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主人公 (さだまさしの曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
さだまさし > さだまさしのディスコグラフィ > 主人公 (さだまさしの曲)
主人公
さだまさし楽曲
収録アルバム私花集
リリース1978年3月25日
規格LPレコード盤
ジャンルニューミュージック
レーベルフリーフライトレコード
作詞者さだまさし
作曲者さだまさし
プロデュースさだまさし/渡辺俊幸
その他収録アルバム
帰郷
田尾安志/峠恵子

主人公」(しゅじんこう)は、さだまさしの楽曲である。自身のアルバムに収録されたうちの1曲だったが、後にセルフカバーし、自身初のCDシングルのひとつとしても発表した。

概要

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1978年発表のアルバム『私花集』の終曲。さだまさしの代表曲の一つであり、デビュー40周年を記念し、500曲を超える楽曲の中からファン投票を行った際にも人気投票で1位を獲得[1]。さだまさしファンによるほとんどすべての人気投票やアンケートでも1位となっている[2]

1993年の第44回NHK紅白歌合戦でも歌唱した。

8cmCDシングル盤

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「主人公/まほろば」
さだまさしシングル
初出アルバム『帰郷
B面 まほろば
リリース
規格 8cmCDシングル盤
ジャンル ニューミュージック
レーベル フリーフライトレコード
作詞・作曲 さだまさし
さだまさし シングル 年表
風に立つライオン
(CDシングル盤)
(1988年)
主人公/まほろば
(1988年)
時代はずれ
1988年
テンプレートを表示

1988年3月25日に、さだまさし自身初のCDシングルとして二つのシングルが発売された。収録されたのは、前年(1987年)に発表の前シングル曲である「風に立つライオン」とアルバム『うつろひ』から「黄昏迄」のカップリング、そしてアルバム『帰郷』でセルフカバーした「主人公」とアルバム『夢供養』から「まほろば」のカップリングによる計4曲。

収録曲

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この時期に発表したさだの作品はすべて作詞ではなく「作詩」とクレジットされている。

全作詞・作曲: さだまさし、全編曲: 渡辺俊幸
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.主人公さだまさしさだまさし
2.まほろばさだまさしさだまさし
合計時間:

カバー

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田尾安志

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「主人公」
田尾安志シングル
初出アルバム『えっ!あの人がこんな歌を…。(CSCL-1476)』
B面 父の手紙ときよしこの夜
リリース
規格 7インチシングル盤
ジャンル ニューミュージック
レーベル CBS・ソニー
作詞・作曲 さだまさし
田尾安志 シングル 年表
-主人公
1983年
-
テンプレートを表示

1983年には当時中日ドラゴンズの外野手だった田尾安志がカバーし、シングルとして発売した。田尾盤は3万枚以上を売り上げ、この曲の印税ナゴヤ球場の20席分を購入し、恵まれない子供たちを招待した[3]。B面の「父の手紙ときよしこの夜」には、さだまさしもコーラスで参加している。

収録曲(田尾盤)

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田尾盤では作詞ではなく「作詩」とクレジットされている。

#タイトル作詞・作曲編曲詩・朗読
1.主人公さだまさし渡辺俊幸 
2.父の手紙ときよしこの夜  高木恭造

その他のカバー

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  • R40(アルバム『君が眠ったあとに』、2009年)
  • 井筒香奈江(アルバム『時のまにまにIV 時代』、2014年)
  • 折坂悠太(アルバム『みんなのさだ』、2023年)
  • 木山裕策(アルバム『ラヴ&メモリーズ』、2020年)
  • 佐藤勢津子(アルバム『今日涙して 明日笑おうぞ』、2007年)
  • 瀬戸内美八(アルバム『麗人 REIJIN -Season 2』、2015年)
  • 雪村いづみ(アルバム『Nothing But the Truth〜さだまさしを唄う〜』、1997年)

また、峠恵子もインターネット配信向けにカバーしており、BS朝日の『鉄道・絶景の旅』オープニングテーマともなっている。

脚注・出典

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  1. ^ 『さだまさし国民投票』結果とメッセージ・エピソード”. U-CAN. 2023年7月7日閲覧。
  2. ^ 女性セブン2018年3月8日号記事、及び、『SONGS2017年11月30日放送内でのさだ本人の同曲エピソード発言より
  3. ^ 「Who's Who すくらんぶる」『週刊文春』1984年4月26日号、61頁。