味の大王
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種類 | 特例有限会社 |
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本社所在地 |
日本 〒059-1365 北海道苫小牧市字植苗138-8 |
設立 | 1967年 |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 9430002057912 |
事業内容 | ラーメン専門店「味の大王 総本店」・FC店の経営 |
代表者 | 代表取締役 高橋浩一 |
外部リンク | http://curryramen.com/ |
味の大王 室蘭本店 | |
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒051-0011 北海道室蘭市中央町2丁目9-3 |
設立 | 1972年 |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 5430001057842 |
事業内容 | ラーメン専門店「味の大王 室蘭本店」の経営 |
代表者 | 代表取締役 小柳富資 |
資本金 | 300万円 |
味の大王(あじのだいおう)は、北海道に本拠を置くラーメンチェーン店。苫小牧市と室蘭市にそれぞれ本拠を置く2つのチェーン系列がある。カレーラーメン・とまこまいカレーラーメン・室蘭カレーラーメン発祥のラーメン店と言われている。
概要
[編集]北海道におけるカレーラーメンの発祥店は、苫小牧市に本拠を構える「味の大王 総本店」である[1] 。また、店舗によってメニューは異なるがカレーラーメンはどの店でも味わえる。現在、総本店が運営するチェーン店と「味の大王 室蘭本店」を派生とするチェーン店(以下、「室蘭系列」と表記する)がある。両者の区別は店名(「味の」「大王」の間)に○の中に王の印が入ると総本店の系列である。ちなみに、両者の資本的つながりはない。室蘭本店の創業者小柳弘を派生とする室蘭系列は、岩見沢駅前で食した「味の大王」のラーメンがきっかけで弟子入りし修行した経緯が始まりである[2]。
沿革
[編集]- 総本店系列[1]
- 室蘭系列[1]
-
- 1971年、創業者である小柳弘が岩見沢駅前の「味の大王」で食したラーメンをきっかけに弟子入りし、修行。
- 1972年、室蘭市輪西町にてラーメン専門店「味の大王」を創業。
- 1973年、中央町への出店後に本店機能を移し、「味の大王 室蘭本店」に屋号を変更。
店舗
[編集]- 総本店系列[1]
- 岩見沢
- 1967年、開店。1971年、閉店。
- 錦町店
- 1971年、苫小牧錦町1丁目5-12に開店。現在、閉店。
- 総本店
- 大町店
- 白老町大町に開店。FC店。
- 登別温泉店
- 味道園(味の大王ラーメン)
- 平取町振内町26-26に開店。FC店。
- egao店(旧称:サンプラザ店)
- 苫小牧市表町6-2-1 egaoビル7Fに開店。2014年8月31日同ビル閉鎖に伴い閉店。
- 札幌店(札幌ら〜めん共和国内)
- 2007年10月4日から2008年9月28日まで出店。
- 先駆(せんく)(旧称:札幌屯田店)
- 2008年10月3日、札幌市北区屯田に開店。2010年10月23日、屋号を「先駆(せんく)」に変更し、店舗を全面的に改装。2015年3月27日、閉店。
- ラーメン大王 新札幌店
- 2008年10月、札幌市厚別区厚別中央1条7丁目2-43に開店。FC店。
- 生粋(キッスイ)
- 2010年5月21日、苫小牧市春日町3丁目16-19に開店。
- GYOZA BAR 鐵(クロガネ)
- 代表の高橋浩一がプロデュースをした店舗。餃子・ラーメンが食られるバー。2014年6月28日、苫小牧市大町2丁目1-17 キリンビル1Fに開店。
- 知新(ちあら)
- 2015年6月、苫小牧市澄川町4丁目14-17に開店。
- 室蘭系列[1]
- 輪西店
- 1971年9月、室蘭市輪西町1丁目18-2に開店。岩見沢よりのれん分けした店舗であり、室蘭系の創業の地でもある。現在は閉店している
- 室蘭本店
- 1972年、輪西町より本店機能を移設し、室蘭市中央町2丁目9-3に開店。現在の室蘭カレーラーメンの火付け役となった店舗。代表は小柳富資。
- なかじま店
- 1981年4月、室蘭本店よりのれん分け(創業者の親族経営)し、室蘭市中島町1丁目8-8に創業。店前の道路拡張工事により2006年4月16日に閉店。2006年8月2日、室蘭市中島町1丁目8-11に再開店。
- 東室蘭西口店
- 室蘭市中島町3丁目25-9に開店。
- 市役所前店
- 室蘭市中央町3丁目6-7に開店。
- 美唄店
- 2005年、美唄市茶志内町本町5(南茶志内神社横)に開店。創業者の小柳弘が運営。
