コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

名護市民の歌

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 都道府県 > 沖縄県 > 名護市 > 名護市民の歌
名護市民の歌

市民歌の対象
名護市

作詞 本田秀雄
名護市民の歌選定委員会(補作)
作曲 城間繁
採用時期 1973年8月1日[1]
言語 日本語
テンプレートを表示

名護市民の歌」(なごしみんのうた)は、沖縄県名護市が制定した市民歌である。作詞・本田秀雄、補作・名護市民の歌選定委員会、作曲・城間繁

解説

[編集]
「名護市民の歌」
東京混声合唱団 / 城間繁シングル
A面 名護市民の歌(合唱)
B面 名護市民の歌(独唱)
リリース
規格 シングル盤
ジャンル 市民歌
レーベル ビクターレコード(PRA-10061)
作詞・作曲 作詞:本田秀雄
補作:名護市民の歌選定委員会
作曲:城間繁
編曲:寺岡真三
テンプレートを表示
映像外部リンク
名護市民の歌 健康体操(名護城Version) - YouTube(名護市役所【公式チャンネル】)

アメリカ合衆国(米国)統治下国頭郡名護町においては、町民歌は制定されていなかった[2]。米国統治末期の1970年(昭和45年)に名護町他4村の新設合併で成立した名護市は本土復帰の翌1973年(昭和48年)に市制3周年を記念して市歌を制定することになり[注 1]琉球大学教授で声楽家の城間繁に作曲を依頼したとみられるが、名護市役所では「作詞者・作曲者の選定経過についての詳細は不明」としている[1]

制定時にビクターレコード(のちJVCケンウッド・ビクターエンタテインメント)がA面東京混声合唱団による斉唱、B面に作曲者の城間自身による独唱を収録したシングル盤規格品番:PRA-10061)を製造した。

名護市役所では市民歌の演奏機会について「市制施行記念式典や市民音楽祭で歌われている」とする[1]。2020年(令和2年)5月には、市のYouTube公式チャンネルで「名護市民の歌 健康体操」の動画が公開された。

参考文献

[編集]
  • 『沖縄市町村要覧 1968年版』(沖縄市町村会、1969年) NCID BA66949639
  • 中山裕一郎 監修『全国 都道府県の歌・市の歌』(東京堂出版、2012年) ISBN 978-4-490-20803-0

脚注

[編集]
  1. ^ 名護町と合併した国頭郡の4村(羽地村久志村屋部村屋我地村)では、久志村のみ村歌を制定していた。市町村要覧(1969), p339に村歌の歌詞が掲載されているが楽譜は無く、制定時期や作詞・作曲者は不詳。

出典

[編集]
  1. ^ a b c 中山(2012), p430
  2. ^ 市町村要覧(1969), p339

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]