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名古屋経済大学短期大学部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
名古屋経済大学短期大学部
大学設置 1965年
創立 1907年
廃止 2018年
学校種別 私立
設置者 学校法人市邨学園
本部所在地 愛知県犬山市内久保61-1
学部 キャリアデザイン学科
保育学科
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名古屋経済大学短期大学部(なごやけいざいだいがくたんきだいがくぶ、英語: Nagoya Keizai University Junior College)は、愛知県犬山市内久保61-1に本部を置いていた日本私立大学である。1965年に設置され、2018年に廃止された。大学の略称は名経短。

概観

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大学全体

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  • 名古屋経済大学短期大学部は、愛知県犬山市内にある日本私立短期大学。学校法人市邨学園により1965年に市邨学園短期大学として設置された。元々は女子のみを対象とした教育が行われてきたが、学名変更と共に共学となった。学科は最大で4学科(3学科と1学科2専攻)を擁していたが、再編により2学科に規模縮小された。2018年9月26日に廃止認可された[1]

建学の精神(校訓・理念・学是)

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  • 名古屋経済大学短期大学部における建学の精神は「一に人物、二に伎倆」であった。

教育および研究

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  • 名古屋経済大学短期大学部における教育
    • キャリアデザイン学科:「ビジネスマネジメント」・「ビジネス実務」などの科目があるビジネス、「情報」・「ウェブデザイン」などの科目があるメディア情報、「ファッションプランニング」や「食の環境」などの科目がある生活環境、「医療事務」や「心理学」などの科目がある心理・福祉、「実用英語」や「観光・文化」などの科目がある国際コミュニケーションの各フィールドがあり、学生自らの将来の進路や目的に合わせたカリキュラムを作成できるところに特長があった。
    • 保育科:保育のエキスパートを育てる学科で、「児童文学」・「教育心理学」・「発達心理学」などの理論科目のほか、市邨学園幼稚園での教育実習も行われていた。

学風および特色

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  • 名古屋経済大学短期大学部は、名古屋女子商業学校が起源となっていることから、ビジネス教育に力を入れていた。

歴史・沿革

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  • 1907年 名古屋女子商業学校を創設する。
  • 1923年 名古屋第二女子商業学校を併設。
  • 1945年 財団法人市邨学園が発足。
  • 1951年 学校法人に組織変更。
  • 1965年 市邨学園短期大学(いちむらがくえんたんきだいがく 英称:Ichimura Gakuen College)として開学。
    • 家政科[2]
    • 商経科[3] 2005年にキャリアデザイン学科に改組。
  • 1967年 保育科を増設[4]
    • 家政科を専攻分離する。
      • 家政専攻
      • 食物専攻
  • 1970年11月24日 名古屋鉄道の電車が小牧駅-楽田駅間でショベルカーと衝突、脱線。乗車していた通学途中の生徒50人が重軽傷を負う[5]
  • 1988年 英語科を増設[6]
  • 1990年 学科及び専攻名を変更。
    • 家政科→生活文化学科
      • 家政専攻→生活文化専攻
      • 食物専攻→食物栄養専攻
  • 2002年 名古屋経済大学短期大学部と改称。共学となる。英語科を現代コミュニケーション学科に改組。
  • 2005年 生活文化学科・商経科・英語科を統合してキャリアデザイン学科を設ける。
  • 2016年 学生受け入れを最終とする。
  • 2018年 廃止認可された。

基礎データ

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所在地

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  • 本部キャンパス(愛知県犬山市内久保61-1)

交通アクセス

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教育および研究

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組織

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学科

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  • キャリアデザイン学科
  • 保育科
学科の変遷
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  • 家政科→生活文化学科
    • 家政専攻→生活文化専攻:募集は2004年度まで
    • 食物専攻→食物栄養専攻:募集は2004年度まで。翌年度より、名古屋経済大学へ譲渡。
  • 商経科:募集は2004年度まで
  • 保育科→保育学科
  • 英語科:募集は2004年度まで
取得資格について
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附属機関

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  • 学術研究センター

研究[7]

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  • 経済・経営研究会
  • 自然科学研究会
  • 法学会
  • 地域社会研究会
  • 社会科学研究会
  • 比較文化研究会
  • 人文科学研究会
  • 幼児教育研究会

教育

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  • 現代的教育ニーズ取組支援プログラム
    • 「各種メディアを活用した社会人基礎力の育成」において2007年度に採択されていた。

学生生活

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部活動・クラブ活動・サークル活動

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学園祭

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  • 名古屋経済大学短期大学部の学園祭は「名経祭」と呼ばれ毎年、概ね10月に行われていた。市邨学園短期大学だった時分は、「双六祭」と称していた。

スポーツ

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  • 市邨学園短期大学だった時分、バドミントン部が地区大会や県大会に出場していた。

大学関係者と組織

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大学関係者一覧

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施設

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キャンパス

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  • かつては、市邨学園短期大学として短大独自のキャンパスをもっていたが、学名変更後はほとんど全てが名古屋経済大学と共同使用されていた。詳細は→名古屋経済大学:キャンパスマップを参照

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  • 名古屋経済大学短期大学部には「呉竹寮」と称した女子学生寮があった。

対外関係

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系列校

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卒業後の進路について

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就職について

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編入学・進学実績

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附属学校

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  • かつては、市邨学園短期大学附属幼稚園(現在、名古屋経済大学附属市邨幼稚園)をもっていた。

脚注

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  1. ^ 平成30年度廃止大学等一覧 (PDF) - 文部科学省、2021年2月14日閲覧。
  2. ^ 在学者数は186となっている。
  3. ^ 在学者数は132となっている。
  4. ^ 当初の在学者数は145となっている。
  5. ^ 名鉄電車が衝突、脱線 ショベルカーが接触 乗客ら51人重軽傷『朝日新聞』1970年(昭和45年)11月24日夕刊 3版 9面
  6. ^ 在学者数は164となっている。
  7. ^ 過去にあった組織も含む

参考文献

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関連項目

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