吉田善行
基本情報 | |
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本名 | 吉田 善行 |
通称 | ゼンコー(善行) |
国籍 | 日本 |
生年月日 | 1974年5月10日(50歳) |
出身地 | 千葉県柏市 |
所属 |
東京イエローマンズ →チーム・カラン →HALEO TOP TEAM |
身長 | 180cm |
体重 | 70kg |
リーチ | 178cm |
階級 |
ウェルター級 →ライト級 |
バックボーン | 柔道 (黒帯四段) |
吉田 善行(よしだ よしゆき、1974年5月10日 - )は、日本の男性総合格闘家。千葉県柏市出身。RIGHT THING ACADEMY主宰。元CAGE FORCEウェルター級王者。
来歴
[編集]実家の柔道場で4歳から柔道を始める。講道学舎・世田谷学園高校の柔道部に所属し、瀧本誠、小斎武志、大山峻護らと同期であった。
アマチュア修斗で活躍し、2005年2月6日、修斗ミドル級(-76kg)新人王決定トーナメントの準決勝でプロデビュー。山崎昭博に判定勝ち。
2005年12月17日、修斗ミドル級新人王トーナメントの決勝で中村K太郎と対戦。2R途中、偶然のバッティングで右まぶたをカットし、レフェリーストップ。0-2のテクニカル判定負けとなり、準優勝となった。
2006年9月9日、ケージマッチ初出場となったD.O.G IVでホセイン・オジャギと対戦。腕ひしぎ十字固めで一本勝ち。
2007年3月17日、CAGE FORCE 02で行われたウェルター級王座決定トーナメント1回戦で井上克也と対戦。クリンチからの右アッパー連打でKO勝ち。
2007年5月27日、CAGE FORCE EX -eastern bound-で行われたウェルター級王座決定トーナメント準々決勝でマット・ケインと対戦。パウンドでTKO勝ち。
2007年9月8日、CAGE FORCE 04で行われたウェルター級王座決定トーナメント準決勝で菊地昭と対戦。グラウンドでの肘打ち連打によりTKO勝ち。
2007年12月1日、CAGE FORCE 05で行われたウェルター級王座決定トーナメント決勝でダン・ハーディーと対戦。金的攻撃を受け試合続行不可能となり、反則勝ちを収め王座獲得に成功した。
2008年1月16日、UFC参戦のためズッファと4試合の契約を締結したことを明かし、会見の場でCAGE FORCEウェルター級王座を返上した[1]。
UFC
[編集]2008年5月24日、UFCデビュー戦となったUFC 84でジョン・コッペンヘイヴァーと対戦し、1ラウンド開始56秒でスピニングチョークによる一本勝ちを収めた[2]。
2008年9月6日、UFC 88でカロ・パリジャンと対戦予定であったが、パリジャンの背中負傷による欠場で試合が大会前日に消滅した[3][4]。
2008年12月10日、UFC 2戦目となるUFC: Fight for the Troopsのメインイベントでジョシュ・コスチェックと対戦し、右フックで1RKO負けを喫した[5]。
2009年5月23日、UFC 98でブランドン・ウルフと対戦し、フロントチョークで一本勝ち[6]。岡見勇信に続き、2006年以降のUFCで複数勝利を挙げた二人目の日本人となった。
2009年9月26日、アブダビコンバット2009・77kg未満級に主催者推薦として出場。1回戦でレオナルド・サントスと対戦し、ポイント負け[7]。
2009年10月24日、UFC 104でアンソニー・ジョンソンと対戦し、開始41秒パンチラッシュでTKO負け[8]。この試合は当初ウェルター級契約であったが、ジョンソンが6ポンドの体重超過となり、吉田の合意により176ポンドのキャッチウェイトバウトとなった[9]。
2010年5月8日、UFC 113でマイク・ガイモンと対戦し、0-3の判定負けを喫した。
2010年9月30日、Bellator初出場となったBellator 31でクリス・ロザーノと対戦し、2R終了時点でTKO負けとなった[10]。
2011年9月3日、ONE FCの旗揚げ興行であるONE FC: Champion vs. Championでフィル・バローニと対戦し、3R判定勝ちを収めた[11]。
