南栗橋車両管区七光台支所
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座標: 北緯35度58分30.6秒 東経139度50分53.4秒 / 北緯35.975167度 東経139.848167度
南栗橋車両管区七光台支所(みなみくりはししゃりょうかんくななこうだいししょ・旧七光台検修区)は、千葉県野田市谷津にある東武鉄道の車両基地。東武野田線(東武アーバンパークライン)の七光台駅に隣接している。
沿革
[編集]1929年(昭和4年)に総武鉄道野田車庫として発足。1968年(昭和43年)に現在地に移転した。柏駅を挟んで運転系統の分かれる船橋方面への車両出庫の軽減を考慮し、高柳駅付近には高柳留置線が設置されている。2009年(平成21年)10月には南栗橋車両管区が発足し、同管区の七光台支所となった。
- 1929年(昭和4年) - 総武鉄道野田車庫として発足。
- 1944年(昭和19年) - 東武鉄道野田電車区に改称。
- 1968年(昭和43年)7月1日 - 現在地に移転し、七光台電車区に改称[1]。
- 1971年(昭和46年) - 七光台検修区に改称。
- 1999年(平成11年) - 高柳駅の柏寄りに高柳電車留置線を開設。
- 2009年(平成21年)10月 - 南栗橋車両管区発足に伴い、同管区七光台支所に改称。
- 2013年(平成25年)
- 4月 - 東武野田線初のステンレス車両10030系を導入。
- 6月 - 東武野田線初の新型車両60000系を導入。
配置車両
[編集]8000系のうち、8111Fは東武博物館の動態保存車だ。[1]
- 8000系 - 野田線で運用される全車両。全編成が6両貫通編成を組む。現在は16編成が在籍する。
- 10030型 - 東上本線から転配された11652Fが2013年4月20日から営業運転を開始[2]、伊勢崎線から転配された11632F(リニューアル車)が2013年5月30日から営業運転を開始[3]した。現在は9編成が在籍する。
- 60000系 - 2013年6月9日に同所で開催された「60000系デビューイベント」のツアー参加者専用列車として初めて営業運転を行い[4]、2013年6月15日から一般の営業運転を開始した[5]。現在は18編成が在籍し、野田線の最大勢力となっている。
付記
[編集]- 東武鉄道では唯一、入出区線上に一般道と交差する踏切(野田線第145号の2踏切)がある。
- 将来拡張できるように用地が確保されている。
- 台風などによる大規模洪水が発生した場合、敷地が最大で10mの深さまで浸水すると想定されている。このため、計画運休を前提に車両を高架区間など安全な場所に待避させる「車両避難計画」の対象となっており、訓練も行われている[7]。
脚注
[編集]- ^ 「七光台電車区が完成」『交通新聞』交通協力会、1968年6月14日、1面。
- ^ 東武野田線で10000系が営業運転を開始 - 『鉄道ファン』交友社 railf.jp鉄道ニュース 2013年4月21日)
- ^ 東武10030系リニューアル車が野田線で営業運転を開始 - 『鉄道ファン』交友社 railf.jp鉄道ニュース 2013年4月21日)
- ^ 6月9日(日)南栗橋車両管区七光台支所で「野田線新型車両60000系デビューイベント」を開催 (PDF) - 東武鉄道(2013年5月8日)(インターネットアーカイブ)。
- ^ 「60000系車両 野田線就役記念乗車券」を6月9日(日)より限定発売します! (PDF) - 東武鉄道(2013年6月3日)(インターネットアーカイブ)。
- ^ 上毛電気鉄道に“テ241”が仲間入り。 - 鉄道ホビダス「編集長敬白」(ネコ・パブリッシング・インターネットアーカイブ)。
- ^ 東武「台風で浸水」想定、列車避難計画の現実味 深夜に高架へ移動訓練、車内には「仮設本区」 - 東洋経済オンライン(2022年7月7日)、2023年1月30日閲覧