北緯41度線
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北緯41度線(ほくい41どせん)は、地球の赤道面より北に地理緯度にして41度の角度を成す緯線。ヨーロッパ、地中海、アジア、太平洋、北アメリカ、大西洋を通過する。この緯度の下では、夏至点時の可照時間は15時間8分で、冬至点時は9時間13分である。[1]
通過する地域一覧
[編集]北緯41度線は、本初子午線から東に向かって以下の場所を通っている。
アメリカ合衆国
[編集]アメリカ合衆国では北緯41度線はワイオミング州の南の境界(相手はユタ州とコロラド州)、およびネブラスカ州とコロラド州の境界の一部になっている。
1606年、イングランド国王ジェームズ1世はバージニア植民地を設立した。ジェームズ1世はロンドン会社に対し、「北緯34度線と北緯41度線の間の東海岸から西海岸まで」の植民を認める勅許状を与えた。最初の植民地ジェームズタウンはその範囲のほぼ中間の海岸に作られた。後にピルグリム・ファーザーズと呼ばれる入植者たちがバージニア入植地の北部を目指したが、北緯41度より北にあるケープコッドに辿り着き、プリマス植民地を開いた。
1664年、チャールズ2世は北緯41度線とハドソン川との交点をニュージャージー植民地とニューヨーク植民地の北東の境界とした。ニュージャージーの北の境界は、この交点とデラウェア川が最も東まで行く地点とを結ぶ線となった。
脚注
[編集]- ^ アメリカ海軍天文台. “Duration of Daylight/Darkness Table for One Year”. 2013年6月1日閲覧。