベントでは、年越しの瞬間に約4,000発の花火が打ち上げられる「カウントダウン・モーメント」のほか、その年にユニバーサル・スタジオ・ジャパンで開催されたエンターテイメントの中から各シーズンを代表する演目を厳選し、一夜限りで披露される「カウントダウン・スペシャル・ステージ」が行われる[3]。
12月31日には17時に一旦パークがクローズされ、19時からは事前に販売された「パーティ・パス」の購入者のみが入場可能となる。翌年1月1日2時以降は、「パーティ・パス」を持たないパス所持者も入場可能となる。
カウントダウン・イベントは2007→2008年から開始され、2019→2020年までは「ユニバーサル・カウントダウン・パーティ」という名称で開催されていた。2022→2023年からは、パークの新たなブランド・スローガン「NO LIMIT!」に基づき「NO LIMIT! カウントダウン」としてリニューアルされた。なお、2020→2021年および2021→2022年は新型コロナウイルス感染症の影響でイベントが中止されたため、3年ぶりの開催となった[1][2]。
営業時間
[編集]このイベントでは特別な営業時間が設定されており、時間帯によって入場可能なチケットが異なる。
記号の説明
- ○: 12月31日分有効の入場チケット
- ●: パーティ・パス
- ◎: 1月1日分有効の入場チケット
- ◉: 年間パス
日 | 時間 | 入場可能 | 入場不可 | 備考 |
---|---|---|---|---|
12月31日 | - 17:00 | ○◉ | ●◎ | 17:00までは12月31日分の通常営業 |
17:00 -
19:00 |
○●◎◉ | パーククローズ(全チケット入場不可) | ||
19:00 -
00:00 |
● | ○◎◉ | 「パーティ・パス」所有者限定 | |
1月1日 | 00:00 -
02:00 | |||
02:00 -
閉園時間 |
●◎◉ | ○ | 02:00以降は1月1日分の通常営業 |
2022年→2023年
[編集]2022年12月31日から2023年1月1日にかけて「NO LIMIT! カウントダウン 2023」が開催された。これは「ユニバーサル・カウントダウン・パーティ2020」以来3年ぶりの開催となったが、新型コロナウイルス感染症の影響により例年行われていたアーティストによるライブは中止となった。一方で、最大26時間にわたるアトラクションやショーの運営は継続された。キャッチコピーは「3年ぶりの熱狂開宴、最大26時間ぶっ飛び尽くせ!」であった。
カウントダウン・スペシャル・ステージ
[編集]2022年にパークで開催されたエンターテインメントの中から、各シーズンを代表する演目を厳選して構成された、一夜限りのスペシャルエンターテインメントが実施された。
ミニオン・カンフーダンス道場 〜ニューイヤー・イブ・スペシャル〜
[編集]『ミニオン・パーク』5周年を記念して、夏に開催された「ミニオン・カンフーダンス道場」がスペシャル版として登場した。カンフースーツを着たミニオンたち(ボブ、スチュアート、ケビン)やマスター・アチョー、その弟子たちとともにカンフーダンスを踊りながら、マスターを目指す内容となっている。
ハローキティ・ライブ 〜一緒に踊ろう〜
[編集]今回限定のスペシャルショーとして開催された。ハローキティとダニエルが登場し、音楽を楽しむショーとなっている。キティが歌を披露し、観客と一緒にダンスを踊ることで、パーティのような空間が演出された。
スヌーピー・スペシャル・ダンスタイム
[編集]今回限定のスペシャルショーとして開催された。『ユニバーサル・ワンダーランド』で2022年に開催された「ユニバーサル・ワンダーランド・ダンス・ア・ロング」シリーズで使用された楽曲とダンスを、スヌーピーやチャーリー・ブラウン、ルーシーとともに楽しむことができた。
エボリューション・オブ・ダンス・ウィズ・セサミストリート・デラックス
