千葉市図書館
千葉市図書館 Chiba City Library | |
---|---|
施設情報 | |
事業主体 | 千葉市 |
開館 | 1972年(昭和47年)6月1日 |
所在地 | 千葉市(図書館7、分館6、図書室1、公民館図書室21) |
統計・組織情報 | |
蔵書数 | 2,746,978冊(2014年度時点) |
貸出数 | 4,831,119冊(2014年度) |
来館者数 | 2,691,564人(2014年度) |
年運営費 | 747,202千円(2015年度) |
条例 | 千葉市図書館設置条例(昭和47年3月30日条例第29号) |
職員数 | 114 |
公式サイト | http://www.library.city.chiba.jp/ |
備考 | 出典[1] |
プロジェクト:GLAM - プロジェクト:図書館 |
千葉市図書館(ちばしとしょかん)は、千葉県千葉市の公共図書館の総称。
中央館である千葉市中央図書館のほか、各行政区ごとに地区図書館が1館ずつ設置されており、全部で7つの図書館がある。他に7つの分館(うち図書室1)と21の公民館図書室がある。また、移動図書館も運用している。
歴史
[編集]1970年(昭和45年)3月に「千葉市立図書館網計画」が策定され、これにしたがって千葉市北部図書館(1972年)、千葉市南部図書館(1973年)、千葉市東部図書館(1974年)、千葉市こてはし図書館(1978年)、千葉市高洲図書館(1980年)、千葉市みやこ図書館(1989年)の6館が順次整備された。その後、2000年(平成12年)4月から1区1館の体制となる。このとき、千葉市みやこ図書館(中央区)を除く各館の館名は、行政区名と一致させることになった(北部→千葉市稲毛図書館、東部→千葉市若葉図書館、こてはし→千葉市花見川図書館、高洲→千葉市美浜図書館。中央区内にあった南部図書館はみやこ図書館白旗分館に降格し、千葉市緑図書館が新設された)。
1991年(平成3年)には中央図書館の基本構想が策定され、1994年(平成6年)6月に「(仮称)千葉市中央図書館・生涯学習センター等複合整備計画」が策定された。2001年(平成13年)4月に千葉市中央図書館が開館し、千葉市図書館は中央館1館・地区館6館の体制となった[2]。
年表
[編集]- 1954年(昭和29年) - 児童会館(千葉神社前の通町公園内)に児童図書を置く。
- 1959年(昭和34年) - 巡回文庫開始。
- 1962年(昭和37年)8月 - 移動図書館車導入。
- 1970年(昭和45年)3月31日 - 「千葉市立図書館網計画」策定。
- 1972年(昭和47年)6月1日 - 北部図書館(現・稲毛図書館)開館。
- 6月26日 - 千葉市立図書館協議会発足。
- 1973年(昭和48年)11月5日 - 南部図書館(現・みやこ図書館白旗分館)開館。
- 1974年(昭和49年)8月1日 - 東部図書館(現・若葉図書館)開館。
- 11月7日 - 南部図書館土気図書室(現・緑図書館土気図書室)開室。
- 1978年(昭和53年)5月1日 - こてはし図書館(現・花見川図書館)開館。
- 1979年(昭和54年)7月25日 - こてはし図書館花見川分館(現・花見川図書館花見川団地分館)開館。
- 1980年(昭和55年)10月24日 - 東部図書館西都賀分館(現・若葉図書館西都賀分館)開館。
- 11月16日 - 高洲図書館(現・美浜図書館)開館。
- 1988年(昭和63年)3月10日 - 高洲図書館とその分館にコンピュータシステム導入。
- 1989年(平成元年)11月25日 - みやこ図書館開館。
- 1993年(平成5年)5月6日 - 南部図書館あすみが丘分館(現・緑図書館あすみが丘分館)開館。図書館ホームページ開設。
- 1994年(平成6年)6月 - 「(仮称)千葉市中央図書館・生涯学習センター等複合施設整備計画」策定。
- 1996年(平成8年)4月1日 - 全館のオンライン化が完了。
- 1997年(平成9年)4月17日 - 北部図書館(現・稲毛図書館)新築開館。
- 2000年(平成12年)4月1日 - 緑図書館開館。北部図書館が稲毛図書館、こてはし図書館が花見川図書館、東部図書館が若葉図書館、高洲図書館が美浜図書館にそれぞれ改称。南部図書館がみやこ図書館白旗分館となる。
