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創元推理21

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

創元推理21』(そうげんすいり21)は、東京創元社が発行していた文庫サイズの文芸雑誌。表紙には「本格ミステリの専門誌」というコピーが書かれている。2001年5月から2003年2月までで計5冊刊行された。

前身はミステリ雑誌『創元推理』(1992年10月~2000年10月)で、それが21号を迎えるにあたって、改名したものである。

2003年6月、誌名を『ミステリーズ!』に変更し、リニューアルした。

刊行リスト

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創元推理21別冊

掲載小説リスト

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刊行順に(1)~(5)とする。

新作
  • 青井夏海「助産婦探偵シリーズ 別れてください」(4)
  • 伊神貴世「知られすぎた男」(1)、「眺めのいい客室」[1](2)、「樺桜の花嫁」(3)、「饒舌天使」(4)
  • 大倉崇裕やさしい死神」(2)、「無口な噺家」(5)
  • 小松史生子「彼方」(1)、「ポカポカ娘はみんなのアイドル」(3)
  • 天藤真「星と月」(5)
  • 伯方雪日「必然なる偶然」(5)
  • 松尾由美「安楽椅子探偵アーチー 首なし宇宙人の謎」(3)
  • 矢口敦子「息子の質問」(3)、「幽霊の処方箋」(4)、「ワールドカップ異聞」(5)
  • 山野辺若「十九時五分の窓」(《闇の眼》シリーズ第一弾)(1)、「君の瞳に映るもの」(《闇の眼》シリーズ第二弾)(2)、「鬼火」(4)
創元推理短編賞
  • 氷上恭子 - 第8回受賞作「とりのなきうた」(2)、受賞後第一作「度の過ぎた遊び」(4)
  • 緑川聖司 - 第8回最終候補作「見えない悪意」(3)
  • 竹林木凛 - 第8回最終候補作「がまずみを探しに」(3)
  • 山岡都  - 第9回受賞作「昆虫記」(4)、受賞後第一作「スフィンクスが消えた夜」(5)
  • 笛吹太郎 - 第9回最終候補作「強風の日」(5)
新・五十円玉二十枚の謎
  • 石沢尋 - 最優秀賞「平凡な生活」(3)
  • 紺野晴香 - 優秀賞「虫送り」(3)
  • 園田修一郎 - 優秀賞「新約五十円玉二十枚の謎」(3)
再録
  • 芦川澄子「廃墟の死体(問題編)」(1)、「廃墟の死体(解決編)」(2)
  • 渡辺啓助「亡霊の情熱」(1)、「赤いスキー帽(問題編)(解決編)」(1)
海外作品
  • N・O・T・ヴォン・ダイム「ピンク家殺人事件」(2)

脚注

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  1. ^ 目次では「眺めのいい部屋」

関連項目

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外部リンク

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