[編集]2022年の春から開催されていた「エボリューション・オブ・ダンス・ウィズ・セサミストリート」が、デラックス版としてダンサーの人数を増やして登場した。エルモ、アーニー、バートたちとともに、さまざまな時代のダンスが披露された。
カウントダウン・シンキング・ショー
[編集]今回限定のスペシャルショーとして開催された。パークのシンガーやエンターテイナーによるパフォーマンスが披露された
ハミクマ・サイコ・カウントダウン
[編集]2022年秋に開催された「NO LIMIT! ハロウィーン」より「ハミクマ・バンバイア」「ハミクマ・サイコ・サーカス」が登場。クマのキャラクター「ハミクマ」率いるサーカス団と踊りながら興奮をはみ出していくショー。また今回のショーで「ゾンビ・デ・ダンス」に2019年から使用していた「Rat-tat-tat」が封印(音楽使用終了)される。
ワンピース・プレミア・カウントダウン・ショー
[編集]2022年夏に開催された「ワンピース・プレミアサマー」より「ワンピース・プレミアショー」が登場。ゲストの目の前で麦わらの一味が技を出しながら戦った。圧倒的な演出でリアルな「ワンピース」の世界を再現した。
NO LIMIT! カウントダウン・DJパーティ
[編集]今回だけのスペシャルショー。DJと一緒に音楽に乗ってみんなでダンスをするショー。使用曲は近年に流行った人気曲が曲がれ、最初で最後のダンスパーティが行われた。
スーパー・ニンテンドー・ワールド・カウントダウン・パーティ
[編集]今回だけのスペシャルショー。1周年になったスーパー・ニンテンドー・ワールドをイメージしたダンスをマリオとルイージ、エンターテイナー、ゲストみんなで踊りエリアの楽しさを再認識させる。カウントダウン・スペシャル・ステージの最後のショーである。スーパー・ニンテンドー・ワールドがエリア外のイベントに登場したのは史上初。マリオとルイージがエリア外に登場したのも史上初。
カウントダウン・モーメント
[編集]23:50から00:10の時間はカウントダウン・モーメントが行われる。キャラクターと一緒にカウントダウンをするグラマシーパーク会場と盛大な4,000発の花火と一緒にカウントダウンをするラグーン会場に分かれ、パーク一体になってカウントダウン・年越しを祝う。グラマシーパークに登場したキャラクターはミニオン、エルモ、アーニー、バート、ハローキティ、ダニエル、ミミィ、スヌーピー、チャーリーブラウン、ルーシー、ハミクマ、麦わらの一味、マリオ、ルイージ、エンターテイナーである。
アトラクション・オールナイト
[編集]12月31日19:00から1月1日21:00までの26時間はアトラクションは運行しており(一部時間帯はメンテナンスのため運休する。スーパー・ニンテンドー・ワールドは1月1日02:00から06:00まで運休する)、深夜でも早朝でもアトラクションに乗ることができる。ショーアトラクションは06:00以降から開始される(ウォーターワールド以外)。また時期的に「NO LIMIT! クリスマス」開催中のため「スペクタクル・オブ・ライツ」は1月1日03:00から日の出の時間まで開催されている。
2分の1の魔法
[編集]2分の1の魔法 | |
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Onward | |
監督 | ダン・スキャンロン |
脚本 |
ダン・スキャンロン ジェイソン・ヘッドリー キース・ブーニン |
原案 |
ダン・スキャンロン キース・ブーニン ジェイソン・ヘッドリー |
製作 | コリ・レイ |
出演者 |
トム・ホランド クリス・プラット ジュリア・ルイス=ドレイファス オクタヴィア・スペンサー |
音楽 |
マイケル・ダナ ジェフ・ダナ |
主題歌 |
ブランディ・カーライル「君が支えてくれた」 スキマスイッチ「全力少年」 |
撮影 |
シャロン・カラハン アダム・ハビブ |
編集 | キャサリン・アップル |
製作会社 | ピクサー・アニメーション・スタジオ |
配給 |
ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ ウォルト・ディズニー・ジャパン |
公開 |
2020年2月21日(ベルリン国際映画祭) 2020年3月6日 2020年8月21日 |
上映時間 | 102分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $175,000,000〜$200,000,000 |
興行収入 |
$141,940,042[4] $61,555,145 8億7000万円[5] |
『2分の1の魔法』(にぶんのいちのまほう、原題: Onward)は、2020年のアメリカ合衆国のアニメーション映画。ピクサー・アニメーション・スタジオが制作し、ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ(日本ではウォルト・ディズニー・ジャパン)が配給した。監督はダン・スキャンロン、プロデューサーはコリ・レイ、脚本はスキャンロン、ジェイソン・ヘッドリー、キース・ブーニンによって書かれた。声優としてトム・ホランド、クリス・プラット、ジュリア・ルイス=ドレイファス、オクタヴィア・スペンサーが出演している。現代の郊外に似たファンタジー世界を舞台に、主人公のエルフの兄弟イアンとバーリー・ライトフット(ホランドとプラットの声)による、亡くなった父親ウィルデン(カイル・ボーンハイマーの声)を24時間だけ蘇らせることができる魔法のアーティファクトを探す冒険を描く。
スキャンロンは2013年公開の『モンスターズ・ユニバーシティ』の監督を務めた後、個人的な体験に基づく物語を開発するよう勧められた。本作の着想は、スキャンロンが幼少期に交通事故で父親を亡くした経験や、兄との関係に基づいている。父親の音声を記録したテープを聞いたことが物語制作のきっかけとなった。映画は2017年7月のD23 Expoで発表され、2018年12月にタイトルと声優陣が明らかにされた。アニメーションチームは、魔法が現代の郊外の舞台設定に合う独自のスタイルになるよう、他のアニメーション映画における魔法の描写を研究した。制作には約6年を要し、予算は1億7,500万~2億ドルとされる。音楽はマイケル・ダナとジェフ・ダナが担当し、ブランディ・カーライルがオリジナル楽曲を提供した。
『2分の1の魔法』は2020年2月21日に第70回ベルリン国際映画祭で初上映され、同年3月6日にアメリカで劇場公開された。批評家から概ね好意的な評価を受けたが、興行収入は1億4,200万ドルにとどまり、制作費を下回った。この結果には、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックにより劇場が広く閉鎖された影響が大きいとされる。しかし、他の2020年前半公開作品と同様に、ビデオ・オン・デマンド(VOD)では大きな成功を収めた。第78回ゴールデングローブ賞と第93回アカデミー賞で長編アニメ映画賞にノミネートされたが、いずれも同年に公開されたピクサーの別作品『ソウルフル・ワールド』に敗れた。本作は2022年6月公開の『バズ・ライトイヤー』まで、ピクサー作品として世界的に劇場公開された最後の作品となった。
ストーリー
[編集]かつて、神話上の生き物が暮らす世界では魔法が一般的だったが、習得が難しいものであった。技術の進歩とともに魔法は次第に廃れ、やがて使われなくなった。
現代、エルフの少年イアン・ライトフットは自信を持てずに悩んでいる。一方、兄のバーリーは熱心で衝動的なロールプレイングゲームの愛好者だ。父親のワイルデンはイアンが生まれる前に亡くなり、母親のローレルには新しい恋人であるケンタウロスの警察官コルト・ブロンコがいるが、兄弟は彼を快く思っていない。イアンの16歳の誕生日、ローレルは父親からの贈り物として、魔法の杖、希少なフェニックスジェム、そして「訪問の呪文」を記した手紙を渡す。この呪文を使えば、父親を1日だけ蘇らせることができる。イアンは呪文の詠唱に成功するが、バーリーに邪魔されて途中で中断されてしまい、父親の下半身だけが現れる。その後、ジェムは崩壊してしまう。兄弟は別のジェムを探し、日没までに呪文を完成させるための冒険に出発する。道中、バーリーのお気に入りのバン「ギネヴィア」を駆ることになる。ローレルは兄弟が家を出たことに気付き、追いかける。