2012年4月28日、アメリカ合衆国ミネソタ州で開催されたCFX 33でジェレミー・ハミルトンにチョークスリーパーで一本勝ち。
DEEP
[編集]2013年11月24日、DEEPに初出場となったDEEP CAGE IMPACT 2013でパーキーと対戦し、チョークスリーパーで2R一本勝ち。
2014年12月31日、DEEP DREAM IMPACT 2014 〜大晦日SPECIAL〜のDEEPライト級タイトルマッチで王者の北岡悟に挑戦し、0-5の判定負けを喫し王座獲得に失敗した。
2015年4月29日、DEEP OSAKA IMPACT 2015で下石康太と対戦し、3R判定負け
2015年10月17日、DEEP 73 IMPACTで江藤公洋と対戦し、パウンドで3RKO勝利を収めた。
戦績
[編集]総合格闘技
[編集]総合格闘技 戦績 | ||||||
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27 試合 | (T)KO | 一本 | 判定 | その他 | 引き分け | 無効試合 |
18 勝 | 8 | 6 | 3 | 1 | 0 | 0 |
9 敗 | 3 | 0 | 6 | 0 |
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
× | 片平なぎさ吉幸 | 5分3R終了 判定1-2 | DEEP CAGE IMPACT DEEP VS WSOF-GC | 2016年12月17日 |
○ | 江藤公洋 | 3R 2:19 TKO(パウンド) | DEEP 73 IMPACT | 2015年10月17日 |
× | 下石康太 | 5分3R終了 判定0-3 | DEEP OSAKA IMPACT 2015 | 2015年4月29日 |
× | 北岡悟 | 5分3R終了 判定0-5 | DEEP DREAM IMPACT 2014 〜大晦日SPECIAL〜 【DEEPライト級タイトルマッチ】 |
2014年12月31日 |
○ | 岩瀬茂俊 | 5分3R終了 判定3-0 | DEEP 65 IMPACT | 2014年3月22日 |
○ | パーキー | 2R 4:46 チョークスリーパー | DEEP CAGE IMPACT 2013 in TDC HALL | 2013年11月24日 |
○ | ニコ・プハッカ | 3R ギロチンチョーク | Fight Festival 32 | 2012年10月13日 |
○ | ジェレミー・ハミルトン | 2R 3:37 チョークスリーパー | CFX 33: Minnesota vs. Japan | 2012年4月28日 |
○ | フィル・バローニ | 5分3R終了 判定3-0 | ONE FC 1: Champion vs. Champion | 2011年9月3日 |
○ | フェリッド・ケダー | 1R 3:44 TKO(パンチ連打) | Fighting Marcou Arena 2 | 2011年7月17日 |
× | クリス・ロザーノ | 2R終了時 TKO(コーナーストップ) | Bellator 31 | 2010年9月30日 |
× | マイク・ガイモン | 5分3R終了 判定0-3 | UFC 113: Machida vs. Shogun 2 | 2010年5月8日 |
× | アンソニー・ジョンソン | 1R 0:41 TKO(スタンドパンチ連打) | UFC 104: Machida vs. Shogun | 2009年10月24日 |
○ | ブランドン・ウルフ | 1R 2:24 フロントチョーク | UFC 98: Evans vs. Machida | 2009年5月23日 |
× | ジョシュ・コスチェック | 1R 2:15 KO(右フック) | UFC: Fight for the Troops | 2008年12月10日 |
○ | ジョン・コッペンヘイヴァー | 1R 0:56 スピニングチョーク | UFC 84: Ill Will | 2008年5月24日 |
