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原田ひ香

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
原田 ひ香
(はらだ ひか)
ペンネーム 原田 ひ香
誕生 1970年(53 - 54歳)
日本の旗 日本神奈川県
職業 小説家脚本家
言語 日本語
教育 学士文学
最終学歴 大妻女子大学文学部日本文学科卒業
代表作三千円の使いかた
主な受賞歴 すばる文学賞(2007年)
BKラジオドラマ脚本賞佳作(2010年)
デビュー作 「はじまらないティータイム」(2007年)
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原田 ひ香(はらだ ひか、1970年[1] - )は、日本小説家脚本家神奈川県生まれ[1]東京都杉並区在住。

経歴

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神奈川県立鶴見高等学校を経て[2]、1994年に大妻女子大学文学部日本文学科を卒業[3]。大学では中古文学を専攻し、『更級日記』で卒業論文を書いた[1]。卒業後は秘書として働き[1][3]、29歳で結婚[1]。夫の転勤に伴って北海道帯広市に転居し、シナリオを独学で学ぶ[1]フジテレビヤングシナリオ大賞に応募し最終選考に残り、3年後に東京に戻った時期と前後してフジテレビから連絡が来て、企画の仕事依頼が来るようになる[1]

2005年、『リトルプリンセス2号』(中村比香名義)で第34回NHK創作ラジオドラマ脚本懸賞公募(現・創作ラジオドラマ大賞)の最優秀作を受賞し、しばらくプロットライターとして活動する[1][3]2007年、「はじまらないティータイム」で第31回すばる文学賞を受賞して小説家デビューする[1][3]

2010年、『三十年目のブルーテープ』(樋田春香名義)で第31回BKラジオドラマ脚本賞佳作を受賞。

作品リスト

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単著

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単行本未収録作品

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  • ナチュラルママ!(『すばる』2008年4月号)
  • AS AS AS(『すばる』2008年12月)
  • 失踪クラブ(『すばる』2009年5月)
  • 台詞(『群像』2009年5月)
  • 権力の娘(『すばる』2010年12月)
  • 来星(『すばる』2012年6月)
  • こなこな(『文學界』2012年12月)
  • シュガーベイブ、シュガーダディ(『すばる』2013年5月)
  • 恥ずかしい子供(『すばる』2015年1月)
  • ササミ(「Mephisto Readers Club」 2022年6月)

アンソロジー収録作品

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  • 立春(『君と過ごす季節』2012年12月 ポプラ社文庫
  • クラシックカー(『12星座小説集』2013年5月 講談社文庫
  • 君が忘れたとしても(『十年交差点』2016年8月 新潮文庫
  • 定食屋『雑』(『ほろよい読書』2021年8月 双葉文庫)
  • ササミ(『黒猫を飼い始めた』2023年2月 講談社)
  • 一生遊んで暮らせる方法(『ここだけのお金の使いかた』2022年12月 中公文庫
  • 夏のカレー(『夏のカレー 現代の短篇小説ベストコレクション2024』2024年9月 文春文庫) - 初出掲載時「冴子」から改題。

シナリオ

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映像化作品

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テレビドラマ

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脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i 作家の読書道 第191回:原田ひ香さん|作家の読書道|WEB本の雑誌”. WEB本の雑誌. 2021年12月11日閲覧。
  2. ^ 【鶴見高校(7)】封印した「書きたい私」 回り道の末に解き放たれた:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル (2024年3月26日). 2024年8月24日閲覧。
  3. ^ a b c d 原田ひ香 | 大妻女子大学文学部”. www.lit.otsuma.ac.jp. 大妻女子大学文学部. 2021年12月11日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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