兄弟はジェムの地図を求めて、マンティコアの酒場を訪れる。ワイルデンの下半身も同行している。この酒場はかつて冒険者たちが集う場所だったが、現在は「コーリー」が経営する家族向けのレストランに変わっていた。イアンとの地図を巡る言い争いの中で、コーリーは自分の平凡な生活に気付き、怒りで客を追い出してしまう。その結果、地図とレストランが炎上してしまう。ジェムの場所を示す唯一の手がかりは、子供向けメニューに記された「レイヴンズポイント」という近くの山だった。兄弟が出発した後、ローレルが酒場に到着し、コーリーと手を組む。コーリーは、この旅が呪いを呼び覚ます可能性を警告し、それを倒すための特別な剣を必要とすることを伝える。2人は質屋から剣を盗み出す。
イアン、バーリー、ワイルデンは山に向かい、警察やバイクギャングの妖精たちとの遭遇を何とか切り抜ける。途中、コルト・ブロンコ警官に追いつかれ帰宅を命じられるが、イアンは従うふりをしてそのまま逃走し、激しいカーチェイスが繰り広げられる。バーリーはギネヴィアを犠牲にして地滑りを起こし、追跡者を振り切る。「レイヴンズポイント」は一連のカラスの像が洞窟へと続いている場所だと判明する。探索中、バーリーは父親の死の際に別れを告げる勇気がなかったことを告白する。兄弟は次々と現れる危険な罠を避けながら洞窟を進み、外に出たものの、たどり着いたのはイアンの通う高校の前だった。冒険が無駄だったと考えたイアンは、バーリーを責めて「役立たず」と呼び、その場を去る。
日没が近づく中、イアンは父親とやりたかったことリストを見直し、実際にはバーリーがずっと父親のような存在だったことに気付く。一方、バーリーは歴史的な噴水の中にジェムを発見するが、それが呪いを呼び覚ますきっかけとなる。学校や周囲の物体が組み合わさり、ジェムを奪おうとするドラゴン型のゴーレムが現れる。コーリーがローレルとともに現れ、魔法の剣でドラゴンを突き刺し、イアンが呪文を再び詠唱する時間を稼ぐ。ワイルデンの上半身が復活すると、バーリーはドラゴンを引き付ける役を買って出るが、イアンは兄を送り出し、自分の成長に兄が果たした役割を認める。イアンはローレルの助けを借りてドラゴンを倒し、バーリーは父親と別れを告げる機会を得る。ワイルデンが消えた後、バーリーは父親がイアンを誇りに思っていると伝え、兄弟は抱き合う。
その後、イアンは自信を持ち、呪文を使う技術も向上する。世界が再び魔法を再発見する中、イアンとバーリーは新たな冒険に出発する。
登場人物
[編集]- イアン・ライトフット(Ian Lightfoot)
- 本作の主人公で、バーリーの弟である16歳のエルフの少年[注 1]。一人称は「僕」。痩せ型の体格で、赤いチェック柄のシャツにジーンズを着用している。冒頭では父親ウィルデンのパーカーを着用しているシーンもある[6]。
- 内向的な性格で、何をやっても上手くいかず、自分に自信を持てない。生まれる前に亡くなった父親ウィルデンに一目会いたいと願っている。16歳の誕生日に母親ローレルから父親が残した魔法の杖をプレゼントされる。実は隠れた魔法の才能を持っており、その杖を使ってウィルデンを蘇らせようとするが、呪文が未完成のまま終わり、下半身のみを蘇らせてしまう。父親の上半身を蘇らせるため、兄バーリーと共に冒険に出ることになる。また、趣味として「やりたいことリスト」を作ることがあり、劇中でも2回ほど作成する場面が描かれている。
- バーリー・ライトフット(Barley Lightfoot)