○ | ダン・ハーディー | 2R 0:04 反則(ローブロー) | CAGE FORCE 05 【ウェルター級王座決定トーナメント 決勝】 |
2007年12月1日 |
○ | 菊地昭 | 1R 4:33 TKO(グラウンドの肘打ち) | CAGE FORCE 04 【ウェルター級王座決定トーナメント 準決勝】 |
2007年9月8日 |
○ | マット・ケイン | 1R 2:59 TKO(パウンド) | CAGE FORCE EX -eastern bound- 【ウェルター級王座決定トーナメント 準々決勝】 |
2007年5月27日 |
○ | 井上克也 | 1R 1:45 KO(スタンドパンチ連打) | CAGE FORCE 02 【ウェルター級王座決定トーナメント 1回戦】 |
2007年3月17日 |
○ | 橋本朝人 | 1R 0:35 TKO(右肘の負傷) | CAGE FORCE 01 | 2006年11月25日 |
○ | ホセイン・オジャギ | 2R 3:36 腕ひしぎ十字固め | D.O.G VII | 2006年9月9日 |
○ | サッポ | 1R終了時 TKO(タオル投入) | 心 〜Kill or be Killed〜 | 2006年8月15日 |
○ | ミンダウガス・スミルノヴァス | 1R 4:00 TKO(バックマウントパンチ) | 修斗 | 2006年3月24日 |
× | 中村K太郎 | 2R 4:06 テクニカル判定0-2 | 修斗 【新人王決定トーナメント ミドル級 決勝】 |
2005年12月17日 |
× | 新美吉太郎 | 5分2R終了 判定0-2 | 修斗 下北沢修斗劇場 第12弾 〜Shooter's Summer〜 | 2005年7月14日 |
○ | 山崎昭博 | 5分2R終了 判定3-0 | 修斗 下北沢修斗劇場 第10弾 〜本物は誰だ!〜 【新人王決定トーナメント ミドル級 準決勝】 |
2005年2月6日 |
グラップリング
[編集]勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
× | レオナルド・サントス | ポイント | ADCC 2009 【77kg未満級 1回戦】 |
2009年9月26日 |
獲得タイトル
[編集]- 第4回東日本アマチュア修斗選手権 ミドル級 優勝(2004年)
- 初代CAGE FORCEウェルター級王座(2007年)
脚注
[編集]- ^ 【ケージフォース】初代王者・吉田善行のUFC参戦が決定! 4試合契約 格闘技ウェブマガジンGBR 2008年1月16日
- ^ UFCデビュー戦劇勝!吉田善行、試合後インタビュー MMAPLANET 2008年5月25日
- ^ 【UFC88】吉田×パリシャン戦が土壇場で消滅 MMAPLANET 2008年9月6日
- ^ 【UFC88】試合がなくなった吉田 「逃げた奴に興味ない」 MMAPLANET 2008年9月6日
- ^ 【UFN16】吉田、コスチェックに無念の完敗 MMAPLANET 2008年12月11日
- ^ 【UFC98】吉田、UFC仕切りなおしの一本勝ち MMAPLANET 2009年5月24日
- ^ 【ADCC】 日本惨敗!準決勝に勝ち残ったのは2名のみ!ADCC初日レポ 格闘王国 2009年9月27日
- ^ 【UFC104】体重超過のジョンソン相手に、吉田は完敗 MMAPLANET 2009年10月25日
- ^ 【UFC104】公開計量終了、LAのファンはリョートに大声援 MMAPLANET 2009年10月24日
- ^ 【BFC31】9/30 ベラトールFCで吉田● 藤井○と明暗分ける MMAPLANET 2010年10月3日
- ^ 【OFC】吉田善行、やるべきことをやり切りバローニ倒す MMAPLANET 2011年9月4日
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]前王者 王座新設 |
初代CAGE FORCEウェルター級王者 2007年12月1日 - 2008年1月16日(返上) |
次王者 N/A |