- 2001年(平成13年)4月1日 - 千葉市中央図書館開館。
- 2002年(平成14年)4月2日 - 美浜図書館打瀬分館開館。
- 2005年(平成17年)4月1日 - 花見川図書館花見川団地分館新築開館。
- 2006年(平成18年)3月25日 - 若葉図書館泉分館開館。[3]
各館
[編集]中央図書館
[編集]千葉市中央図書館は、千葉県千葉市中央区弁天3丁目7番7号(北緯35度37分5.6秒 東経140度6分50.8秒 / 北緯35.618222度 東経140.114111度)にある千葉市図書館の本館である。千葉市生涯学習センターと合同の建物として2000年に竣工し、2001年4月に開館した。
みやこ図書館
[編集]千葉市みやこ図書館は、千葉市中央区都町3-11-3(北緯35度36分29.4秒 東経140度8分19.2秒 / 北緯35.608167度 東経140.138667度)にある千葉市図書館のひとつである。白旗分館も保有している。
1989年(平成元年)11月25日開館[4]。
白旗分館
[編集]みやこ図書館白旗分館は、千葉市中央区白旗1-3-16(北緯35度34分44.7秒 東経140度8分19.1秒 / 北緯35.579083度 東経140.138639度)にある千葉市みやこ図書館の分館である。南部青少年センターに併設されている。
1973年(昭和48年)11月5日、南部図書館として開館、2000年(平成12年)4月1日、みやこ図書館白旗分館に降格[4]。
花見川図書館
[編集]千葉市花見川図書館は、千葉市花見川区こてはし台5-9-7(北緯35度41分21.2秒 東経140度7分12.1秒 / 北緯35.689222度 東経140.120028度)にある千葉市図書館のひとつである。花見川団地分館も保有している。
1978年(昭和53年)5月1日、こてはし図書館として開館、2000年(平成12年)4月1日花見川図書館に改称[4]。
花見川団地分館
[編集]花見川図書館花見川団地分館は、花見川区花見川3-31-101(北緯35度41分19.7秒 東経140度5分49.2秒 / 北緯35.688806度 東経140.097000度)にある千葉市花見川図書館の分館である。花見川市民センター・青少年サポートセンター北分室との複合施設となっている。
1979年(昭和54年)7月25日、こてはし図書館花見川分館として開館、2005年(平成17年)4月1日改築[4]。
稲毛図書館
[編集]千葉市稲毛図書館は、千葉市稲毛区小仲台5-1-1(北緯35度38分21.4秒 東経140度5分49.1秒 / 北緯35.639278度 東経140.096972度)にある千葉市図書館のひとつである。
千葉市図書館としては最も早く、1972年(昭和47年)6月1日、北部図書館として開館。1997年(平成9年)4月17日改築。2000年(平成12年)4月1日、稲毛図書館と改称[4]。
若葉図書館
[編集]千葉市若葉図書館は、千葉市若葉区千城台西2-1-1(北緯35度37分19.9秒 東経140度11分13.8秒 / 北緯35.622194度 東経140.187167度)にある千葉市図書館のひとつである。西都賀分館と泉分館を保有している。
1974年(昭和49年)8月1日、東部図書館として開館、2000年(平成12年)4月1日、若葉図書館と改称[4]。
西都賀分館
[編集]若葉図書館西都賀分館は、若葉区西都賀2-8-8(北緯35度38分13.9秒 東経140度8分38.9秒 / 北緯35.637194度 東経140.144139度)にある千葉市若葉図書館の分館である。
1980年(昭和55年)10月24日開館[4]。
泉分館
[編集]若葉図書館泉分館は、若葉区野呂町622-10(北緯35度35分2.1秒 東経140度13分49.3秒 / 北緯35.583917度 東経140.230361度)にある千葉市若葉図書館の分館である。白井公民館に併設されている。
2006年(平成18年)3月25日開館[4]。
緑図書館