- 本作のもう1人の主人公で、イアンの兄である19歳の青年。一人称は「俺」。太り気味の体格で、黒いTシャツの上に多数のワッペンがついたノースリーブのパーカーを着用し、茶色の半ズボンを穿いている。紺色のニット帽をかぶり、腕には黒いリストバンドをつけている。 好奇心旺盛で、魔法に強い興味を持つ魔法オタク。ペガサスが描かれた愛車「グウィネヴィア」を所有しており、劇中では冒険の移動手段として活躍する。一見すると空気が読めない行動が目立つが、実際には弟イアンを常に優しく見守る心優しい兄である。幼少期に父親ウィルデンを亡くしており、もう一度父親に会って伝えたいことがあると願っている。
- ローレル・ライトフット(Laurel Lightfoot)
- イアンとバーリーの母親であり、ウィルデンの妻。 朗らかな性格で、心の底から息子たちを愛している。ウィルデンを巡る冒険に出たイアンとバーリーの後を追いかけるなど、息子たちを支える優しい母親として描かれている。
- コーリー(Corey)
- マンティコアの酒場を経営するマンティコア。ライオンの体にコウモリの羽とサソリの尻尾を持つ。 経営を優先する堅実で保守的な考えを持っていたが、イアンとバーリーとの出会いをきっかけに、かつての野生的な一面を取り戻す。ローレルと協力し、イアンたちを呪いから救うために奮闘。税金の支払いのために質屋に売却していた呪いクラッシャー(特別な剣)と飛行能力を取り戻して戦いに挑む。物語の終盤では、以前よりもワイルドな雰囲気の酒場を再建している。
- ウィルデン・ライトフット(Wilden Lightfoot)
- イアンとバーリーの父親であり、ローレルの夫。
- 大胆な性格の持ち主[注 2]。イアンが生まれる前に病気で亡くなったが、16歳の誕生日に贈るため、妻ローレルに魔法の杖を託していた。杖を使った呪文によって下半身のみ蘇り、イアンとバーリーと共に冒険に参加する。服装は上半身に白いパーカーと青いノースリーブのダウンジャケットを着用し、緑色の帽子とオレンジ色のサングラスを身につけている。
- コルト・ブロンコ(Colt Bronco)
- ケンタウロスの警察官で、階級は巡査。 ローレルの新しい恋人だが、イアンとバーリーからは敬遠されている。無茶な行動をするイアンとバーリーを止めるため、パトカーを動員して追跡する。普段はパトカーに頼り、自ら走ることはほとんどないが、物語の終盤では心境の変化から自力で走る姿を見せる。
- スペクター(Specter)
- キュクロープスの警察官。
- 同僚のゴアとペアを組み、パトカーに乗って勤務している。劇中では、蛇行運転していたグウィネヴィアを停車させる場面が描かれる。レズビアンであり[注 3]、相手の連れ子の娘とは関係がうまくいっていない。幻覚で作られたコルトに違和感を覚え、その正体を見抜く。
- ゴア(Gore)
- パーンの警察官。
- 相棒のスペクターや、イアンが魔法で変身したコルトの苦労話を聞く場面がある。その際、「結婚なんてまっぴら」と愚痴をこぼす描写がある。
- デュードロップ(Dewdrop)
- 妖精のバイククラブ「ピクシー・ダスターズ」のリーダーであり、本作におけるディズニー・ヴィランズ。
- かつては飛ぶことを忘れていた妖精たちだったが、イアンとバーリーとのカーチェイスの末に事故を起こした際、自力で飛べるようになる。物語の終盤では、コーリーが再建した店で働く姿が描かれている。
- グレックリン(Grecklin)
- 質屋の店主。 呪いクラッシャーを買い戻そうとする際、当初は10ドルの値段を提示するが、コーリーの発言からその価値が高い品であることに気付き、値段を吊り上げる。
- ガクストン(Gaxton)
- ウィルデンの大学時代の友人。 自身の息子を学校に送る途中でファーストフード店に立ち寄った際にイアンと出会う。イアンが着ていたパーカーがウィルデンのものだと気付き、彼に話しかける。学生時代のウィルデンがいかに自信に満ち、学友たちから慕われていたか[注 4]をイアンに語る。
- アヴェル(Avel)
- エルフの警察官。 マンティコアの酒場で登場する。イアンやバーリーと同じエルフの種族に属するキャラクター。
