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北村謙

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
きたむら けん
北村 謙
生誕 (1951-04-22) 1951年4月22日(73歳)
出身地 日本の旗 日本京都府京都市
ジャンル フォークソング
職業 シンガーソングライターラジオパーソナリティ落語作家
担当楽器 バンジョー
活動期間 1970年 -
共同作業者 高石友也とバックステップカントリーバンド
はしだのりひことエンドレス
ばっくすばにぃ
少年倶楽部
公式サイト 謙さんのページ

北村 謙(きたむら けん、1951年4月22日 - )は、日本のシンガーソングライターフォークシンガーラジオパーソナリティ落語作家。 常に、第一線で活躍している数少ない京都フォークの要である。

来歴・人物

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京都府京都市生まれ。音楽との結びつきは強く、小学校5年のときの京都市少年合唱団から始まる。中学3年のときに、姉に連れられて行ったAFLコンサートで、ザ・フォーク・クルセダーズイムジン河を聞き、衝撃を受ける。

アマチュアバンド活動を経て、1970年井芹まこと城田純二と共に高石友也とバックステップカントリーバンドに、ベースで参加する。活動期間は、わずか1ヶ月ほどだった。

1971年 - 1973年はしだのりひことエンドレスに参加。代表曲は『嫁ぐ日』『時は魔法使い』。 京都に帰ってきてからばっくすばにぃを結成、ビクターからシングルレコード『私の朝』『しあわせ京都』をリリース。

1976年になり、「日本列島ズバリリクエスト」、「朝からハッピーきたむらけん」など数本のレギュラー番組が、KBS京都(現:京都放送)ではじまり、本格的なDJ活動を開始する。1977年毎日放送ラジオMBSヤングタウン火曜日のパーソナリティを担当。

1978年、ばっくすばにぃから岸本はやとが脱退。新たに3人のメンバーを加えて活動を再開。ビクターから『夢追い岬』をリリース。1980年に、ばっくすばにぃは解散。ソロ活動に入る。この頃にはアニメのテーマソングなども手がける。レコード化されたものは『僕は3輪車ライダー』『どびびぃーんセレナーデ』(イタダキマンED)など。

1981年8月23日円山野外音楽堂で『きたむらけんー夏にさようなら』のコンサートを行う。音楽・DJなどの活動を一時休止する。前述の『どびびぃーんセレナーデ』は活動休止中の1983年にリリースされたものである。

1984年上岡龍太郎劇団の公演『夢かけ地蔵』の音楽監督を担当する。1985年7月17日、NFD(なつかしのフォークソング同窓会)コンサートをプロデュース、開催に至る。

長い活動休止期間の後、1993年少年倶楽部を結成。当初は、北村謙、五十川清宮崎勝之の3人であったが、1994年三好寛昭森巧美福井秀彦が加入(福井秀彦は、1995年に脱退)。アルバムは『元気』『少年倶楽部』『DO YOUB REMEMBER』を発売。

1995年になり、KBS京都のラジオ番組『朝からハッピーING』『京都大好きラジオ』『ふれあい広場530』を担当する。

2001年、50歳になるのを機に、念願のナッシュビルでのレコーディングを開始する。バイロン・バーライン、ビル・キース、ブライアン・サットンらを招きソロアルバム『桜の島の風の中にいる』を制作。同時に、ソロ活動『banjoひとり旅』を開始。各地で精力的なライブ活動を行う。また、渡邊裕子の二十弦箏とのユニットも始める。

2003年京都上七軒歌舞練場で『北村謙一座旗揚げ公演』を開催。座員は桂九雀中村正公中村多恵子・渡邉裕子 他。この北村謙一座のテーマ曲「楽しやな」は落語家・桂九雀の出囃子になっており、桂九雀が高座に上がる度に三味線で演奏されている。

落語作家としての一面もあり「家の妖怪」「闇の粒」(以上2作は妖怪落語)、「黒船来航」(バンジョー入り落語)の3作品は桂九雀によって口演されている。

また、2004年には娘の北村菜々子と共に創った『こんばんはヨーカイです』が、第9回世界妖怪会議(滋賀県八日市市=現在は東近江市)の公式キャンペーンソングとなる。

2007年4月、KBS京都テレビで『北村謙のハッピー大人塾』が始まる。オープニング曲には「今もずっと」、エンディング曲には「悠久」が採用される。どちらも自身のオリジナル曲である。

2008年1月、かねてから執筆中であった『KEN`s style melodic clawhammer Banjo』-日本初のクロウハンマースタイルのバンジョーの教則本-が完成。

2009年10月15日、2nd. solo album『Banjoひとり旅』発売。

2009年9月、第1回伊吹山音楽祭を開催し、2013年の今年は5回目の開催を数える。

2011年1月19日、五十川 清追悼会の席で少年倶楽部再編成を約束。 8月12日、東日本大震災チャリティ企画のコンサートで少年倶楽部復活。

現在、2001年から始めたソロライブ活動『banjoひとり旅』を各地で続けている。時には単独で、時には多様なゲストを迎え、その表現の幅を拡げている。

また、後輩の育成指導にも力を注いでいる。

2012年京都市左京区鹿ケ谷西寺ノ前町に、Music & Art gallery VEGA をオープン。

これからの活動の拠点となるであろう様々なミュージシャンのライブや、ワークショップも開催されている。

なお、音楽・ラジオ・テレビの活動だけではなく、落語や料理にも造詣が深い。

アルバム

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  • 1995年4月1日発売 『元気』(少年倶楽部)・・・完売
  • 1999年5月1日発売 『少年倶楽部』(少年倶楽部)
  • 2001年7月1日発売 『DO-YOU REMEMBER』(少年倶楽部)
  • 2001年9月1日発売 『桜の島の風の中にいる』(北村謙)
  • 2004年5月30日発売 『オムライス ノスタルジー』(北村謙)
  • 2004年8月7日発売 『こんばんは ヨーカイです』(北村謙とヨーカイチックス)
  • 2009年10月15日発売『Banjoひとり旅』(北村謙)

脚注

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外部リンク

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