吉成直樹
吉成 直樹（よしなり なおき、1955年 - ）は、日本の地理学者、民俗学者、元法政大学沖縄文化研究所教授。
秋田県生まれ。秋田大学医学部中退後、1980年東京大学理学部地学科卒、82年同大学院理学系研究科地理学科博士課程中退、95年「琉球列島文化の多元的構成に関する文化地理学的研究」で理学博士。 1982年高知大学人文学部助手、84年講師、86年助教授、96年教授、1998年法政大学沖縄文化研究所教授[1]。
著書
[編集]- 『マレビトの文化史 琉球列島文化多元構成論』第一書房 1995
- 『俗信のコスモロジー』白水社 1996
- 『琉球民俗の底流 古歌謡は何を語るか』古今書院 2003
- 『酒とシャーマン 『おもろさうし』を読む』新典社新書 2008
- 『琉球の成立 移住と交易の歴史』南方新社 2011
- 『琉球王権と太陽の王』七月社 2018
- 『琉球王国は誰がつくったのか』七月社 2020
共著編・監修
[編集]- 『琉球王国と倭寇 おもろの語る歴史』福寛美共著 森話社 叢書・文化学の越境 2006
- 『琉球王国誕生 奄美諸島史から』福寛美共著 森話社 叢書・文化学の越境 2007
- 『声とかたちのアイヌ・琉球史』編 森話社 叢書・文化学の越境 2007
- 『琉球弧・重なりあう歴史認識』編 森話社 2007
- 『沖縄文化はどこから来たか グスク時代という画期』高梨修・阿部美菜子・中本謙共著 森話社 叢書・文化学の越境 2009
- 『古代末期・日本の境界 城久遺跡群と石江遺跡』ヨーゼフ・クライナー・小口雅史共編 森話社 2010
- 『琉球王国がわかる!』監修 成美堂出版 2013
- 『琉球史を問い直す 古琉球時代論』高梨修・池田榮史共著 森話社 叢書・文化学の越境 2015