- フェンウィック(Fenwick)
- 建設労働者。 イアンが通う高校近くにある古い噴水の遺跡を取り壊す作業を担当しているが、その作業はたびたびバーリーに妨害されている。
キャスト
[編集]- イアン・ライトフット: トム・ホランド[7](志尊淳[8][9])
- バーリー・ライトフット: クリス・プラット[7](城田優[8][9])
- ローレル・ライトフット: ジュリア・ルイス=ドレイファス[7](近藤春菜[9][10])
- コーリー: オクタヴィア・スペンサー[7](浦嶋りんこ[9][11])
- コルト・ブロンコ: メル・ロドリゲス(村治学[9])
- ウィルデン・ライトフット: カイル・ボーンハイマー(宗矢樹頼[9])
- スペクター: リナ・ウェイス(斉藤貴美子[9])
- ゴア: アリ・ウォン(大井麻利衣[9])
- デュードロップ: グレイ・デリスル(林真里花[9])
- グレックリン: トレイシー・ウルマン(新谷真弓[9][11])
- ガクストン: ウィルマー・バルデラマ(丸山壮史[9][11])
- アヴェル: ジョージ・プサラス(魚建[9])
- フェンウィック: ジョン・ラッツェンバーガー[注 5](立木文彦[9][11])
- 教官: (くじら)
- サダリア: (合田絵利)
- サテュロスの魔法使い: (田村千恵)
- 勇者: (上住谷崇)
- 年老いた魔法使い: (枝元萌)
- 魔法使いの弟子: (白石兼斗)
- サブトレーナー: (望田ひまり)
- ガクストンの息子: (上西哲平)
- すぼらなエルフ: (中務貴幸)
- ガーシ: (こばたけまさふみ)
- コブウェブ: (喜多田悠)
- アルテア: (馬渡絢子)
- スタンドの犠牲者: (堀総士郎)
- イェルダ: (石井未紗)
- インストラクター: (常田真太郎)
- ウェイター: (大橋卓弥)
アナとエルサのフローズンジャーニー
[編集]アナとエルサのフローズンジャーニー Anna and Elsa's Frozen Journey | |||
---|---|---|---|
オープン日 | 2024年6月6日 | ||
スポンサー | 大和ハウス工業株式会社 | ||
所要時間 | 約6分30秒 | ||
定員 | 1隻16名 | ||
利用制限 | なし | ||
ファストパス | ○ | ||
シングルライダー | 対象外 |
『アナとエルサのフローズンジャーニー』(Anna and Elsa's Frozen Journey)は、東京ディズニーシーのファンタジースプリングスにあるアトラクションである。類似のアトラクションに、「フローズン・エバー・アフター(Frozen Ever After)」がある。
概要
[編集]待ち列
[編集]ゲストは、「ファミリールーム」「温室」「プレイルーム」「図書室」と4つのエリアに分かれた施設内を進みながら、乗船場所に向かう。
「ファミリールーム」では、作品の劇中歌「生まれてはじめて」などに登場する部屋が再現されており、プレートアーマー(甲冑)や、幼い頃のアナとエルサの姿や、両親と描かれている肖像画など、様々なアイテムが飾られている。
「温室」では、多くの花が飾られているほか、霜と霧で覆われたガラス屋根が設置されており、その奥には、夕暮れの空と遠くに輝くオーロラが表現されている。
「プレイルーム」には、中央にアレンデール城の形をしたオルゴールが設置されており、劇中歌が流れる中、アナやオラフの人形が動く仕掛けが備わっている。
「図書室」では、作品の劇中歌「生まれてはじめて」などに登場する部屋が再現されており、多くの本が並ぶ本棚や、大きな暖炉が設置されている。
ストーリー
[編集]アトラクション
[編集]トロールの長であるパビーが2人の子供のトロールにアナのエルサの物語を語り始めると、ラベンダーの光を放つ魔法に包まれ物語が始まる。
幼いアナは雪だるまを一緒に作ろうと姉のエルサを誘うが、エルサは自らが魔法の力でアナを危険な目に合わせてしまったことを責め、部屋に閉じこもっていた。
