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北豊原駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ユジノサハリンスク=グルゾヴォイ
北豊原駅
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ст. Южно-Сахалинск-Грузовой
地図
所在地 ロシアの旗 ロシア
極東連邦管区サハリン州
北緯46度58分41秒 東経142度43分34秒 / 北緯46.97806度 東経142.72611度 / 46.97806; 142.72611 (ユジノサハリンスク=グルゾヴォイ
北豊原駅
)
駅番号 99110
所属事業者 ロシア鉄道
極東鉄道支社サハリン地域部
駅種別 旅客・貨物駅
駅名変遷 1925年-1928年:北豊原信号場
1941年-1946年:北豊原駅
1946年-現在:ユジノサハリンスク=グルゾヴォイ駅
所属路線 コルサコフ - ノグリキ線
キロ程 43.8 km(コルサコフ港起点)
開業年月日 1925年6月20日
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北豊原駅(きたとよはらえき)は、かつて樺太豊原市に存在した鉄道省樺太東線である。現在はロシア鉄道極東鉄道支社サハリン地域部ユジノサハリンスク=グルゾヴォイ駅ст. Южно-Сахалинск-Грузовой)である。「グルゾヴォイ」とはロシア語で貨物を意味する。

歴史

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  • 1925年(大正14年)6月20日 - 樺太庁鉄道東海岸線の北豊原信号場として開業[1]
  • 1928年(昭和3年)12月1日 - 北豊原駅に昇格[1]
  • 1943年(昭和18年)4月1日 - 南樺太の内地化により、鉄道省に移管。
  • 1945年(昭和20年)
    • 7月15日 - 豊真線の線路付替えにより、豊真線列車の直通開始。
    • 8月 - ソ連軍が南樺太へ侵攻、占領し、駅も含め全線がソ連軍に接収される。
  • 1946年
    • 2月1日 - 日本の国有鉄道の駅としては書類上廃止。
    • 4月1日 - ソ連国鉄に編入。ロシア語駅名は「ウラジミロフカ」。
  • 1950年 - ユジノサハリンスク=グルゾヴォイ駅に改称。

現在の駅構造

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単式ホームを有する地上駅。駅舎が設けられているが基本的に乗客には開放されておらず、直接ホームに入る構造である。輸送担当の駅員は配置されているが、営業面では駅員無配置である。

運行状況

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1944年当時[2]
樺太東線のほか、川上線豊真線の列車が直通し、利用可能であった。

この駅からは王子製紙豊原工場への専用線が分岐していた[3]

現在はユジノサハリンスク駅チーハヤ駅トマリ駅発着の各1往復が停車し、特急は通過する。

駅周辺

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  • 樺太製薬株式会社

隣の駅

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鉄道省樺太鉄道局
樺太東線
豊原駅 - 北豊原駅 - 豊北駅

脚注

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  1. ^ a b 日本鉄道旅行地図帳 滿洲・樺太(今尾恵介原武史 監修 新潮社 2009年)p.65
  2. ^ 南樺太:概要・地名解・史実(西村いわお・著、高速印刷センター内出版部 1994年)p.60
  3. ^ 樺太庁鉄道事務所・編集発行『樺太の鉄道旅行案内』(1928年)、49頁。荒山正彦監修・解説『シリーズ明治・大正の旅行 第I期 旅行案内書集成』第13巻(北海道旅行案内/樺太の鉄道旅行案内)、ゆまに書房、2014年に収録、519頁。

外部リンク

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