コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

南島原市立飯野小学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
南島原市立飯野小学校
南島原市立飯野小学校
地図北緯32度42分12秒 東経130度20分22秒 / 北緯32.703222度 東経130.339528度 / 32.703222; 130.339528座標: 北緯32度42分12秒 東経130度20分22秒 / 北緯32.703222度 東経130.339528度 / 32.703222; 130.339528
過去の名称 布津学区公立初等飯野小学校
簡易飯野小学校
尋常飯野小学校
飯野尋常小学校
布津村第二国民学校
布津村立第二小学校
布津村立飯野小学校
布津町立飯野小学校
南島原市立飯野小学校
国公私立の別 公立学校
設置者 南島原市
学区 布津町
設立年月日 1883年(明治16年)
共学・別学 男女共学
分校 なし
学期 3学期制
学校コード B142210001937 ウィキデータを編集
所在地 859-2113
長崎県南島原市布津町丙2365番地
外部リンク 公式サイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
テンプレートを表示

南島原市立飯野小学校(みなみしまばらしりつ いいのしょうがっこう)は、長崎県南島原市布津町丙にある公立小学校

概要

[編集]
歴史
1873年明治6年)に布津村飯野名[1]に開設された教場の流れをくむ「公立初等飯野小学校」(1883年(明治16年)開校)を前身とする。数回の改称を経て2006年平成18年)に現校名となった。2013年平成25年)に創立130周年を迎えた。
学校教育目標
「小規模校のよさを生かした特色ある教育を推進し、豊かな心と、自ら学び、たくましく生きる力をもった飯野の子どもを育てる」
校章
「小」の文字を羽ばたく姿に似せて図案化したものを背景にして、中央に校名の「飯」を置いている。
校歌
校区
南島原市布津地区の「柳、天ケ瀬第1・2、坂下、飯野、潮入崎、高塩第1・2、平之坂」。中学校区は南島原市立布津中学校[2]

沿革

[編集]
前史(布津村)
  • 1872年(明治5年)8月 - 学制が頒布される。
  • 1873年(明治6年)8月 - 飯野名の前川友吉所有の倉庫に教場が開設される。
  • 1876年(明治9年)2月 - 飯野名に「飯野小学校」が開校[3]
  • 1878年(明治11年)4月 - 郡制の施行により、南高来郡の所管となる。
正史
  • 1883年(明治16年) - 原源が民家を改修して校舎とし、「布津学区 公立初等飯野小学校」が開校。初代校長には清水藤三郎が就任。
  • 1886年(明治19年)9月 - 小学校令の施行により、「布津学区簡易飯野小学校」(修業年限3年)に改称。
  • 1889年(明治22年)4月 - 町村制の施行により、布津村立の小学校となる。
  • 1892年(明治25年)- 「尋常飯野小学校」に改称。
  • 1894年(明治27年)5月 - 「飯野尋常小学校」に改称(「尋常」の位置が変更になる)。
  • 1895年(明治28年)- 校舎の東側に運動場を新設。
  • 1899年(明治32年)12月 - 校舎を新築。
  • 1900年(明治33年)4月 - 修業年限が4年となる。
  • 1903年(明治36年)11月 - 校舎を増築。
  • 1908年(明治41年)4月 - 小学校令の改正により、義務教育年限(尋常科の修業年限)が4年から6年に延長されたため、尋常科5年を新設。
  • 1909年(明治42年)
    • 4月 - 尋常科6年を新設。
    • 12月 - 校舎を増築。
  • 1925年(大正14年)4月 - 校区改定により、陰平地区が布津小学校区に、新田地区が飯野小学校区となる。
  • 1927年(昭和2年)4月 - 運動場を拡張。
  • 1938年(昭和8年)- 校旗が寄贈される。
  • 1941年(昭和16年)
  • 1948年(昭和21年)4月 - 児童数が最大の405名(男子205名・女子200名)を記録する[4]
  • 1947年(昭和22年)4月1日 - 学制改革(六・三制の実施)により、国民学校の初等科が改組され、「布津村立第二小学校」となる。
  • 1952年(昭和27年)
    • 5月 - 校区改定により、八重坂地区の児童は第一小学校(布津小学校)本校に通学することとなる。
    • 8月 - 校舎を改築。
  • 1955年(昭和30年)4月1日 - 「布津村立飯野小学校」に改称。
  • 1955年(昭和30年)2月 - 運動場に砂場と高鉄棒を設置。
  • 1957年(昭和32年)5月 - 校門を改修。
  • 1958年(昭和33年)11月 - 玄関前に築山が完成。
  • 1961年(昭和36年)5月 - 観察池が完成。
  • 1963年(昭和38年)4月 - 鼓笛隊を結成。
  • 1965年(昭和40年)3月 - 校歌を制定。
  • 1968年(昭和43年)
  • 1969年(昭和44年)4月1日 - 布津町の発足により「布津町立飯野小学校」に改称。
  • 1973年(昭和48年)
    • 2月 - 理科教材池が完成。
    • 10月 - ピアノが寄贈される。
  • 1977年(昭和52年)3月 - 体育館が完成。
  • 1978年(昭和53年)
    • 3月 - 隣接地に飯野集会所が完成。
    • 7月 - 校旗を新調。
  • 1979年(昭和54年)
    • 4月 - 楽焼窯を設置。
    • 8月 - 学級園・学校園・観察池が完成。
    • 10月 - 校門・門扉を設置。
  • 1980年(昭和55年)3月 - グラウンドに夜間照明設備を設置。
  • 1984年(昭和59年)
    • 2月 - 鉄筋コンクリート造3階建ての新校舎が完成。創立100周年記念式典を挙行。
    • 3月 - 運動場を改修。
  • 1986年(昭和61年)3月 - プールが完成。
  • 1987年(昭和62年)3月 - 体育館を改装。
  • 1993年(平成5年)
    • 5月 - 学校給食が開始。
    • 10月 - 岩石園が完成。
  • 2006年(平成18年)3月31日 - 南島原市の発足に伴い、「南島原市立飯野小学校」(現校名)に改称。

交通アクセス

[編集]
最寄りのバス停
  • 島鉄バス 加津佐・有家・島原駅線など 「新田橋」バス停
最寄りの国道
最寄りの鉄道駅

周辺

[編集]
  • 飯野集会所
  • 妙法寺
  • 潮入崎神社

参考資料

[編集]
  • 「布津町史」(1998年(平成10年)3月10日発行, 布津町)p.638 -
  • 「長崎新聞に見る長崎県戦後50年史(1945~1995)」(1995年(平成7年)8月9日発行, 長崎新聞社)「布津町」

脚注

[編集]
  1. ^ ここでの「名」(みょう)は「地区」を表す。
  2. ^ 小学校通学区域 - 南島原市教育委員会ウェブサイト
  3. ^ 長崎県教育史上巻p.554 - 国立国会図書館 近代デジタルライブラリーウェブサイト
  4. ^ 第二国民学校はもともと高等科(学制改革後に新制中学校に改組)を併置していなかったため、尋常科6年の人数である。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]