その13年後、戴冠式の日を迎え、久しぶりに外界と接触できる特別な1日に心を躍らせるアナが登場する。一方で、自身の魔法の力を抑えることに苦労していたエルサは、不安を覚えていた。損なこととは露知らず、アナは、戴冠式の招待客のうちの一人である隣国の王子ハンスと出会って恋に落ち、船着場や灯台でダンスを踊っていた。しかし、その日のうちに結婚の約束までしてしまい、あまりにも早すぎる決断に2人の結婚にエルサは反対した。姉妹間の口論の結果、エルサは自身の魔法を暴発させてしまう。その場に居合わせた、アレンデール王国の隣国で、貿易相手であるウェーゼルトン公爵は恐怖を覚え、後ろ指を指していた。
エルサを連れ戻すため旅に出たアナは、道中で出会った山男のクリストフ、彼の相棒でトナカイのスヴェン、そしてエルサが作り出した魔法の雪だるまオラフとともにノースマウンテンへ向かう。ノースマウンテンのふもとに辿り着いたエルサは、ありのままに生きることを誓い、大きな氷の宮殿、アイスパレスを築いた。
エルサを見つけたアナは、魔法で国中が凍りついたことを告げ、冬を終わらせてほしいと頼むが、エルサは自分にはできないと魔法を暴走させアナの胸に氷のかけらを刺してしまう。王に成り上がる目的を果たすため態度が豹変したハンスは、エルサを死刑とするため剣を振り下ろそうとしたところ、アナはエルサを庇うと同時に身体は完全に凍りつき、ハンスの剣を砕いて彼を跳ね飛ばした。エルサは氷の彫像と化したアナを見て悲しみにくれた次の瞬間、凍りついたアナの身体が元に戻り、息を吹き返した。その様子を見ていたオラフは、その原因が「真実の愛」であることに気付く。エルサは、知ったエルサは、王国を覆っていた雪と氷を空へと昇華させ、凍らせた城の広場の地面でアナや国民たちとともに真夏のスケートを楽しんだ。
- ^ a b “USJ、3年ぶりの年越しイベント開催へ 最大26時間滞在、4000発の花火打ち上げも”. 大阪ベイ経済新聞. 2025年1月2日閲覧。
- ^ a b Miyata, Takeshi (2022年10月11日). “ユニバーサル・スタジオ・ジャパン「NO LIMIT! カウントダウン 2023」の開催を決定”. dpost.jp / ウォルトの作りしディズニー世界を記録するWeb-log. 2025年1月2日閲覧。
- ^ “USJのカウントダウンイベント2023-24、1年を振り返るステージ・ショーや花火×音楽の特別演出”. www.fashion-press.net. 2025年1月2日閲覧。
- ^ Onward (2020).Box Office Mojo.2022年10月10日閲覧。
- ^ 『キネマ旬報』2021年3月下旬特別号 p.36
- ^ “クランクイン! - エンタメの「今」がわかる 映画&エンタメニュース”. クランクイン!- エンタメの「今」がわかる 映画&エンタメニュースサイト. 2020年8月13日閲覧。
- ^ a b c d “トム・ホランド&クリス・プラット、ピクサー新作の声優に!”. シネマトゥデイ (2018年12月13日). 2019年1月21日閲覧。
- ^ a b “志尊淳&城田優がピクサー映画で兄弟役、吹替初挑戦”. 日刊スポーツ. (2020年1月30日) 2020年1月30日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m “2分の1の魔法”. ふきカエル大作戦!! (2020年8月21日). 2020年8月21日閲覧。
- ^ “ディズニー&ピクサー声優にハリセンボン春菜!「誰よりも似ている」”. シネマトゥデイ. 2020年3月12日閲覧。
- ^ a b c d Inc, Natasha. “「2分の1の魔法」にハリセンボン近藤春菜が参加、志尊淳と城田優の母役(コメントあり)”. 映画ナタリー. 2024年12月23日閲覧。
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