[編集]千葉市緑図書館は、千葉市緑区おゆみ野3-15-2(北緯35度33分36.2秒 東経140度10分32.6秒 / 北緯35.560056度 東経140.175722度)にある千葉市図書館のひとつである。鎌取コミュニティセンターに併設されている。あすみが丘分館、土気図書室も保有している。
2000年(平成12年)4月1日開館[4]。
あすみが丘分館
[編集]緑図書館あすみが丘分館は、緑区あすみが丘7-2-4(北緯35度31分16.6秒 東経140度15分55.6秒 / 北緯35.521278度 東経140.265444度)にある千葉市緑図書館の分館である。土気あすみが丘プラザ内にある。
1993年(平成5年)5月6日、南部図書館あすみが丘分館として開館、2000年(平成12年)4月1日、新設された緑図書館に移管[4]。
土気図書室
[編集]緑図書館土気図書室は、緑区土気町1634(北緯35度31分50.9秒 東経140度16分23.6秒 / 北緯35.530806度 東経140.273222度)にある千葉市緑図書館の分館である。土気市民センター内にある。
1973年(昭和48年)11月5日、南部図書館土気図書室として開館、2000年(平成12年)4月1日、新設された緑図書館に移管[4]。
美浜図書館
[編集]千葉市美浜図書館は、千葉市美浜区高洲3-12-1(北緯35度37分37.1秒 東経140度4分15.8秒 / 北緯35.626972度 東経140.071056度)にある千葉市図書館のひとつである。高洲コミュニティセンターに併設されている。打瀬分館も保有している。
1980年(昭和55年)11月16日、高洲図書館として開館、2000年(平成12年)4月1日、美浜図書館と改称[4]。
打瀬分館
[編集]美浜図書館打瀬分館は、千葉市美浜区打瀬2-13(北緯35度38分23.4秒 東経140度2分49.6秒 / 北緯35.639833度 東経140.047111度)の幕張ベイタウン・コア内にある千葉市美浜図書館の分館である。
2002年(平成14年)4月2日開館[4]。
公民館図書室
[編集]- 中央区
- 生浜(おいはま)公民館図書室
- 花見川区
- 幕張公民館図書室
- 検見川公民館図書室
- さつきが丘公民館図書室
- 長作(ながさく)公民館図書室
- 朝日ヶ丘公民館図書室
- 稲毛区
- 千草台(ちぐさだい)公民館図書室
- 草野公民館図書室
- 山王(さんのう)公民館図書室
- 都賀公民館図書室
- 緑が丘公民館図書室
- 若葉区
- 更科公民館図書室
- 大宮公民館図書室
- みつわ台公民館図書室
- 若松公民館図書室
- 桜木公民館図書室
- 緑区
- 誉田公民館図書室
- 越智公民館図書室
- 美浜区
- 幕張西公民館図書室
- 磯辺公民館図書室
- 幸町(さいわいちょう)公民館図書室
移動図書館
[編集]市内に27の移動図書館ステーションがあり、2週間に1回、移動図書館車「いずみ号」が巡回している。
利用案内
[編集]原則として自由に利用可能。ただし、市外居住者(千葉市内居住・通勤・通学者以外)の場合は、インターネット予約・電話予約、電子メールレファレンス、有料宅配サービスなど、一部のサービスが利用できない。
- 開館時間
- 中央図書館
- 火 - 金: 9時30分 - 21時
- 土・日・祝日: 9時30分 - 17時30分
- 地区図書館・分館(土気図書室除く)
- 火 - 日・祝日: 9時00分 - 17時15分
- 緑図書館土気図書室
- 火・水・土: 13時30分 - 17時15分(これ以外は閉室)
- 休館日
- 月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日)
- 図書整理日(毎月第3木曜日、祝日の場合は翌日)
- 年末年始(12月29日 - 1月4日)
- 特別整理期間
脚注
[編集]- ^ 千葉市中央図書館 2015.
- ^ 千葉市中央図書館 2015, p. 2.
- ^ 千葉市中央図書館 2015, pp. 2–5, 8.
- ^ a b c d e f g h i j k l m 千葉市中央図書館 2015, pp. 3–5, 8.
参考文献
[編集]- 千葉市中央図書館 編『千葉市の図書館2015(平成26年度 利用統計)』(pdf)千葉市教育委員会、2015年9月 。