古くさい恋の唄ばかり
表示
『古くさい恋の唄ばかり』 | ||||
---|---|---|---|---|
さだまさし の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | J-POP | |||
レーベル | フリーフライト | |||
プロデュース |
さだまさし 渡辺俊幸 | |||
チャート最高順位 | ||||
| ||||
さだまさし アルバム 年表 | ||||
| ||||
『古くさい恋の唄ばかり』収録のシングル | ||||
『古くさい恋の唄ばかり』(ふるくさいこいのうたばかり)は、シンガーソングライターさだまさしの1996年10月25日発表のソロ22枚目のオリジナル・アルバムである。
収録曲
[編集]- 絵画館
- 月の光
- 短篇小説
- Wonderful Love
- JAグループ「耕せニッポン」キャンペーン・イメージソング。シングル曲
- 愛について
- オールド・ファッションド・ラヴ・ソング
- タイトルの「古くさい恋の唄」の英訳をタイトルに冠した懐かしい響きの恋歌。別れた女性への思いを男性視点から歌う形式の作品。
- 甘い手紙
- 別れに対しての未練が垣間見える一途な女性視点の恋歌。
- 「絵画館」のカップリング曲。
- あの人に似ている
- 中島みゆきと共作した、裕木奈江と高倉健のデュエット曲のセルフ・カヴァー。原曲は中島が作った女性側の歌と、さだの作った男性側の歌が同じコード進行で進み、サビで合流するという複雑な形態である。これは、元々さだ・中島で作詞・作曲を分担するオファーだったのを、さだが「それではせっかく中島みゆきとやるのに面白くない」と中島に手紙で提案して実現したものである。このアルバムでは、さだが作った男側の歌の部分のみのカヴァーであるが、後の2002年の中島のアルバム『おとぎばなし-Fairy Ring-』で、さだ・中島の二人が揃ったヴァーションが収録されることになる。
- 金糸雀、それから…
- 由紀さおりへの提供曲のセルフ・カヴァー。原曲から一部の詩を改作している。
- 帰郷
- 1997年の『第12回国民文化祭・かがわ'97』イメージ・ソング。
- さだにとって「帰郷」とは、人が自分のルーツを再確認し、生きる力を生み出すための重要な営みであると、コンサートトーク等で語っている。
- 君を信じて
- 要領が悪く何の取り柄もない想い人に対して、一途なまでの信頼に基づいて励ましている人物の視点から見た応援歌兼恋歌。
作詩・作曲・編曲
[編集]- 下記以外はすべて作詩[1]・作曲:さだまさし
- 「あの人に似ている」作詩・作曲:さだまさし、中島みゆき
- 「月の光」の間奏部分、ベートーヴェン作曲『ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調「月光」作品27の2』第1楽章より
- 「愛について」 作詩:さだまさし、作曲:服部克久
- 下記以外は編曲:渡辺俊幸
主な参加ミュージシャン
[編集]- ギター:石川鷹彦、安田裕美、田代耕一郎、吉川忠英
- ピアノ:吉田弥生
- パーカッション:川瀬正人
- ストリングス:小池弘之Strings (1,2,3,7,11)、岡本エリStrings (5)、篠崎正嗣Strings (9)
他多数
脚注
[編集]- ^ さだまさしの作品はすべて「作詞」ではなく「作詩」とクレジットされているので、誤記ではない。