- 幌別店
- 登別市中央町2丁目3に開店。
広報活動
[編集]道内における人気店ということもあり、様々なタイアップ製品が開発されている。また、苫小牧市・室蘭市共に町おこしにカレーラーメンを扱い其々「とまこまいカレーラーメン振興局」[4]「室蘭カレーラーメンの会」[5]として活動している。
→総本店系列の広報活動の詳細についてはとまこまいカレーラーメンを、室蘭系列の広報活動の詳細については、室蘭カレーラーメンを参照
タイアップ商品
[編集]- 総本店系列
- 2001年、店内での販売目的であるお土産用のラーメン。「北海道の味 元祖カレーラーメン」(2食入、6食入・レトルト食品)が店頭販売を開始。
- 2006年10月20日、「北海道苫小牧 味の大王監修 元祖カレーラーメン」(レンジアップ麺)がセブンイレブンより発売(2009年7月27日再発売、9月4日全国発売)[6]。
- 2008年1月、「味の大王店主監修 元祖カレーラーメン」(化粧箱2食入・スープ付きチルド麺)が菊水より発売。
- 2010年、「味の大王 総本店 元祖カレーラーメン」(カップ麺)がセブンイレブンより発売(製造元:明星食品)。
- 2012年8月18日、「味の大王店主監修 元祖カレーラーメン」が菊水より全国へ先行発売し、10月1日より道内で販売開始[7]。
- 2013年2月11日、「つけめん職人 味の大王カレーつけ麺」(スープ付きチルド麺)が菊水より全国へ先行発売し、3月より道内で販売開始。
- 2015年4月1日、「寒干し 味の大王 元祖カレーラーメン」(インスタントラーメン)が菊水より全国発売[8]。
- 2021年6月14日、「全国ラーメン店マップ 苫小牧編 味の大王 元祖カレーラーメン」(カップ麺)がエースコックより発売。
- 室蘭系列
- 2007年6月、「室蘭カレーラーメンの会 会長が作った室蘭カレーラーメン」(カップ麺)がサークルKサンクスより発売(製造元:十勝新津製麺)[9]。
- 2010年3月1日、「わが家の麺自慢 室蘭カレーラーメン」(冷凍食品)がニッスイより発売[9]。
- 2011年2月14日、「日清 北海道のラーメン屋さん 室蘭カレーラーメン」5食パック(インスタントラーメン)が日清食品より発売[10]。
- 2011年2月22日、「味の大王 室蘭本店 店主監修のレンジカレーラーメン」(レンジアップ麺)がローソンより発売(2012年2月7日再発売)[11]。
- 2011年3月14日、「日清 北の太麺堂々 室蘭カレーラーメン」(カップ麺)が日清食品より発売[10]。
- 2012年12月25日、「室蘭カレーラーメンの会監修 カレー焼きそばおにぎり」(おにぎり)がサークルKサンクスより発売[12]。
- 2013年3月1日、「室蘭カレーラーメンの会監修 ラブラブサンド 室蘭カレーラーメン」(パン)が日糧製パンより発売[13]。
関連人物
[編集]脚注・出典
[編集]- ^ a b c d e f 北海道新聞2015年2月20日
- ^ 北海道新聞(2015年2月20日、北海道新聞社)
- ^ “「朝ラー」静かな人気 セットメニューも提供-味の大王総本店”. 苫小牧民報 (2018年12月8日). 2018年12月23日閲覧。
- ^ “とまこまいカレーラーメン、ホッキカレー、Wカレーで苫小牧を盛り上げよう|祝100年フード認定!”. とまこまいカレーラーメン振興局. 2024年6月1日閲覧。
- ^ 室蘭カレーラーメンの会 公式サイト
- ^ “セブン-イレブン全店にて「北海道まつり」を実施”. 株式会社セブンイレブンジャパン (2009年8月25日). 2017年1月15日閲覧。
- ^ “北海道有名ラーメンの味”. 株式会社菊水 (2012年7月17日). 2017年1月15日閲覧。
- ^ “商品案内:寒干しラーメン”. 株式会社菊水. 2017年1月15日閲覧。
- ^ a b “室蘭名物カレーラーメン、大手メーカが続々商品化”. 室蘭日報 (2010年4月14日). 2017年1月15日閲覧。
- ^ a b “「室蘭カレーラーメン」 2品 (2月14日、3月14日北海道限定発売)”. 日清食品. 日清食品ホールディングス (2011年1月31日). 2017年1月15日閲覧。
- ^ “【北海道】道内人気ラーメン店監修メニュー発売”. ローソンニュース. ローソングループ (2011年2月7日). 2017年1月15日閲覧。
- ^ “室蘭のカレー焼きそばおにぎりなど「サンクス」で販売”. 室蘭民報 (2012年12月25日). 2017年1月15日閲覧。
- ^ “日糧製パンがラブラブサンド「室蘭カレーラーメン」発売”. 47ニュース. 室蘭民報 (2013年3月1日). 2017年1月15日閲覧。
- ^ 味の大王 なかじま店 ファンとカレーラーメン
- ^ 財界さっぽろ2014年4月号(財界さっぽろ社)